先日、ネットニュースで見て、え?そうだったの?と思ったことがありました。
それは、国産のジンやウオツカなどのスピリッツ、焼酎には、一定以下の着色の度合いにすべし、という「着色度規制」があり、光を一定程度通すものでないと販売できない、というものです。
着色があると、ウイスキーと間違えやすいから、というのが理由で、スピリッツ&焼酎と、ウイスキーでは、酒税の税率が違ったため(ウイスキーの方が酒税が高かった、現在は同率)、というのが根本的な理由なんだそうです。
国産のジンで、抹茶のジンというのがあったと記憶していましたが、それって抹茶色じゃなかったかしら?
気になって調べると、抹茶のジンだけど、色は透明でした。
国産スピリッツの「着色度規制」に従っていたわけですね。
国産はNGでも、輸入品には琥珀色などの色を付けたスピリッツがあるのは、輸入品だからOKということでしたか。
以前に紹介した日本酒の「南部美人」が発売したクラフトジン&ウオツカも透明でした
これまでは国産の色付きスピリッツはNGでしたが、それが変わりそうというのです。
「着色度規制」の廃止を与党税制改正大綱に盛り込み、来年の通常国会で酒税法の関係省令を改正する、というのです。
酒造業界での合意ができたこと、また、色付きのまま輸出できないことが障害になっていたことも、廃止の後押しをしたようです。
上述した抹茶のジンなどは、透明よりも抹茶色をしていた方が、商品としてもわかりやすいですし、海外では喜ばれそうですよね。
私はスピリッツの専門家ではないので、この分野の事情には疎いですが、ニュースで流れて初めて知ったこの情報を共有したくてリポートしました
[参考]
岩手県の「南部美人」がクラフトジン&ウォッカをリリース
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/a4b9735510e6f66603cebda38934fce6
「南部美人 クラフトウォッカ」を水出し緑茶で割ってみる
https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/295ab7ac175a4f1537b8e82840c2f0b5