【人工股関節置換】手術翌日にもう歩く!? から続きます
手術後2日め
朝の診察、ガーゼ交換の際、医師から「シャワー浴していいですよ」と言われました。
ただし、手術した場所は、貼っているテープの上から軽く流す程度で。
手術日の前日にシャワーしましたが、髪がギシギシしてきたので、洗面所ででも髪を洗いたいと思っていましたので、シャワーOKは嬉しい!
しかし、シャワーは男女で使える曜日が決まっていて、この日は男性の日。
それは仕方ない。でも、明日にはシャワーできます
手術の翌日は、トイレに行く際には、看護師さんの手を借りて車椅子に乗っていましたが、もうそろそろひとりでも車椅子に乗れそうだと思い、そろそろと試してみたところ、ひとりで車椅子に乗れました。
トイレに行くたびにナースコールをするのは気が引けていたので、これでひと安心。
車椅子はひとりで乗れるようになりましたが、まだ靴下をひとりで履くことができません。
手術を終えて病室に戻ってきた時は手術着でしたが、翌日、尿道カテーテルや点滴が抜けたタイミングで手術着からパジャマに着替えました。
その着替えの際には、看護師さんが手伝ってくれて、靴下も履かせてくれたんです。
今日になり、新しい靴下に履き替えたいと思いましたが、脱げないし、履くこともできません。
問題のない右足はいいんですが、手術した方の左足に手が届かないんです。
ちょうど、検温に来たタイミングの看護師さんに手伝ってもらえましたけれど、自分で靴下が履けないのは厳しい…
この靴下問題は、この後しばらく続くことになります。
院内シューズを履く時も、踵がちょっと入りにくく、柄の長い靴ベラがあればよかった、と思いました。
この日のリハビリでは、ベッドの上でできるリハビリを教えてもらい、前日と同様に歩行器で病棟をぐるりと歩きました。いい感じです。
手術直後には熱が出なかった私ですが、この日の体温は1日中38℃台。
手術した箇所が熱をもっていたので、アイスノンで冷やしていました。
[手術後2日めにできたこと]
・ひとりで車椅子に乗り降りできる
・ひとりで車椅子でトイレに行ける
・ひとりで靴をはく
・ベッドサイドに立てる
・歩行器でより長い距離を歩ける(リハビリ)
手術後3日め
前日は高かった体温が、ようやく36℃台に戻ってきました。
朝の医師の回診の際に、背中の絆創膏を剥がしてもらいました。
この絆創膏は、手術前の背中からの麻酔の時のものです。
この時まで背中に麻酔時の管?が入っていたようですが、気が付かないものですね(笑)
[朝ごはん]
みそ汁、納豆、海苔、梅干し、という、典型的日本の朝ごはん。
梅干しがおいしい。ほっとしました
歩行器で歩けるようになったことを医師に伝えると、「じゃあ、歩行器で歩いていいですよ」ということになり、マイ歩行器がやってきました(もちろん病棟のものですが)。
これがあれば、トイレも楽になります。
リハビリの時以外でも、自分で歩行器で病棟フロアをぐるりと回ってみました。
とはいえ、歩行器で長い距離を歩くのはまだまだ厳しい状態です。
1Fの売店に買いものに行く際には、車椅子を使って行きました。
車椅子で長い距離を走行しましたが(私の病棟から売店までは3つほど病棟を通過する必要あり)、車椅子って腕の力がかなり必要なんですね。腕が筋肉痛になりそう。
長い距離を往復したおかげで、車椅子の運転はかなり上達しました(笑)
午後は待望のシャワー
シャワールームには椅子があるので、安心してシャワーできます。
シャンプーしてサッパリしました。
私は自分ですべてできましたが、看護師さんに手伝ってもらって入る人もいるそうです。
手伝いなんている?と思いましたが、左足の指先や踵を洗おうとすると、手が届かない!
ボディタオルをうまく使って洗いましたが、長い柄付きのスポンジがあると便利かもしれません。
シャワーに入るためにパジャマを脱いでビックリしたのは、左足の太ももが生ハムのようになっていたこと!
なんですか、この太さ?!
太い上に、熱も持っていて、これじゃあ、熱が上がりますよね…
左足の内ももの根元には、ギュッと縛ったような内出血の跡がありました。これはおそらく止血のためのものだと思われます。
この時に初めて気づいたもうひとつが、左足の付け根(鼠径部)に絆創膏が貼られていて、2針縫われていたこと。
そういえば、医師が「皮膚を少しだけ切開して広げました」と言ってました。
切開の目的については、また後ほど説明したいと思います。
シャワーにより、貼られていた絆創膏もろもろが濡れてしまったので、シャワー後には新しい絆創膏に貼りなおしてもらいました。
[手術後3日めにできたこと]
・歩行器でトイレに行ける
・歩行器で同じ病棟フロア内を移動できる
・車椅子で売店に買い物に行ける
・ひとりでシャワーに入れる
・靴下がなんとかギリギリ履ける
※できるようになったことには個人差があることをご承知おきください
[入院生活であると便利なもの]
・長い柄の靴べら
・長い柄のスポンジ(足先用)