【人工股関節置換】手術後2日めから車椅子~術後初めてのシャワー から続きます
歩行器を使って歩けるようになると、左右の脚の長さの違いが気になってきます。
これは単に立っている時も感じるんです。
私がこの手術を受ける前は、左脚(腰骨から膝までの部分)が右より約2cm短い状態でした。
それは、幼少時に受けた股関節脱臼の骨切り手術に原因があります。
左の方が少し短い状態で人生のほとんどを過ごしてきましたので、左右のバランスを自然にとる所作、動作が身に付いています。
ですから、これまでの生活の中では、左が少し短いということを、スラックス類などを履く時以外は、特に感じてきませんでした。
そこにきて、今回の手術です。
股関節を人工関節に置き換える際、左右の長さが同じになるように調整されました。
つまり、左脚の側面は、表面が少し引っ張られて伸ばされる感じ?
それに伴い、左脚が外側に開きやすくなるよう、左脚の内側の付け根にも短くメスが入れられ、浅くですが切開されました(2針分)。
内側の2針分はほぼ実感がなく、違和感はまったく感じません。
が、長さを調整して左右同じになったはずなのに、なぜだか左の方が長く感じるんです。
手術前に「多くの人が、片方が長くなったように感じると言います」と医師から聞かされていましたので、ああ、これがそうなんだなぁ、という感じでした。
立っているだけでも左が長く感じ、足を肩幅以上に開いていないとグラグラします。
足を無理に閉じようとすると、左脚が長くて突っ張り、閉じていられません。
歩く練習をする時も、左脚の方が長く感じてしまうので、身体が斜めに傾いてしまいました。
この違和感はだんだんと取れていくと言われましたが、手術から約1カ月半が過ぎた今でも、まだまだ左の方が長く感じます。
でも、たしかに、手術直後よりも真っすぐ立てるようになり、足を肩幅以上に開かなくても大丈夫になってきていますので、あと一歩、というところでしょうか。
ということから、ただ歩けるようになるだけでなく、
左右の違和感を感じずに歩けること、立ち姿勢、歩く姿勢を左右バランスよくすることが、私のリハビリ目標のひとつとなりました。
術後1カ月半の今は、通所リハビリと自宅での復習のおかげで、「姿勢よくなりましたね!」と担当の療法士さんに褒められるまでになってます。
が、左右の長さの違和感はまだ残っていますから、リハビリはまだしばらく続きます。
リハビリで大事なのは、通所の時だけでなく、家でもコツコツやること。
療法士さんは「自主練」と言いますが、自主練をまったくしない患者さんもけっこう多いらしく、そういう方は、リハビリの効果がなかなか出ないそうです。
怠け者さんは、ご注意を(笑)
(続く)
今年初の桃は福島産の「あかつき」
ワインのことはわからないのですが 各種のお酒、飲むのは好きなものですから
興味深くブログを拝見していました。
今回は先に股関節手術をしたものとして・・・・・
今年の10月でまる3年になります。
足の長さの件ですが 手術したほうが ほんの数ミリですが長い感覚がありました。
まさか先生が間違えたわけとは思えません。
今年のコロナ自粛のあたりから 足を地面につけて時の微妙な違和感がなく
なれたのかなと思っていたところです。
真由さんのブログを拝見して 納得 安心したところです。
もうすぐ丸3年なんですね。
先輩経験者のお話、参考になります。
今の時代の手術ですから、長さはミリ単位できっちり測ってくれているはずですが、それでも片方が長いと感じてしまうのは、これまで自然と自分なりのバランスをとってきたせいでしょうね。
私の場合はまだまだ時間がかかると思いますが、まずはリハビリ頑張ります