&GPのギリシャ取材記事の中で、サントリーニ島のユニークなブドウ栽培方法を紹介しました。
世界でここだけ、というその栽培方法をもう少し詳しく見てみましょう。
サントリーニ島のブドウの95%はアシルティコという白ブドウで、背の低いバスケット仕立てで栽培されます。
一見、ふつうの株仕立てのように見えます
枝がグルグルとバスケットのように円形に巻かれていきます
100年以上にもなるバスケット
幹が太い!
ひとつの株で収穫できるのは3房ほどだといいます
大きな株もあちこちに見られました
大きな株の中に水仙が育っていました(笑)
目の前が海というこの畑の土壌は、砂利、砂、小石混じりのザクザクしたもの。
畑に立つと、海からの風が強く、髪の毛がバサバサになります。
しかも、この風が寒かった!
サントリーニ島のワイナリーで栽培コンサルタントを務める Alexandris Christoさん
ブドウ畑に白い石があちこちに置かれていることに気付き、これは何かとアレクサンドリスさんに尋ねると、面白い答えが返ってきました。
通常、ブドウを増やすには苗木を植えますが、サントリーニ島では、provignage(プロヴィナージュ)という方法で増やします。
上のような樹齢を重ねて良い実を付ける優秀な樹をMother tree(母樹)とし、枝の途中を土に埋め、その部分から根が生えるようにしていく方法がプロヴィナージュです。
プロヴィナージュで根を下ろした若木
畑の白い石は次にプロヴィナージュで若木を誘導する場所の目印だそうで、株の間隔を考慮しながら置いているそうです。なるほど!
アレクサンドリスさんの頭の下方向の若木が、このマザーツリーの子供みたいですね。
サントリーニ島は本当に美しい場所でした
Must visit!
※ギリシャワイン取材リポート(総括)は&GPにアップした記事をご覧ください → コチラ
世界でここだけ、というその栽培方法をもう少し詳しく見てみましょう。
サントリーニ島のブドウの95%はアシルティコという白ブドウで、背の低いバスケット仕立てで栽培されます。
一見、ふつうの株仕立てのように見えます
枝がグルグルとバスケットのように円形に巻かれていきます
100年以上にもなるバスケット
幹が太い!
ひとつの株で収穫できるのは3房ほどだといいます
大きな株もあちこちに見られました
大きな株の中に水仙が育っていました(笑)
目の前が海というこの畑の土壌は、砂利、砂、小石混じりのザクザクしたもの。
畑に立つと、海からの風が強く、髪の毛がバサバサになります。
しかも、この風が寒かった!
サントリーニ島のワイナリーで栽培コンサルタントを務める Alexandris Christoさん
ブドウ畑に白い石があちこちに置かれていることに気付き、これは何かとアレクサンドリスさんに尋ねると、面白い答えが返ってきました。
通常、ブドウを増やすには苗木を植えますが、サントリーニ島では、provignage(プロヴィナージュ)という方法で増やします。
上のような樹齢を重ねて良い実を付ける優秀な樹をMother tree(母樹)とし、枝の途中を土に埋め、その部分から根が生えるようにしていく方法がプロヴィナージュです。
プロヴィナージュで根を下ろした若木
畑の白い石は次にプロヴィナージュで若木を誘導する場所の目印だそうで、株の間隔を考慮しながら置いているそうです。なるほど!
アレクサンドリスさんの頭の下方向の若木が、このマザーツリーの子供みたいですね。
サントリーニ島は本当に美しい場所でした
Must visit!
※ギリシャワイン取材リポート(総括)は&GPにアップした記事をご覧ください → コチラ