フランス・ボルドーにワイン生産者団体「ユニオン・デ・グラン・クリュ・ド・ボルドー」(UGCB)があり、毎年生産者が来日して最新ヴィンテージワインの紹介をしています。
コロナで生産者の来日ができなくなりましたが、今年、4年ぶりに生産者(85生産者)が来日しての試飲会が11月20日に都内で開催されました。
人気のある試飲会なので、早々にボトルが全部空いてしまうワインもあり、早い時間に行った方がいいのですが、今回はバックヴィンテージを試飲できる特別試飲会が通常試飲会の後に開催されるため、タイミングを考えて会場に到着。
今回は2020年ヴィンテージです。
すでに空になっている銘柄もありましたが、ざっくりひと通り試飲してきました。
2020年は改めてリポートするとして、今回の目玉はバックヴィンテージ特別試飲です。
抽選で選ばれた人のみが参加できるのですが、幸運にも参加資格をいただきました。
その特別試飲会の中で、UGCBが創立50年を迎えたこと、そして、UGCBの始まりは東京の地だったこと、が紹介されました。
50年前は、ほんの数社のみの試飲会だったそうで、それがだんだんと加盟シャトーが増え、試飲ツアーも全世界を巡る大きなものになりました。
日本の東京がUGCBの始まりだったとは驚きですね!
バックヴィンテージ特別試飲では、新しいヴィンテージワインにはまだ出てこない熟成感、複雑味、うまみを堪能しました。
ボルドーの底力を改めて実感した試飲会でした。