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ワインな ささやき

ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

【人工股関節置換】お尻キュッのリハビリで別の効果も

2020-08-19 17:44:47 | 人工股関節

【人工股関節置換】リハビリ悲喜こもごも -便利グッズも紹介します から続きます

 

今年6月、人工股関節置換手術の翌日から始まったリハビリは、歩けるようになることから始まり、術後3カ月まで続きます。

そのため、今も週一回のペースで病院のリハビリに通っています。

 

術後2カ月が過ぎ、すでに歩けるようにはなっていますが、歩く際に傾きが出るため、杖なしだとまだ真っ直ぐな姿勢で歩くのが難しい状態です。

そんな私の日々の課題は、お尻の筋肉をキュッとすること。

 

【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた! で書きましたが、

股関節の動きに関係する重要なお尻の筋肉が、「中殿筋」と「小殿筋」です。

特に、お尻の上部サイドにある「中殿筋」を鍛えることで、外側への股関節の動きを良くし、軸足の安定性を保ちます。

 

なので、「お尻を意識して」「お尻の筋肉をキュッと引き締めて」と、療法士さんから常に言われています。

また、「腹筋も使って」も言われます。

 

つまり、ここ2カ月近く、「お尻をキュッと」しているわけですが、これって、「尿トレ」にもなっているかもしれません。

 

女性に多い尿トラブルは、年齢などからくる骨盤底筋の筋力低下が大きな原因とされ、骨盤底筋を鍛えることで、尿トラブルの改善に効果があるといわれています。

骨盤底筋を鍛える体操は、ネットで調べるとたくさん出てきますが、簡単にできるものとして、肛門、膣、尿道を引き締めるようにお尻をキュッとする方法が紹介されています。

 

横になって腰を上げる体操などは、私の股関節のリハビリの動きとよく似ています。

お尻キュッのリハビリが自然と尿トレにもなっていたのか、ここ1、2週間くらい、あ、トイレ行きたい!と意識してからの切迫した感じ(笑)がなくなりました

お尻を引き締める動きは、お尻のシェイプアップ効果もあると実感しています

 

個人差はあるかと思いますが、私の場合は、お尻のリハビリで、股関節とは別方面でも嬉しい効果が出ています。

人工股関節はこの先ずっと付き合っていくものですから、股関節周辺の筋肉を鍛える運動も、通所リハビリが終わっても、ずっと続けていきたいと思っています。

 

先週、喜多方の叔母から送られてきたトウモロコシが とっても甘かった~

 

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【人工股関節置換】リハビリ悲喜こもごも -便利グッズも紹介します

2020-08-17 22:06:25 | 人工股関節

【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた! から続きます。

 

手術から2カ月が過ぎ、猛暑でもお盆でも、休みなくリハビリに通ってます。

リハビリこそ、社会復帰への第一歩ですからね。

 

とはいえ、特に家でリハビリの自主練をしていると、変なところに力が入ってしまっていることがあるようで、先日は療法士さんに、「ここが張りすぎちゃってますね」と言われました。

左の太もも上部の筋のラインです。

そこがコリコリに張っているせいで、左の膝回りが痛くなり、うまく歩けません。

股関節の方は痛くないんです。

これでは本末転倒です

 

そこで療法士さんが取り出したのが、テニスボール

テニスボールを太ももの上にコロコロ転がしでマッサージします。

おお~、これは気持ちいいです~

 

テニスボールは100均でも買えるので、早速買いに行きましたが、何軒か立ち寄っても、テニスボールが見つかりません。

「先週まではあったんですけれど」という店、「間もなく入ってくると思います」という店、でも、私はすぐに欲しいんです…

 

 

そこで、ひとまず買ったのが、写真の真ん中のペット用のソフトボール

当たりはいいんですが、足の裏をコロコロすると潰れてしまうので(しばらくすると戻りますが)、もう少し硬い方がいいかも。

 

そう思って、改めて買ったのが(この時もテニスボールの在庫なし)、左のミニサッカーボールです。

これはしっかりした硬さがあり、足裏をコロコロしても潰れません。

お尻に敷いてコロコロすると、痛気持ちいいです 

 

右は、以前、ドイツ大使館でいただいたサッカーワールドカップのドイツ大会の記念ボールで、コロコロタイプではなく、お手玉に近い感じ。これも使えるかも?と考えたところ、膝の裏に挟んで膝を曲げると、いい感じに膝裏を刺激してくれます。

 

しかし、まだテニスボールが手に入りません。

そんなにボールばかりあっても…、ですが、仕事のデスクの足元でコロコロもできますし、100均で買えますし、まあ、何個あってもいいかなと(笑)

 

 

先週からリハビリで取り組んでいる課題は、「片足立ち」です。

右足を軸にした片足立ちは問題なくできるんですが、手術した左足で片足立ちをしようとすると、上半身が左に傾いてしまいます。

これを矯正しようとすると、左の膝が突っ張って痛くなり、始めた日の翌朝は腰が痛くなりました。

変なところに力がかかってしまっているようです。

 

右手でどこかを掴んだり、テーブルに右手を着いたりすると、左足のみで片足立ちができます。

私は今、杖をついて歩いていますが、杖を握る手は右です。

左を手術したのだから、杖は左じゃないの?と思ったのですが、歩く時に、右足を上げる動きをすると、一瞬だけ左の片足状態になります。それを補助するのが、右手の杖なんですね。

今、杖がなくても歩けることは歩けますが、カックンカックン歩いてます。

左足の片足立ちができるようになったら、杖から卒業できるかもしれません。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】 手術から2カ月でできることが増えた!

2020-08-15 16:23:25 | 人工股関節

【人工股関節置換】 手術から1カ月でできるようになったこと から続きます

 

6月に受けた手術から、2カ月が経過しました。

術後1カ月後から2カ月後では、かなりの変化がありました。

 

外来診察が術後約1か月半くらいにあり、その際に、以下のOKが出ました。

 

・浴槽に入る入浴

・自転車に乗ること

 

今は夏で暑いので、浴槽に入らず、シャワー浴だけで問題なく過ごせていますが、浴槽に入れるようになることは、非常に重要です。

私は夏の季節を選んで手術した最大の理由は、この入浴です。

冬の時期の手術を経験しているので、寒い季節にシャワーだけはとても耐えがたく、特に今回の人工股関節置換手術では、退院後もしばらくは浴槽に入れないことが予想できましたからね。

浴槽で温まることができるのは、本当に極楽です(笑)

 

今は夏ですから、温まるために浴槽に入らなくてもいいですが、医師からのOKが出たので、練習の意味で、1週間ほど浴槽に入ってみました。

入る時はもちろん、浴槽の中での姿勢、浴槽から出る時、これが一番大事なのですが、脱臼しないような角度で慎重に足を運びます。

 

浴槽の出入りができるようになったおかげで、お風呂掃除も、浴槽内に入ってできるようになりました。

その前は、長い柄の掃除用スポンジを使っていましたが、風呂釜を洗う時は、身を乗り出さないとならず、けっこう大変だったんです。

 

自転車は、漕ぐのは問題ありませんが、乗り降りは前のようにはまだできません。

片足をペダルにかけてチャッと乗り、サッと降りるという動作ができないんです。

まずは自転車をまたぎ、サドルにお尻を乗せてから、ペダルを踏みます。

以前は、左脚の方が2㎝ほど短かったので、地面に着けるのは右足で、先にペダルを踏み込むのは左足でした。

そのクセが身に付いているので、左で踏み込むと、現段階ではまだ脚の力が出ないので、なかなか車体がスムーズに進みません。

左右の動きをチェンジすればいいのですが、これはしばらく練習が必要です。

ペダルを踏み込む方を手術した方は、この点をご注意ください。

 

 

術後、左右の脚の長さの違和感があることを以前に書きました。

術後1カ月半でも感じていましたが、2カ月が過ぎても、まだ違和感があります。

つまり、手術をした方の左が長く感じる感覚が、まだ続いています。

 

1カ月半の診察の際に医師に言うと、

「今はまだ、股関節と連動している腰が付いてくる状態。腰と股関節を切り離し、別々に動くようにならないと、左右の長さの正しい感覚が戻ってこないとのこと。

 

え?そうだったんですか?

つまり、股関節の頭の部分(大腿骨頭)が、骨盤側の受け皿(寛骨臼)に収まっただけで、動きが悪い状態が、今の私の股関節の状態みたいです。

受け皿を支点に、大腿骨頭がぐるりとスムーズに動くようにならないといけないわけです。

 

となると、どうしたらいいんでしょう?

理論ではわかっても、その動きを獲得する方法がわかりません。

次のリハビリの時に療法士さんに相談すると、「お尻の筋肉を鍛えることが大事!」と言います。

 

お尻の筋肉というと、目立つのはいちばん大きな大殿筋です。

が、大殿筋の下にある中殿筋小殿筋が、股関節の動きには重要みたいです。

調べてみると、中殿筋と小殿筋がくっついているのは、大腿骨の上方外側の大転子(だいてんし)と呼ばれる突起です。

大転子に付着している中殿筋や小殿筋(股関節の外転筋と呼ばれています)が、股関節を外側に曲げる(外側に開く)ための筋肉になります。

この外転筋を鍛えることがポイントです。

 

そこで出してもらったのが、お尻の筋肉をキュッと締める動きをするなどのリハビリメニューです。

このメニューを始めてまだ10日ほどですので、すぐに効果は出ないと思いますが、左脚の方が長く感じる違和感は、少し減ってきたように思います。

 

 

そうそう、手術痕の方ですが、1カ月半の診察の時に、医師は手術痕を診ませんでした。

股関節の動きをチェックし、話を聞くのみ。

つまり、手術痕はもう放っておいていいもので、大事なのは股関節の動きの方なんですね。

ということで、やはり、リハビリが欠かせません

この時期にリハビリをサボると、後になって後悔することになりそうですから、術後3カ月は、しっかりとリハビリに取り組みましょう

 

 

退院時に腫れていた足先も、術後2カ月たつと、ほぼ元に戻ってきました。

昨日の画像(術後1カ月)と比べてみても、違いがわかるでしょうか。

ただし、軽いしびれ、ふくらはぎの張りなどは、まだ少し残っています。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】 手術から1カ月でできるようになったこと

2020-08-14 22:09:26 | 人工股関節

【人工股関節置換】 退院して1週間でOKが出たこと から続きます

 

(※2020年6月に受けた人工股関節置換手術リポートです)

 

退院して1週間後の外来診察で許可が出た「車の運転」で、生活がだいぶ変わりました。

普通に歩けば10分と、それほど遠くないところにスーパーがあるとはいえ、杖をついて歩くと、たっぷり15分はかかります。

その上、買ったものをショッピングで引く動きが、想像以上に大変でした。

自動車が運転できるようになると、本当に買い物が楽です。

とはいえ、遠い駐車場に停めると、けっこう歩くことになりましたが。

IKEAにも行きましたが、駐車場が巨大なので、本当に遠かった…

こういう時、優先マークのある駐車スペースに停めていいのかしら、と、いつも考えてしまいます。

 

退院して1週間で~、で報告した左足の足首と甲のものすごい腫れについてですが、日を追うごとに、腫れはだんだんと引いてきます。内出血の色も薄くなってきます。

 

が、手術から1カ月が過ぎても、腫れと着色はまだしぶとく残っているし、足首やふくらはぎ、膝裏のしびれの違和感も残っています。

 

腫れは引いてきましたが、足の甲の内出血している場所は色が変わっていて、まだ痛みがあります。

 

手術した直接の場所ではないところなのに、術後1カ月たっても、腫れやしびれ、軽い痛みが残っているのが不思議なんですが、股関節に人工物を入れたことによる、身体からの拒否反応の一種なんでしょうかしらね?

 

退院直後がこちらだったので、だいぶマシになってきましたけれど

 

 

手術の傷痕の方は、かさぶたがなくなり、テープを剥がす時の心配もなくなってきました。

が、傷の治り具合は場所によって差があります。

腰骨の下からお尻の中ほどにかけて、約20cm切られていますが、お尻側の傷の方が治り方が遅い感じです。

 

また、手術痕には保護テープを貼っていますが、ずっと貼っていると赤くかぶれてくるので、かぶれが気になる時は、テープを貼るのをスキップしていました。

 

手術がら1カ月が経過し、皮膚の再生サイクルが28日と言われていますが、まさにそれを証明するかのように、手術痕は完全にふさがりました。

が、まだ、赤く盛り上がっています。

手術した側を下にして寝るのは痛くてできないですし、左サイドに縫い目のあるパンツを履こうとしたら、縫い目が手術痕に当たって痛かったので、幅広のワイドパンツに替えました。

買い物や通院で外出する際には、手術した側に誰かにぶつかられたりするのが怖いので、周囲に注意を払いながら外を歩いていました。

 

術後1カ月までには、バスに乗ったり、また、電車にも乗ることができました。

エスカレーターがない駅では階段を使います。

もちろん、まだをしっかり持って出かけます。

杖を持っていると、人との接触予防になります。

 

車にも乗り、バスにも電車にも乗れますが、術後1カ月の段階では、まだ自転車には乗れません。

医師のOKが出ていないこともありましたが、自分自身の感覚として、自転車の乗り降りの動作がまだできそうになかったからです。

 

浴槽に入ることも、この時点ではまだできません。

浴槽をまたぐ動作も、なかなかハードルが高いです。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】元々の予定では今日が手術でした

2020-08-12 16:45:08 | 人工股関節

6月に受けた人工股関節置換手術は、当初の予定では今日が手術日でした。

オリンピックが終わってからですね、と、年明け早々に担当医師と日程を決めましたが、コロナがあって2カ月前倒しをすることにしました。

 

もちろん、予定通りに8月のままにしておいてもよかったんですが、今のコロナの再感染状況を見ると、結果的には6月に前倒ししてよかったと思っています。

前倒しを決めた時は、コロナがどうなるかわからない春先でしたが、結果として、手術をすることになった6月は、コロナ感染者数がグラフの底辺を水平に安定推移している時でした。

病院的にも、もっとも静かで落ち着いている時でした。

今から思えば、ラッキーだったと思います。

 

今日もリハビリの日で、病院に行ってきましたが、手術からこれで2カ月です。

このところの猛暑はうんざりですが、リハビリ期間(3カ月だそうです)が暑い季節と重なるのは、かなりオススメです。

寒いよりは暖かい季節の方が体が動かしやすく、また、薄着なのも身体が動かしやすいからです。

冬は寒さで身体がカチコチにこわばりがちで、着ぶくれもしてますから、動くのが億劫になりがちですね。

 

元々の予定で、今日手術したとしても、8月のうちに退院し、リハビリは11月半ばまでと、寒くなる手前で終わります。

でも、コロナでどこにも行けない期間を、入院、手術、リハビリに充てられたのは僥倖でした。

 

人生の中で、大きな決断をする時は何回かあると思いますが、先延ばしにするよりも、早々に決断するのもありですね。

私は本来は、慎重に準備してから、と考える先延ばし派なのですが、今回は即断しました。

 

そのおかけで、今のところリハビリ生活2カ月が終わり、ラスト1カ月です。

今日も療法士さんから課題をたくさんもらい、次週のリハビリまで、また自主練に励む毎日が続きます。

 

昨日のおやつ

食べ切れなかったカステラを冷凍庫で保存すると、冷凍庫から出してすぐにそのまま普通に食べられますよ 

 

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いまどきの病院は入院中もテレワーク可能(笑)

2020-08-08 18:02:44 | 人工股関節

人工股関節置換手術のため、この6月に2週間近く入院していました。

入院中や退院後のリポートは、随時ここにアップしていますが、その原稿は入院中からiPad に書き溜めていたメモから起こしたものです。

 

これまでも、海外出張の際にはipodから投稿してきました。

が、今回は、入院することが今年早々から決まっていたので、ipodよりも文字が打ちやすく、画面が大きいものを病院に持ち込もうと思い、この3月にiPadを購入しました。

ちょうど、買い替えて1年もたたないPCが不調続きで、代替機を検討しなければならない状況でもあったので、価格面で納得のいくiPadの基本モデルをひとます購入することにしました。たしか39,800円です。

 

折しも、新型コロナウイルス感染拡大により、テレワークやオンライン授業などが話題になり始めるほんの少し前のこと。

iPadが私の手元に届いた直後から、世間では在庫不足で入荷待ちになり、早く手配して良かったと思いました。

 

このiPadは、wifiに接続して使うモデルです。

自宅では、家のwifiにつなげて使っていますが、外でオンラインにつなぐには、モバイルwifiルーターが必要です。

私は海外で使うためのモバイルwifiルーターを持っていて、simフリータイプなので、出張の都度、simカードをAmazonで購入して使っています。

 

このルーターは、ヨーロッパ、中国本土、香港で問題なく使えてきました。

日本国内では使ったことがありませんが、日本国内用のsimカードを購入し、ルーターにセットすれば使えるはずです。

そこで、購入者のコメントを参考に、大手S社が出している日本国内専用のsimフリーカード15日用を購入しました。

 

私が入院した大学病院では、外来で病院のフリーwifiが使えます。

入院病棟にもwifiがあるかもしれないと思いましたが、念のために自分のwifiルーターを持参することにしました。

病室内では、携帯電話での会話はNGですが、メールやインターネットはOKという規則でしたので、ルーターさえあればネット接続でき、仕事もできます。

 

入院後、自分のベッドでwifi接続を試みるも、なぜかうまくいきません。

このsimカードのネットワーク設定があるはずなのですが、カードを購入した際に添付されていた説明書には、その設定内容が載っていません。

そもそも、simフリーカードは、スマホに差して使うケースがほとんどなので、説明書も、スマホの例のみでした。

wifiルーターで使う場合はルーターの説明書に従い…、と小さく書かれていましたが、そのカード自体の設定内容が必要なんですよ…

これまでに使ってきた海外用simカードには、それぞれのネットワーク設定内容がきちんと記載されていました。

ネットワーク設定内容をどうにか入手したい!

 

入院してから手術までの2日間、試行錯誤しましたが、相変わらずダメです。

問い合わせ先の電話番号にかけてみると、「この番号は現在使われておりません」ですって。

いったいどうしたらいいんでしょう?

 

外来の待合の方に降りていけば、ひとまずはつながりますので、手術後、車椅子で動けるようになった時には、売店に買い物に行ったついでにネットにつないでいました。

しかし、移動も大変です。

 

ところが、車椅子を卒業し、歩行器で歩けるようになった時、日曜日でなにもすることがなくてフロアを歩行練習していたのですが、ふと談話室に入って掲示物を見ると、壁にフリーwifiのIDとパスワードが貼られていました!

そこで、いったん病室に戻り、ipodを持って談話室で接続を試すと、つながりました~

壁には一週間の食事の献立メニューも貼られていたので、それもパチリ(笑)

 

iPadの方も病棟内wifiにつなぐことができたので、ようやく自分のベッド内でネット接続しながらの作業ができるようになりました。

これは楽です。

そもそも、入院時に、看護師さんにでも尋ねていればよかったんですよね。

昨年末に入院していた別の病院では、館内のどこでもwifiが使えなかったので、今回の病院も、外来待合では使えても、病棟内はさすがに使えないと思い込んでいました。

 

入院の途中で気付いたので良かったですが、気付かないままだったら…

もちろん、このsimカードは、もう二度と買いませんが。

 

まあ、とにかく、フロアをあちこち歩き回ってよかったです(笑)

ちなみに、この談話室の窓から東京スカイツリーのライトアップが見える、と同室の40代女性が言っていたので、ある日の夜、見に行ってみました。

 

 

曇りの日だったので、かなりうすぼんやりで、小さいですが、たしかにスカイツリー

富士山が見える窓もあったそうです。

 

しかし、今や病院によっては、入院病棟内でもフリーwifiが提供される時代なんですね。

おかげで、仕事メール対応もできました

入院中も仕事したい人にはいいですが、入院中だからできません、と逃げたい人には複雑でしょうか(笑)

 

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やっぱりもらってきました「ヘルプマーク」

2020-08-05 18:16:08 | 人工股関節

この6月に受けた人工股関節置換手術の退院後、整形外科外来や週一回のリハビリに通うのに、バスを利用しています。

他の用事で電車に乗ることもあります。

だいたいは空いている昼間の時間帯ですが、昼間でもバスが満席ということもあります。

 

今、外出時には杖を持っていて、車内で揺れると不安定なので、できれば座席に座りたいんです。

大抵の場合は座れますし、席を譲っていただくこともありますが、杖を持って優先席近くに立っていても、譲ってもらえないことが半々くらいあります。

このことは、前にも書きました。

 

最初、助けの必要な人が持つ「ヘルプマーク」を持つことを考えましたが、回復してくれば杖は使わなくなるでしょうし、杖を持っていれば、ある程度は席を譲ってもらえるでしょう、と思ったので、ヘルプマークはもらう予定はありませんでした。

 

それが、退院から1カ月以上過ぎても杖がまだ必要な状況で、この先もう少し杖を使いそうなこと、杖を持っていても座れないことが相変わらず続いていたことから、役所にヘルプマークをもらいに行きました。

 

ヘルプマーク もらいました

カードサイズです。

 

役所では、もらう際にアンケートがあると聞いていましたが、口頭でいくつか質問された(使う人の年齢、理由など)だけで、簡単にもらえました。

ヘルプマークをもらえるのは1回のみです。

 

早速、ヘルプマークを付け始めましたが、杖だけの時よりも気付いてもらえるようです。

 

車内だけでなく、横断歩道でも、お仕事バイクのおじさんが停まってくれました。

車椅子マークを付けた軽トラも停まってくれました。

ありがたいです

 

来月まで毎週リハビリがあります。

リハビリが終わり、杖を使わなくなるようになるまで、まだしばらくヘルプマークのお世話になります。

 

このマークを付けている人は、何かしらの助けが必要な人ですので、やさしい声掛けを、よろしくお願いいたします。

 

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【人工股関節置換】 退院して1週間でOKが出たこと

2020-08-03 17:58:01 | 人工股関節

【人工股関節置換】 退院は突然やってきた!  からの続きです

 

(※2020年6月に受けた人工股関節置換手術リポートです)

 

手術から9日め突然の退院OKがもらえたので、友人に迎えに来てもらい、無事に退院できました。

帰宅したら、「アベノマスク」と、新型コロナの給付金振り込み完了通知が家に届いていました。

ちょうど退院した日に届いたそうです。

退院祝い?(笑)

 

自宅の私の部屋は2階なので、階段の昇り降りがあります。

これは入院中のリハビリの時に練習していたのと、階段には手すりが付けてあるので、手すりを使ってなんとか昇降できています。

 

我が家の食卓は、カジュアルこたつを使っています。

和式スタイルですが、さすがに退院直後は座れないので、椅子を使うことに。

療法士さんからも言われましたが、人工関節の手術後は、洋式の生活様式の方がいいそうです。

元々洋式の方はいいですが、和式の生活様式の方は、座敷で使える椅子を用意しておくことをお勧めします。

ただし、椅子の高さが低すぎると脱臼しやすいので、座椅子はNGです。

 

さて、退院直後の脚の方の状態ですが、手術した左側の膝上から足首にかけての内出血が酷く、とんでもない状態に腫れあがっています。

お見苦しいですが、こればかりは見ないとわからないので、写真をアップします。

 

 

この写真は退院翌日(手術から10日め)に撮ったものですが、左の足の甲が腫れて色が変わり、くるぶしは埋もれ、足首も太くなり、内出血もしています。

医師からは、「だんだん引いてくる」と言われていますが、「3カ月くらいかかるかも」とも言われました。

 

 

土踏まずの上の部分も酷い内出血状態です。

とにかく左足の腫れ、むくみが酷く、靴を履くとパンパンに盛り上がり、窮屈です。

紐靴を履いていましたが、紐をゆるめても、歩くと違和感ありありでした。

 

左の膝の裏から上も腫れ、変色しています。

入院中に出された痛み止めと血栓防止の薬は、退院後2週間飲むように持たされましたので、腫れやむくみで血栓ができることはありませんが、とにかく見た目が酷いので、テンション下がります。

もちろん、だんだんと引いていくんですが。

手術箇所は股関節なのに、その周辺ではなく、ずっと離れた場所がこんなになるなんて、驚きでした。

 

内出血や腫れを心配するよりも大事なことは、退院後も「脱臼しないように」です。

脱臼したら救急車を呼んで、麻酔をかけて力業で戻すことになります。

脱臼はクセになるといわれていますし、脱臼したらこれまでの苦労が水の泡ですから、なんとしても避けねばなりません。

 

脱臼については、【人工股関節置換】手術後に注意すべき「脱臼」のこと を参照してください。

 

そのほか、退院後、しばらく避けるように、といわれていたことは、

 

・浴槽に入ること(シャワーはOK)

・飲酒

・乗用車の運転

・自転車の運転

 

飲酒以外は、脱臼のリスク回避のためですね。

 

車も自転車も使えなかったので、買い物にはカートを引いて歩いて行きましたが、荷物が重くて引くのが大変でした。

リュックを背負ってもみましたが、これも足腰に負担がかかり、辛かったです。

カートは2輪のショッピングカートでしたが、4輪以上のスーツケースなら取り回しが楽だったかもしれません。

スーパーにスーツケースを持っていくのが気にならない方は、スーツケースはお勧めです。

 

退院から3日後、手術後の歯科チェックで病院に行きました。

歯科チェックは入院前にも行ないましたが、手術後にも行ない、麻酔の際に口腔内にチューブを挿入したことで歯に不具合が出ていないかをチェックするためです。

 

杖を持ち、バスに乗って行きました。

バスは乗り降りのステップがちょっとだけ大変ですが、慎重に足を運べば大丈夫です。

電車も、エスカレーターやエレベーターを使えば、利用できると思います。

 

この日、雨が酷かったので長靴を履いていったのですが、長靴の甲の部分に足が当たり、窮屈で痛くなり、難儀しました。

傘を持ち、杖を持ち、雨の日の外出は大変です。

 

この外出で無理な場所を動かしたのか、病院から戻った夕方以降、左股関節の手術部分がもっこり腫れたように感じ、痛くなってきました。歩くと痛いんです。

腰の痛みもツキっとあるし、手術の傷痕周辺が熱を持っています。

まさか脱臼していないですよね?

 

脱臼した場合は、悶絶するほどの痛さがあるそうですので、脱臼ではないと思いますが、動かすと痛く、とにかく動きたくなかったです。

痛みに気を取られ、夕食後に飲む薬(痛み止め、血栓防止薬)を飲み忘れ、夜中0時過ぎに、あ、と思い出して飲みました。

 

薬が効いたのか、寝て身体を休めたからなのか、翌朝、痛みは少し落ち着き、手術痕周辺の熱も引いてきました。

でも、左脚の側面が少し出っ張ったように盛り上がり、ちょうど切開部分の端っこになっているお尻の筋肉周辺ももっこりして痛みます。

 

 

退院から6日後整形外科の外来診察に行ってきました。

 

気になっていた側面の盛り上がりとお尻のほっぺたのもっこりについて尋ねると、

手術の影響によるふくらみで、人工股関節が出っ張ったものではないとのこと。

人工股関節は深い内部にあるので、外からは絶対にわからない&触れられないそうです。

 

[退院6日後に許可が出たこと]

・自動車の運転(杖で歩けていれば問題ないそう)

・アルコールの飲酒(深酒しないように(笑))

・痛み止めの薬は、痛くなければやめてOK

・傷保護テープは毎日貼り直してOK

 

[許可が出なかったこと]

・自転車の運転

 

車の運転の許可が出たので、帰宅後、車でダイソーに行き、シャワーの時に洗えなくて苦労していた足先を洗うための柄付きスポンジを買ってきました。

車が運転できるようになると、行動範囲が広がり、買い物も楽になりました。

 

なお、アルコールのOKが出たとはいえ、まずはノンアルから晩酌再開です(笑)

 

退院から一週間で、車の運転ができ、アルコールが解禁されました

 

※状況には個人差があることをご承知おきください

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】手術の傷痕&保護テープ情報

2020-08-01 21:47:12 | 人工股関節

【人工股関節置換】入院中&退院後に便利なグッズ  から続きます

 

上記のリポートの中で、「退院後の生活に必要になるグッズ」のひとつとして

傷保護用のテープ(必要な人のみ)を取り上げました。

今回は、このテープについて詳しく紹介したいと思います。

 

その前に、人工股関節手術をした箇所から説明します。

骨盤からジョイントしている股関節から大腿骨に至る部分を切り取り、人工関節に置き換える手術なので、腰骨のグリグリしたところから約15㎝下あたりを、私の場合は長さ約20cmにわたって左サイドを切開されました。

ちょうどスラックスのサイドの縫い目のライン上くらいから、お尻のほっぺたくらいまで曲線を描いています。

 

初めて手術痕を見た時は、ずいぶん長く切ったのね、ということと、金属の医療用ホチキス(ステープラー)で切った場所が留められていたので、物々しい大きな傷だわ~と思いました。

すでにリポートしたように、ステープラーを外す抜鉤(ばっこう)は手術後8日めで、退院は抜鉤の翌日でした。

 

抜鉤した直後の傷痕は、切開したライン自体はふさがっていますが、表面はまだかさぶたが残る状態なので、保護テープが貼られました。

かさぶたや傷痕が気にならない人なら、病院で貼ってもらったテープそのままの状態で退院後を過ごし、シャワーなどで自然にはがれてきたら、取り除けばOKです。

 

でも、私のように、傷跡がケロイド化しやすい人や、しばらく傷跡を保護したい人は、医療用のサージカルテープを貼るのがオススメです。

ケロイド化のことを医師に相談した際に、3カ月くらいテープを貼っておくといい、と言われ、病院で使っているテープを見せてもらいました。

 

そこで、退院で友人が車で迎えに来てくれた時に、サージカルテープを買うためにドラッグストアに寄ってもらいました。

しかし、私の家の最寄のドラッグストアには置いてませんでした。

そうしたら、友人が、近くの処方薬局にあるかもよ?と、寄ってくれました。

その処方薬局は、私がいつも処方箋を持っていくところで、薬局内に、医療用品や健康食品なども置いています。

窓口で尋ねてみると、「あります」とのこと。

 

3M™ マイクロポア™ スキントーンサージカルテープ不織布(ベージュ) 

幅 25mm ×  長さ 9.1m

 

チャック付き透明プラスチックバッグに入れられ、404円(税込み)でした。

似たようなテープは100均でもありますが、3Mのこのテープは医療用で、傷に直接貼ることができます。

入院に便利なグッズを100均商品で紹介してきましたが、こればかりは医療用テープ一択です。

 

後日、ドラッグストア(ウエルシア/マツモトキヨシ)でも見つけましたが、メーカーは同じ3Mなのに、商品名の入った紙箱に入っていました。

調べてみると、私が薬局で買った上記のテープは在宅ケアで使える医療用製品で、長さは9.1m。

ドラッグストアで見たのは、個人向け製品として3Mが出している「ネクスケア」というブランドのサージカルテープで、テープや傷パッド類のコーナーに置かれていました。

ネクスケアの「キズあと保護&肌にやさしい不織布テープ」は、幅22mm×長さ5mで、税込み価格で約400円。

 

値段はほぼ同じですが、長さを見ると、薬局で買った方が格段に長く、断然オトクじゃないですか!

処方箋薬局は営業時間が短く、土日が休みのところが多いので、買いやすさではドラッグストアだと思いますが、事前に用意する場合は、薬局で探してみることをオススメします。

 

さて、退院後、帰宅前に無事にテープを入手でき、これで一安心

テープは不織布で、手で簡単にちぎれます。

 

退院直後は、かさぶたがまだうっすら残っていますので、傷痕からテープを剥がす時には、あの独特の引きつれの痛みがありますから、ていねいに剥がすように注意してください。

手術痕はだんだんとキレイになり、表面がつるんとしてきますので、かさぶたがなくなれば、引きつれの痛みとはサヨナラできます。

それでも、剥がす時は、皮膚を傷つけないよう、やさしく剥がしてください。

 

最初は、かさぶたのことを考え、シャワーの最中に剥がした方が痛くないのでは?と、テープが濡れた状態でペリペリ剥がしていました。

が、じつはこれが落とし穴でした!

というのも、テープが乾いている時の方が、スッとスムーズに、痛みもなく剥がれるんです!

テープが濡れた状態で剥がそうとすると、テープの粘着部分がしつこく残り、とても時間がかかります。しかも痛い

何度かシャワー中に剥がし、ああ、なんて不便なの…と思っていましたが、なんのことはない、乾いた状態で剥がすべきでした。

 

シャワー後に剥がしたい時は、テープが乾いてから剥がせばOKですよ

 

退院からずっと、このテープを貼ってきましたが、実はテープにかぶれやすい私…

テープの形に赤くなってしまうことがたびたびありました。

そのときは、テープを貼るのを1日スキップします。

かぶれ跡が残るのはイヤですからね。

 

それでも、「かぶれ」が起きることしばし…

もしかしたら、幅が狭いテープを手術痕の上にだけ貼れば解決するかも?

 

そう考え、幅が半分のサイズのテープを求め、処方箋薬局に買いに行きました。

 

左)25mm × 9.1m  右)12.5mm × 9.1m

 

幅12.5mmは 202円(税込み)

幅25mmの方も予備追加用に追加購入しました。404円

 

こうすると、幅の違いがわかりますね。

幅の狭い方のテープを傷痕に貼ると、ちょうどピッタリ!

皮膚のやわらかい部分にテープが当たらないので、かぶれが起きにくいです。

 

幅が狭いテープ、なかなかいいです

が、貼る際には扱いにくく、幅が広い方が貼りやすいので、慣れないうちは幅広タイプで、慣れてきたらスリムタイプと、使い分けをするといいでしょう。

 

なお、テープを貼る際、私は三つ折りタイプのコンパクトミラー(B6サイズ)を使っています。

左サイドにミラーを置き、傷痕がミラーで見えるようにしながら貼ってます。

傷痕はまっすぐな直線ではなく、少しカーブしているので、テープを貼る際には細かい調整が必要なんですが、毎日のように貼っていると(基本的にはシャワー後)、慣れてキレイに貼れるようになります。

 

なお、このテープですが、顔にできた傷やケロイドにも効果的で、ベージュ色なので目立たないそうですから、手術痕のカバーだけにとどまらず、さまざまな傷に対応できそうです。

 

私は3Mのサージカルテープを購入しましたが(薬局にあったのは3Mだけだったため)、他社メーカーでも出ています。

「傷口に直接貼れるサージカルテープ」と言って探すとよいと思います。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】入院中&退院後に便利なグッズ

2020-07-29 18:31:03 | 人工股関節

【人工股関節置換】 退院は突然やってきた!  から続きます

 

2020年6月に人工股関節置換手術のために入院し、11泊12日で退院できました。

入院中は、手術前は普段と変わらず過ごせますが、手術後は身体が思うように動かせなくなります。

 

そこで、あ、あれを持ってきていれば… と思ったものや、これは持ってきて良かった♪ 退院前に用意しておけば良かった、というものなどをまとめてみましたので、入院を予定されている方は参考にしてください。

 

 

人工股関節置換手術を受ける方に必携グッズ

 

・長い柄の靴ベラ

・長い柄の付いたスポンジやボディブラシ

・靴下を履く時の補助具

・杖

 

人工股関節置換手術後しばらくは、手術した側の踵や足先に手が届きません。

 

ベッドから降りられるようになり、靴を履こうとした時に、手が靴に届かないので、もどかしい思いをしながら、なんとか踵を収めていましたが、柄付きの靴ベラを持ってきておけば、良かったんですよねぇ。

このもどかしさは、術後にシャワーOKになった際、踵や足先に手が届かなくて洗えない、と気づいた時も同様です。

100均で売っている、瓶洗い用の長い柄付きのスポンジやボディブラシを持ってきていれば…

 

足先に手が届かないということは、靴下が履けません&脱げません

脱ぐ方は、もう片方の足先でぐいぐいと脱がせられますが(笑)、履く方はお手上げです。

手術後、数日すると手が届くようになってきますが、それでも非常に難儀します。

靴下を履けない人のための補助具は、介護グッズとして売られています。

ネットで調べたところ、数千円する補助具もありました。

 

が、先週、ピンとひらめいた私は、クリアファイルでオリジナル補助具を作ってみました。

A4サイズのクリアファイルを筒状に丸めて靴下の中に入れ、筒状の場所に足先から足首までを入れた後、クリアファイルを引き抜くと、靴下が履けています

 

 

引き抜く時にクリアファイルに手が届かない可能性が高いので、クリアファイルの上部に2か所パンチで穴をあけ、そこに紐を通せば、紐を引っ張ってファイルを引き抜けます。

クリアファイルは、皆さんすでに持っていると思いますし、この方法で作ればお金もかからず、しかも場所を取りません。

お役御免になっても、クリアファイルとしてまた使えます(笑)

 

ちなみに、靴下を脱ぐ方は、柄付きの靴ベラが使えます。

踵と靴下の間に靴ベラをグイっと差し込み、そのまま下げると、靴下が脱げます

 

に関しては盲点でした。

入院の際には、もちろん杖など使いませんが、術後のリハビリの中で使うようになり、病室内でも使い、退院の際にも使うことになるので、すでに杖を持っている方は、入院の時から持ってきておくことをオススメします。

杖は100均でも売っています。

 

杖も、クリアファイルも、靴ベラも、柄付きスポンジも、100均で揃います。

これらは退院後の生活でも使うことになりますので、ぜひ入院の前に用意しておきましょう。

 

 

入院中にオススメの便利グッズ

・使い捨て下着(パンツ)

・100均コンパクトタオル

・リーチャー(マジックハンド)

 

私が入院した病院は、パジャマやタオル、靴下やシューズ、シャンプー類、ティッシュ、お箸類など、入院グッズ一式のレンタルがありました。

今回はこのレンタルを一式を使いましたが、下着だけはレンタル品がありません。

下着類などの着替えは、家族が洗濯物を引き取り、新しいものを持ってくるケースがほとんどだと思いますが、私は最初から使い捨て下着で済ませよう、と思っていました。

幸い、6月という季節柄、中にインナー下着を着る必要もありません。

パンツさえあればOKなので、いつも旅行の際に予備で用意している使い捨てパンツを多めに持ってきました。

 

 

使い捨てパンツは100均のダイソーのトラベルコーナーに置いてあり、5個入り100円(+税)という超お手頃プライス

今回は、ジッパーバッグに詰め替え、20個ほど持ってきました。

不織布で作られていて、伸縮性はあまりありませんが、毎日履き捨てられます。

女性用はサイズMとLがありますが、伸縮性が不安な方は、Lを選ぶとよいかも。

男性用もありました。

 

100均コンパクトタオル は、すでに紹介していますが、思いのほか便利でした。

今回はウエットティッシュを持ってくるのを忘れてしまったのですが、首元を拭いたり、足の指の間を拭いたりするのに、少量の水で戻しただけで使えるこれが役に立ってくれました

[紹介記事] 入院中にも使える100均コンパクトタオル

https://blog.goo.ne.jp/may_w/e/b8dfe7b5d7fef63f295fd1c91b74ec65

 

リーチャー(マジックハンド)は、下に物を落とした時に便利です。

術後は床まで手が届きにくいのですが、マジックハンドがあれば解決します。

ベッドに寝ていて、必要なものを取りたい時、かけ布団に手を伸ばしたい時などにも使え、靴下を脱ぎたい時にも役立ちます。

私は今回は持参しませんでしたが、持ってきていれば、かなり楽だったと思います。

これも100均で買えますね。

 

しかし、見事に100均グッズばかりですね~(笑)

 

 

退院後の生活に必要になるグッズ

・入浴時のシャワーチェア

・脱臼防止の枕やクッション

・傷保護用のテープ(必要な人のみ)

 

入院中からすでにシャワーOKが出ていますので、帰宅してもシャワーできます。

が、お風呂場は足元がすべりやすいので、最初はシャワーチェアを使ってください。

よくある小さなお風呂用の椅子は、高さが低すぎて、脱臼を誘発する危険性がありますので、使わないようにしてください。

本格的なシャワーチェアを買おうとすると、数千円以上と、けっこうします。

我が家には、父の入浴介護の時に使っていた椅子がありましたので、それを使うことにしました。丸型スツールで、椅子の部分はプラスティック、脚の部分は金属で、水に濡らしても問題ない素材です。乾かせば、室内で普通に使える椅子です。

高齢の方には、背もたれがあるタイプの方が安心かもしれません。

 

退院後、もっとも注意することは、引き続き「脱臼」です。

【人工股関節置換】手術後に注意すべき「脱臼」のこと で書きましたが、寝ている間に脱臼を誘発しやすい体勢にならないよう、脚の間に挟む枕やクッションを用意しておくことをオススメします。

私は今のところ細長いクッションを使っていますが、抱き枕が使いやすそうなので、良さそうなものを探しています

 

傷保護用テープについては、別途取り上げたいと思います。

 

(続く)

 

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【人工股関節置換】 退院は突然やってきた!

2020-07-28 17:33:35 | 人工股関節

【人工股関節置換】 入院生活後半の目標は杖で歩けるようになること!  から続きます

 

(※2020年6月に受けた人工股関節置換手術リポートです)

 

手術後9日め (金曜日)

 

前日のリハビリで杖を使って歩行できるようになったことと、次の日(手術後10日め)とその次の日(同11日め)は土日に当たり、回診もリハビリもないことから、退院のチャンスは今でしょ?

そう思ったので、前夜から看護師さんに、退院できそうですか?と打診していました。

それが通ったようで、この日の朝、医師の回診の際に、退院OKが出ました

 

具体的にいつにするか?ですが、

この日の午後一でリハビリが入っていたので、私としては、昼ごはんを食べ、リハビリをしてから夕方までに退院するのがベストでした。

医師は、それだと慌ただしくない?と、翌日(土曜日)の退院を提案してくれましたが、午後のリハビリ以降は特になにもすることがないですし、翌日に延びると、差額ベッド代が1日追加されることになります。

病院でのんびり過ごすよりも、可能な限り早く家に帰りたかったので、午後退院の許可を出してもらうことができました。

 

退院は前日から決まっている人が多く、同室の40代女性は私と同日の退院でしたが、前日より前から決定していたため、昨夜のうちから荷物をまとめ、朝食後は早々に退院していきました。

私の場合は朝の回診でOKが出て、同日の午後という、少しバタバタな退院でした。

 

午後のリハビリは13:30からだったので、荷物をある程度まとめた後、昼前に入退院の窓口に行き、入院費の精算を済ませてきました。

午前中退院の人が多く、窓口が混んでいたので、1時間ほど待たされることになり、病棟に戻ってきたら、廊下にカレーの匂いが。

ちょうど昼ごはんが配られるタイミングでした。

 

[最終日の昼ごはん]

ポークカレーライス  薬味  コールスローサラダ オレンジ ジョア

 

入院食ラストは、カレーライス♪

談話室に週間献立表が貼ってあり、この日の昼はカレーとわかっていたので、どうしても食べたかったんです(笑)

 

 

リハビリはパジャマのままで受けました。

療法士さんに、この後退院することを告げ、リハビリ後は借りていた杖を返却。

家には、父が使っていたがあるので、本来なら持ってきておくべきでした。

仕方ないので、スーツケースが杖代わりです。

 

売店で買っておいたアイスコーヒーとチョコレートでひとやすみした後は、着替えをして、荷物をまとめ直しました。

パジャマやタオル、靴下、院内シューズは返却するので、帰りの荷物は軽いです。

忘れ物がないかどうか看護師さんと一緒にチェック後、次の外来の予約票をもらい、同室の方たちにご挨拶をして、病室を後にしました。

 

1Fに降りてIDカードを返却したら、これで入院生活終了です

 

帰りはまたバスで、と思っていましたが、地元の友人が車で迎えに来てくれるというので、お言葉に甘えました。

この日は雨が強かったので、迎えにきてもらってよかったです。

傷に貼るテープを買うために、家の近所の薬局にも寄ってくれました。

地元の友人はありがたいですね

 

ということで、今回の入院期間は12日手術後9日めでの退院でした。

入院費用は、新型コロナの特別給付金の10万円が丸々消え、足も出ましたが、この10万円があったことで、大きな打撃を受けずに済みました(笑)

 

以上で、入院から退院までは一区切りですが、退院後の経過、入院中&退院後の必要グッズなどについても書いていこうと思っています。

 

(続く)

 

手術の経緯を含め、最初から通してお読みになりたい方は、投稿日の日付の右側に表示されている「人工股関節」カテゴリをクリックしていただくと、このカテゴリの全記事を表示できます。

 

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【人工股関節置換】 入院生活後半の目標は杖で歩けるようになること!

2020-07-27 17:48:43 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術後の左右の脚の長さの違和感  から続きます

 

(※2020年6月に受けた人工股関節置換手術リポートです)

 

手術後、初めての日曜日を迎えました。

回診もリハビリもお休みで、朝昼夜の検温、血圧測定のみ。

特にすることもないので、手術を頑張ったご褒美に売店でシュークリームとコーヒーを買い、入院後初の贅沢おやつタイム(笑)

 

「大きなツインシュー」(ローソン)のカロリーが361kcalととんでもなく高かったので、病棟内を歩行器でぐるりと3周しました

 

前日のシャワーの際に、手術をした左の太ももがとんでもなく太くなっていた話は書きましたが、この日、左のふくらはぎを見ると、膝の裏からすぐ下の部分が太く腫れ、内出血の紫の斑点が出ていました。

気のせいか、いえ、気のせいではなく、ふくらはぎがどよ~んと重たい…

 

この後、太い内出血状態のふくらはぎは、退院後も長い間、続きます。

 

週明けの月曜の朝、回診の医師にふくらはぎの状態を伝えると、今、内出血がどんどん下に下がっているとのこと。

ふくらはぎの太さも徐々に戻ってくると言われました。

 

が、この内出血はけっこう引かず、ふくらはぎから足首まで下がり、紫色の状態も濃く、さらには踵や土踏まずの内側、足の甲まで色が変わりました。

それに伴い、足首も足の甲も腫れあがり、まるで象の足のように…

 

内出血の箇所は押すと痛く、腫れて太さもあるので、膝を曲げようとすると、うまく曲がりません。

股関節のリハビリをしたいのに、膝から下のむくみと、それに伴う痺れのような違和感がずっと続いていました。

この内出血と違和感は、術後1カ月半を過ぎてもまだ少し残っています。

 

対処方法としては、足を高くして寝ることよく足を動かすこと、だそうです。

むくみの対処方法と同じですね。

 

 

手術後7日め

 

明け方、左の太ももが熱をもち、痛みもあったので、ナースコールをしてアイスノンを当ててもらいました。

冷やすと痛みが取れてきました。

手術後は、飲み薬でも、痛み止めを飲んでいました。

また、血栓防止の薬も飲んでいましたので、左脚が内出血で腫れて痺れていても、血栓ができる心配はないと言われました。

 

この日のリハビリは、ピンチヒッターの男性療法士さん。

リハビリルームまで歩行器で行き、帰りは歩行器なしで歩いて病室に戻れました。

もちろん、後方から療法士さんが見守りをしてくれたからですが。

 

夜、左脚を観察すると、踵まで内出血の濃い紫色が出ていて、甲が腫れあがって、足指が甲にめり込んでいました

 

[手術後1週間でできたこと]

・補助具なしでも5分以上歩けた!

・病室内では歩行器なしで動ける

 

 

手術後8日め

 

朝の医師の回診で、いきなり抜糸

手術痕は糸で縫われていたのではなく、ホチキス状の医療用ステープラーで留められていたので、正確には「抜鉤」(ばっこう)です。

ステープラーは前にも体験しているので驚きませんが、初めての人はギョッとするかもしれません。

約20cmの長さの切開部分を、かなりの数のステープラーで留めていて、それをピンセットで外していきますが、痛みはそれほど感じませんでした。

鼠径部にも2針留めていたので、それも外してもらいました。

抜鉤後の痕は、長い部分は保護テープが貼られましたが、鼠径部はテープなし。

 

長い部分の縫合は何針だったのか?

退院後、しばらくしてから家で数えてみると、26針分ありました!

 

私は、手術後の傷がケロイドになりやすいタイプだと、昔手術した時に言われていたので、医師にそのことを伝えると、保護用テープを3カ月くらい貼っておくとケロイドにもないりくいと言われました。

保護用テープについては、後日あらためて紹介します。

 

抜鉤後、医師から、入院荷物はどれくらいありますか?と訊かれたので、もしや、これは退院してもいいってこと?

リハビリも順調に進んでいますし、そろそろ退院が現実味を帯びてきました。

 

と、期待しつつ、昼前にベッド脇でラジオ体操をしていたら、例のめまい症状(良性発作性頭位めまい症)が…

 

幸い吐き気はなく、グルグルめまいのみ。

お昼ごはんを食べながらも、グルグルは消えず、これは困った。

この後にリハビリがあり、療法士さんと一緒にリハビリルームまで歩き、リハビリをしたら治っていました。

 

リハビリでは、杖を貸し出してもらい、歩行器卒業です。

医師が出していた退院の条件は、杖で歩けること、ですから、いよいよ退院が近い?

 

[手術後8日目に外れたもの] 

・手術箇所のステープラー(抜鉤)

 

[手術後8日めにできたこと]

・歩行器卒業!

・杖で歩く

 

(続く) ※次はいよいよ退院です

 

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コロナ禍の中での入院・手術&付き添い・面会

2020-07-26 18:22:12 | 人工股関節

新型コロナウイルスの感染拡大がなかなか収まってくれません。

せっかく6月に収束の兆しが見えつつあったのに、緊急事態宣言終了や他県との移動OKを受け、コロナ以前に戻れると勘違いした気のゆるみからの…

 

私が人工股関節置換手術を受けた6月中旬は、今から思えば、コロナの感染拡大が一番落ち着いていた時期だったかもしれません。

※人工股関節置換手術の経緯は コチラ を参照ください

 

今回の手術は、年明け早々から決めていました。

この頃は、まだ新型コロナウイルスの名前すら知りませんでした。

 

当初の手術予定は8月中旬でしたが、コロナ禍で予定が空白になったことから、6月に前倒しをしました。

前倒しを決めたのは4月です。

この時、半年以上先ならコロナも終息しているかもしれないと、秋以降に延期することもちらりと考えましたが、終息してからの手術だと、退院後の身体の快復を待つ間のタイムロスがもったいないと思いました。

早く手術を済ませ、早く社会復帰する方がいいですよね

 

ということで、6月の入院、手術となりました。

 

6月に入り、コロナ感染者数は減りつつありましたが、病院内は厳戒態勢です。

私が手術をする大学病院はコロナ患者受け入れ病院のひとつに指定されていて、実は医師にも感染者が1名出ました。感染した医師は、コロナ病棟とは関係がありませんでしたが、これは心配な情報でした。

 

当然、外来患者はマスク着用が徹底され、入院患者も同様です。

入院前の説明の際に、持ち物として「マスク」も入っていました。

 

 

入院中のマスク着用について

私が入院した病棟には、エレベーターから降りた先に、IDカードがないと入れないドアがありました。

入院患者は入院手続きの際にIDカードをもらえるので、カードをタッチして病棟に入ることができます。

これはコロナ禍だからではなく、この病院のシステムです。

まったく関係ない外部の人が病棟内に入ってこれないようになっていますので、入院患者は安心していられます。

 

私の病室は4人部屋。

自分のベッド内ではマスクは外してよく、病室内でも外してOKでした。

というのも、各ベッドの間にはカーテンの仕切りがあり、それぞれ2m以上は離れているからです。

 

病室の外に出る時はマスクをしてください、と言われました。

よって、リハビリで廊下に出る時、1Fの売店に行く時、検査で他のフロアに行く時などは、必ずマスクを着けていました。

 

唯一の例外が、手術室に移動した時です。

手術着に着替え、ヘアキャップを被りましたが、マスクなし。

私の病棟の下に手術室フロアがあり、短い垂直移動でした。

この病院はとても大きく、他の棟から手術室に移動する場合は、水平&垂直移動距離がかなり長くなるので、遠い病棟からの移動だと、もしかしたらマスク着用必須だったかもしれませんね。

 

マスク着用は、もちろんスタッフ側も必須です。

看護師さんも、医師も、リハビリの療法士さんも、ちゃんとマスクを着用していました。

フェイスシールドはしていません。

ここが整形外科の入院患者フロアだったからでしょうか。

科によっては、フェイスシールドやガウン着用もあるのかもしれません。

 

 

手術の付き添いについて

半日や1泊程度の軽微な手術は別としても、手術といえば、「家族の付き添い」(立ち合い)があるのが一般的かと思います。

手術室に運ばれる患者の後を家族が追っていく、というのがTVドラマのパターンですが、ここの病院では、新型コロナウイルスだけでなく、インフルエンザなど、感染症流行中の場合、付き添いには制限(人数、年齢)がありました。

外部の人からによる感染症予防のためです。

もちろん、手指用の消毒ジェルはエレベータフロアから病棟に入る入口に設置され、各部屋の入口にも設置されていました。

 

私が受けた人工股関節置換手術は、手術誓約書の中で「死に至る可能性のある手術」と明記されていました。

手術時の大出血、麻酔によるさまざまなトラブルなどが起きれば、目を覚ますことなく… という可能性がある手術でしたが、家族の立ち合いはありません、と最初から病院側に伝えていました。

それは、家族が来られる状況になかったからです。

コロナ禍の中、高齢の母を、大きくて複雑な構造の病院にバスで来させるのは現実的ではありませんよね。

 

それでも、急変した場合の緊急連絡先は書かされました。

福島の叔母もそのひとり。

叔母には、何もなければ連絡ないから、と伝えましたが、それでも心配させてしまったので、手術後、部屋に戻ってきた時に、携帯で無事に終わったとメールを入れました。

 

この時期、家族が手術の時に来ないケースは、けっこうあるようです。

同室の40代女性と中学生女子も同じ日の手術でしたが、いずれも家族は来なかったようです。

 

この病院の手術室の構造上、手術室の外で家族が待機する場所はありません。

各フロアの談話室で待つことになっているようでした。

 

 

面会について

とにかく、感染症予防のため、面会、見舞い客は基本NGです。

 

とはいえ、入院中に必要なものを届けに家族が来ることはもちろんあり、それはOKです。

ただし、低年齢の子ども(たしか小学生以下だったと思います)は家族でもダメで、また、家族が何人も来るのもダメで、キーパーソンひとりのみがOKということになっていました。

もちろん、マスク必須です。

コロナの状況ですから、外部の人の病棟への来訪は、できる限り少なくしてほしいですよね。

 

見舞客は、家族であっても、病室内に入るのは基本NGでした。

着替えの受け渡しなどは、談話室で行なっていました。

場合によっては、スタッフステーションの看護師さんが預かってました。

 

これは、入院している患者側としては、とても良かったです。

病室内に他の患者の見舞客が入ってきて、長い時間いられると、いくらカーテンで遮られているとはいえ、トイレに行ったりとか、洗面所を使いたい時に、自分のベッドエリアから出にくいんです。

ベッド周りでお喋りしている声も、静かな病室内ですから、気になります。

 

昨年末に膝の手術で入院していた別の病院は、病室内に家族が入ってくるのは普通にOKでした。

そのため、夕飯後に他の患者さんの家族が来て、消灯時刻まで喋っていられるのが苦痛でした。

女性患者の部屋ですが、高齢の患者さんの息子さんなど、私と近い年齢の男性が部屋にずっといて、部屋付きの洗面所やトイレを使ったりするのもイヤでした。

きっと、その病院も、このコロナ禍では、見舞客の制限はしているはずでしょうし、病室内への立ち入りも許可していないんじゃないでしょうか。

 

そうした経験から、コロナとかインフルエンザなどによる面会制限がない場合でも、お見舞いなどで病室内に立ち入ることは極力避け、談話室などを利用してほしい、と思いました。

 

家族や大事な人の具合が気になるのは当然ですが、同じ部屋のほかの患者さんへの気遣いも大事なマナーですね

 

最近は 暑さ対策のクールマスクを色々買って試してます

 

 

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【人工股関節置換】手術後の左右の脚の長さの違和感

2020-07-25 14:52:54 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術後2日めから車椅子~術後初めてのシャワー から続きます

 

歩行器を使って歩けるようになると、左右の脚の長さの違いが気になってきます。

これは単に立っている時も感じるんです。

 

私がこの手術を受ける前は、左脚(腰骨から膝までの部分)が右より約2cm短い状態でした。

それは、幼少時に受けた股関節脱臼の骨切り手術に原因があります。

左の方が少し短い状態で人生のほとんどを過ごしてきましたので、左右のバランスを自然にとる所作、動作が身に付いています。

ですから、これまでの生活の中では、左が少し短いということを、スラックス類などを履く時以外は、特に感じてきませんでした。

 

そこにきて、今回の手術です。

股関節を人工関節に置き換える際、左右の長さが同じになるように調整されました。

つまり、左脚の側面は、表面が少し引っ張られて伸ばされる感じ?

それに伴い、左脚が外側に開きやすくなるよう、左脚の内側の付け根にも短くメスが入れられ、浅くですが切開されました(2針分)。

内側の2針分はほぼ実感がなく、違和感はまったく感じません。

 

が、長さを調整して左右同じになったはずなのに、なぜだか左の方が長く感じるんです。

手術前に「多くの人が、片方が長くなったように感じると言います」と医師から聞かされていましたので、ああ、これがそうなんだなぁ、という感じでした。

 

立っているだけでも左が長く感じ、足を肩幅以上に開いていないとグラグラします。

足を無理に閉じようとすると、左脚が長くて突っ張り、閉じていられません。

歩く練習をする時も、左脚の方が長く感じてしまうので、身体が斜めに傾いてしまいました。

 

この違和感はだんだんと取れていくと言われましたが、手術から約1カ月半が過ぎた今でも、まだまだ左の方が長く感じます。

でも、たしかに、手術直後よりも真っすぐ立てるようになり、足を肩幅以上に開かなくても大丈夫になってきていますので、あと一歩、というところでしょうか。

 

 

ということから、ただ歩けるようになるだけでなく、

左右の違和感を感じずに歩けること、立ち姿勢、歩く姿勢を左右バランスよくすることが、私のリハビリ目標のひとつとなりました。

 

術後1カ月半の今は、通所リハビリと自宅での復習のおかげで、「姿勢よくなりましたね!」と担当の療法士さんに褒められるまでになってます。

が、左右の長さの違和感はまだ残っていますから、リハビリはまだしばらく続きます。

 

リハビリで大事なのは、通所の時だけでなく、家でもコツコツやること

療法士さんは「自主練」と言いますが、自主練をまったくしない患者さんもけっこう多いらしく、そういう方は、リハビリの効果がなかなか出ないそうです。

怠け者さんは、ご注意を(笑)

 

(続く)

 

今年初の桃は福島産の「あかつき」

 

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【人工股関節置換】手術後2日めから車椅子~術後初めてのシャワー

2020-07-24 21:21:58 | 人工股関節

【人工股関節置換】手術翌日にもう歩く!?  から続きます

 

手術後2日め

朝の診察、ガーゼ交換の際、医師から「シャワー浴していいですよ」と言われました。

ただし、手術した場所は、貼っているテープの上から軽く流す程度で。

 

手術日の前日にシャワーしましたが、髪がギシギシしてきたので、洗面所ででも髪を洗いたいと思っていましたので、シャワーOKは嬉しい!

しかし、シャワーは男女で使える曜日が決まっていて、この日は男性の日。

それは仕方ない。でも、明日にはシャワーできます

 

手術の翌日は、トイレに行く際には、看護師さんの手を借りて車椅子に乗っていましたが、もうそろそろひとりでも車椅子に乗れそうだと思い、そろそろと試してみたところ、ひとりで車椅子に乗れました。

トイレに行くたびにナースコールをするのは気が引けていたので、これでひと安心。

 

車椅子はひとりで乗れるようになりましたが、まだ靴下をひとりで履くことができません。

手術を終えて病室に戻ってきた時は手術着でしたが、翌日、尿道カテーテルや点滴が抜けたタイミングで手術着からパジャマに着替えました。

その着替えの際には、看護師さんが手伝ってくれて、靴下も履かせてくれたんです。

今日になり、新しい靴下に履き替えたいと思いましたが、脱げないし、履くこともできません。

問題のない右足はいいんですが、手術した方の左足に手が届かないんです。

ちょうど、検温に来たタイミングの看護師さんに手伝ってもらえましたけれど、自分で靴下が履けないのは厳しい…

 

この靴下問題は、この後しばらく続くことになります。

 

院内シューズを履く時も、踵がちょっと入りにくく、柄の長い靴ベラがあればよかった、と思いました。

 

この日のリハビリでは、ベッドの上でできるリハビリを教えてもらい、前日と同様に歩行器で病棟をぐるりと歩きました。いい感じです。

 

手術直後には熱が出なかった私ですが、この日の体温は1日中38℃台。

手術した箇所が熱をもっていたので、アイスノンで冷やしていました。

 

[手術後2日めにできたこと]

・ひとりで車椅子に乗り降りできる

・ひとりで車椅子でトイレに行ける

・ひとりで靴をはく

・ベッドサイドに立てる

・歩行器でより長い距離を歩ける(リハビリ)

 

手術後3日め

前日は高かった体温が、ようやく36℃台に戻ってきました。

 

朝の医師の回診の際に、背中の絆創膏を剥がしてもらいました。

この絆創膏は、手術前の背中からの麻酔の時のものです。

この時まで背中に麻酔時の管?が入っていたようですが、気が付かないものですね(笑)

 

[朝ごはん]

みそ汁、納豆、海苔、梅干し、という、典型的日本の朝ごはん。

梅干しがおいしい。ほっとしました

 

歩行器で歩けるようになったことを医師に伝えると、「じゃあ、歩行器で歩いていいですよ」ということになり、マイ歩行器がやってきました(もちろん病棟のものですが)。

これがあれば、トイレも楽になります。

リハビリの時以外でも、自分で歩行器で病棟フロアをぐるりと回ってみました。

 

とはいえ、歩行器で長い距離を歩くのはまだまだ厳しい状態です。

1Fの売店に買いものに行く際には、車椅子を使って行きました。

車椅子で長い距離を走行しましたが(私の病棟から売店までは3つほど病棟を通過する必要あり)、車椅子って腕の力がかなり必要なんですね。腕が筋肉痛になりそう。

長い距離を往復したおかげで、車椅子の運転はかなり上達しました(笑)

 

午後は待望のシャワー

シャワールームには椅子があるので、安心してシャワーできます。

シャンプーしてサッパリしました。

私は自分ですべてできましたが、看護師さんに手伝ってもらって入る人もいるそうです。

 

手伝いなんている?と思いましたが、左足の指先や踵を洗おうとすると、手が届かない!

ボディタオルをうまく使って洗いましたが、長い柄付きのスポンジがあると便利かもしれません。

 

シャワーに入るためにパジャマを脱いでビックリしたのは、左足の太ももが生ハムのようになっていたこと!

なんですか、この太さ?!

太い上に、熱も持っていて、これじゃあ、熱が上がりますよね…

左足の内ももの根元には、ギュッと縛ったような内出血の跡がありました。これはおそらく止血のためのものだと思われます。

 

この時に初めて気づいたもうひとつが、左足の付け根(鼠径部)に絆創膏が貼られていて、2針縫われていたこと。

そういえば、医師が「皮膚を少しだけ切開して広げました」と言ってました。

切開の目的については、また後ほど説明したいと思います。

 

シャワーにより、貼られていた絆創膏もろもろが濡れてしまったので、シャワー後には新しい絆創膏に貼りなおしてもらいました。

 

[手術後3日めにできたこと]

・歩行器でトイレに行ける

・歩行器で同じ病棟フロア内を移動できる

・車椅子で売店に買い物に行ける

・ひとりでシャワーに入れる

・靴下がなんとかギリギリ履ける

 

※できるようになったことには個人差があることをご承知おきください

 

[入院生活であると便利なもの]

・長い柄の靴べら

・長い柄のスポンジ(足先用)

 

コメント (2)
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