ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

ドイツのグリューワイン&フルーツワイン@バイエルン州

2023-11-08 23:58:58 | ワイン&酒

ドイツ・バイエルン州のワイン&美味  から続きます

 

バイエルン州でのプレゼンテーションでは、

果物の生産がさかんなドイツらしい「フルーツワイン」の紹介もありました。

 

1923年創業の「バイエルン・バルト社」から。

 

Bayernwald

 

1923年創業って、ちょうど100年前!

いま5代目で、フルーツワイン、フルーツピューレやフルーツ半製品、グリューワインを生産している企業です。

彼らは環境に配慮しながら、提供する製品の幅広さ、高品質な原材料と製品に誇りを持っている、と言います。

 

ヒツコップ・グリューワイン・クラシック

 

1923年から発売している「グリューワイン・クラシック」は、フルーツワインをベースに、さまざまなフルーツフレーバーのラインナップがあるホットドリンクです。

並んでいるボトルは常温ですが、ボトルを湯煎して温めたものを試飲しました。

 

グリューワインドイツのクリスマスマーケットでおなじみのもの。

ワインにフルーツとスパイスを加えたアツアツのグリューワインは、寒いクリスマスマーケット会場で人気です。

私もドイツ各地のクリスマスマーケットであれこれ飲んだ思い出があり、グリューワインを入れてくれるカップも集めました。

 

ドイツから輸入されたグリューワインは、他メーカーのボトル製品で日本で販売されているものを見たことがあります。

が、本場の味が再現できていないんじゃないかしら…と不安になり、これまで買ったことはありませんでした。

 

が!バイエルンバルド社のグリューワインは、ドイツで飲んだ味そのもの?!と思ったほど本格的な味わいでした。

 

 

特に私が気に入ったのは、一番スパイス感が強く、果実感もリッチだったフルーツ複数のミックスタイプ。

さまざまなフルーツが入ることで味わいが複雑になり、フルーツがスパイスを引き立てているように感じました。

病みつきになるフルーツ&スパイス感で、これはぜひ欲しい~

※1リットルサイズボトルでした

 

 

 

グリューワインが温かくして飲むものに対し、冷やして爽やかに楽しめるタイプがこちら「サマーフィー」

ベリーやフルーツを使った軽めのワインです。

 

そのまま食前酒や食後酒に、また、炭酸を加えてもいいかもしれません。

3つのフレーバーの中では、チェリーが一番気に入りました

 

 

グリューワインでもチェリーフレーバーは私の好みでした。

ドイツではチェリー製品はよく見ます。

私はドイツに行くと必ずチェリージャム(粒が残っているタイプ、あればオーガニック)を買ってくるほど好きなフルーツなんです

 

 

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