カップ酒を飲み比べーその13 「ずZOOっと旭山) から続きます
今月、群馬県に出かけた時に、JAスーパーで見つけた群馬県のカップ酒を2つ買ってきました。
それを飲んでみたので、リポートします。
左)本醸造 「榛名山」 180ml 牧野酒造(群馬県高崎市倉渕町)
右)本醸造 「船尾瀧」 180ml 柴崎酒造(群馬県北群馬郡吉岡町)
どちらもアルミのキャップのみで、プラカバーはありません。
「榛名山」は 精米歩合65%、酸度1.3、アルコール度数15度。
牧野酒造は元禄三年(1690年)創業で、現在17代目。
住所は高崎市ですが、倉渕町は榛名山の西側に位置する町で、榛名山がよく見えそうです。
今月出かけた際に撮影した榛名山(2023.11)
「船尾瀧」は 精米歩合70%、アルコール度数15度。
柴崎酒造の創業は1915年ですが、江戸時代から続く造り酒屋の技を受け継いでいるとのこと。
伊香保の東に位置する吉岡町の蔵元で、購入したのも吉岡町のJAスーパーでしたので、まさに地元でしたね。
まずはワインセラーから出した冷たい状態(13℃)で飲んでみました。
半分残し、翌日にカップを鍋で湯煎して燗付けして飲んでみました。
冷たい状態では、
「榛名山」の方が甘みとコクがあり、「船尾瀧」の方はさらりと淡麗な味わいだと感じました。
お燗すると、
「榛名山」はより甘みとコクが強くなり、まろやかな味わいです。
「船尾瀧」も甘みとまろみが出てきました。
個人的な好みでは、「船尾瀧」はお燗した方が飲みごたえが出るので好きです。
「榛名山」はどの温度帯でもまろやかさがあり、そのまま飲むことが多いカップ酒としては、安定して楽しめると思います。
温度を変えて楽しむなら、「船尾瀧」の方が変化が大きいので面白いかもしれません。
今回は2本しか買ってきませんでしたが、また次に出かける機会があれば、他のも飲んでみたいですね