先日から紹介している、フランスの「ドメーヌ・ブリソー」は、
日本では、パタポン(patapon)というワインで有名になった造り手。
ワインのラベルにはあまり見られないような変な顔が描かれているので、
見たことがある人も多いかも。
この絵は、ワインをつくった本人であるクリスチャン・ショサールが自分で描いたもの。
フランスでは、ワインのクラスを決めるには色々な審査があるのですが、
彼の「パタポン」は、
「こりゃぁ、こんなワインはロワールではありえんわー」と、
INAOという審査や格付けetc...をする機関で却下されてしまったのです。
クリスチャンは、
「なんでワシのワインがダメなんじゃい!」
と憤慨し、
ムシャクシャした気持ちを絵に描いたら、こんな変な顔になったとのこと。
頭に乗っている「じょうご」を逆さまにしたものは、フランスでは、
「頭のおかしい人」の絵によく描かれるものなのだとか。
うーん、日本ではありえない表現・・・
「パタポン」というワインの名前も、
子供がよく歌うような簡単な歌の中に出てくる韻を踏む言葉のひとつから取ったそうで、
あまり深い意味はなさそうです。
ということで、先日は一番新しい patapon 2004 をテイスティングしてきました。
今までは、ピノー・ドニスというロワール独特の黒ブドウ100%でつくられていましたが、
2004年はピノー・ドニス80%に、20%のガメイ(ボージョレで使われてますね)を加えたそうです。
クラスは、「Coteau du Loire」(コトー・デュ・ロワール)で申請したのに、基準に外れ、
「Vine de Table」(テーブルワイン)になったとのこと。
色は明るくてうすーいガーネットなのに、大きなオリの固形物が下に沈殿しています。
香りはスパイシー。
酸が生き生きとし、タンニンはフレッシュ。
なのに、しっかりとした収斂味があり、うすっぺらさは全く感じません。
なんとも不思議な飲み口のワインですが、自然にするすると飲めてしまい、
私としては、とても好きなタイプ
最初は物珍しさで飲む人もいるかもしれませんが、きちんと飲んであげると、
このワインの本当の良さに気づくのではないでしょうか。
日本では、パタポン(patapon)というワインで有名になった造り手。
ワインのラベルにはあまり見られないような変な顔が描かれているので、
見たことがある人も多いかも。
この絵は、ワインをつくった本人であるクリスチャン・ショサールが自分で描いたもの。
フランスでは、ワインのクラスを決めるには色々な審査があるのですが、
彼の「パタポン」は、
「こりゃぁ、こんなワインはロワールではありえんわー」と、
INAOという審査や格付けetc...をする機関で却下されてしまったのです。
クリスチャンは、
「なんでワシのワインがダメなんじゃい!」
と憤慨し、
ムシャクシャした気持ちを絵に描いたら、こんな変な顔になったとのこと。
頭に乗っている「じょうご」を逆さまにしたものは、フランスでは、
「頭のおかしい人」の絵によく描かれるものなのだとか。
うーん、日本ではありえない表現・・・
「パタポン」というワインの名前も、
子供がよく歌うような簡単な歌の中に出てくる韻を踏む言葉のひとつから取ったそうで、
あまり深い意味はなさそうです。
ということで、先日は一番新しい patapon 2004 をテイスティングしてきました。
今までは、ピノー・ドニスというロワール独特の黒ブドウ100%でつくられていましたが、
2004年はピノー・ドニス80%に、20%のガメイ(ボージョレで使われてますね)を加えたそうです。
クラスは、「Coteau du Loire」(コトー・デュ・ロワール)で申請したのに、基準に外れ、
「Vine de Table」(テーブルワイン)になったとのこと。
色は明るくてうすーいガーネットなのに、大きなオリの固形物が下に沈殿しています。
香りはスパイシー。
酸が生き生きとし、タンニンはフレッシュ。
なのに、しっかりとした収斂味があり、うすっぺらさは全く感じません。
なんとも不思議な飲み口のワインですが、自然にするすると飲めてしまい、
私としては、とても好きなタイプ
最初は物珍しさで飲む人もいるかもしれませんが、きちんと飲んであげると、
このワインの本当の良さに気づくのではないでしょうか。