ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

期待の会津ワインでしたが・・・

2009-03-06 10:00:05 | ワイン&酒
昨年の秋、福島の磐梯熱海温泉に行った時に購入し、飲まずに置いておいた甘口の白ワインを、ひなまつりに作ったのり巻きに合わせようと思って開けたところ・・・・

思いっきり 「ブショネ」 (コルク異臭)でした



マンズ 会津(白) マンズワイン

本来であれば、福島の契約農家で栽培したリースリングとシャルドネからつくられた、爽やかな口当たりで、上品な香りと豊かな風味が楽しめたはずなのですが、コルクを抜き、コルクの匂いを嗅いだ時点で、もうダメ。

カビ臭い! 

大きめのグラスに注ぐと、カビの香りがぷ~んと華やかに匂い立ち(変な表現ですが、まさしくそうだったので)(苦笑)、口に含むと、うっ・・・!という悲惨さ・・・

テイスティンググラスに注ぐと、異臭はやはり残りますが、味わい的には、大きめのグラスよりもカビの風味は弱くなります。

と、グラスによる香りと味の広がりを、ブショネのワインで体感しました

デリケートな白ワインはブショネの影響が深刻に出ますね・・・



1,000円台半ばと、それほどお高いワインではないものの、せっかく会津で買ってきたものでしたし、お寿司に合うに違いないと意気込んで開けたのに、本当にガックリです。

このワインだったら、スクリューキャップの方がクリーンでクリアな味わいが絶対に約束されるはず。
コルクにする理由が「雰囲気」だけだったら、早急にスクリューに変えてほしいと思いました。

マンズさん、ご検討よろしくお願いします。


コメント (2)
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