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ワインジャーナリスト “綿引まゆみ” (Mayumi Watabiki) の公式ブログ

【人工股関節置換】手術までの経緯

2020-07-11 16:48:47 | 人工股関節

約1か月前、左足の股関節を人工股関節に置き換える手術をしました。

入院、手術については、簡単に触れていましたが、手術から1カ月が過ぎ、退院後の状態も落ち着いてきましたので、同じような症状で悩んでいる方の参考になればと思い、不定期でリポートしていこうと思います。

 

まず、私が受けた人工股関節置換手術は、なんらかの原因で変形してしまった股関節を人工関節に置き換える手術です。

 

原因としては、股関節が擦り減って変形してしまう「変形性股関節症」が多いかと思いますが、私の場合は「原発性」です。

生まれた時からの先天的な原因があり、脱臼が見られました。

そのため、3、4歳の頃に股関節脱臼の手術(骨切り)をしていますが、その年齢なので、本人はほとんど記憶がありません(笑)

 

当時住んでいた都内の家の近くではなく、父方の祖父のかつての勤務先に近い都内北部の病院だったこと、駅から病院までのカンカン照りの道のりと、手術を受けるために食事ができない私の気を何とかそらそうとしていた父のことだけ、うすぼんやりと覚えています。

 

手術後は、保育園、小中学校と問題なく体育の授業も部活も普通に過ごしていましたが、高校に入ってしばらくしてから、股関節の不具合がたまに出るようになってきました。

幼少時の手術で骨切りという処置をしているので、実は、左足が右より2cm前後短いんです。

それをかばうように左右のバランスを取ってきました。

 

以降、大学、社会人と過ごし、今、フリーのワインジャーナリストとして仕事をしていますが、スポーツのように激しい運動をすることもないので、たまに痛くなるけれど仕方ないよね、と過ごしてきました。

 

大人になってからは、股関節以外の症状でレントゲンを撮ると、股関節の引っ掛かりが浅いこと、左足が短いことは毎度指摘され、そのうち、とやり過ごしてきました。

というのも、人工股関節手術をあまり若い頃に受けてしまうと、人工関節が劣化した時に再度の手術が必要になるからです。

年齢の目安は60歳以上だそうです。

 

ですが、人によっては、40代、50代でも手術を受ける方がいい(受けるしかない)例もあること、人工関節の耐久年数も長くなっていることもあり、私も、60歳未満でしたが、手術を受けることにしました。

 

決断のきっかけは、昨年の膝の半月板損傷です。

右膝半月板断裂を手当する手術を受けることが決まり、どうせなら、ついでに左の股関節もやってしまう?という話になりました。

半月板損傷をしたのは右膝ですが、元から左の膝の痛みも時々あり、長時間の国際線フライトでは苦痛を強いられていました。

医師によると、左膝の痛みは左股関節から来ているそうです。

また、左股関節をかばうと、逆側の膝、つまり、右膝に負担がかかると言われましたので、こうなったら、左右バランスよく治療してしまおう!と決断したわけです。

 

右膝半月板手術は昨年の12月半ばで、3泊4日で退院し、年内には杖をついて歩けるようになりました。

 

次は左股関節ですね、と医師と相談し、仕事の影響が最も少ない8月の手術を決めました。

 

しかし、そこに来て新型コロナウイルス感染拡大です。

海外取材の予定がすべて空白になりました。

ワイン生産者が来日してのセミナーや試飲会なども、全キャンセルです。

となると、手術は8月まで待たなくてもいいのでは?

 

そこで、手術を2カ月前倒しし、6月に行なうことにしました。

 

しかしながら、世間のコロナ感染の勢いが止まらず、手術を受ける病院でも医師1名の感染者が出るなど、コロナへの不安が大きかったですが、病院の体制がしっかりしているので、そのまま手術へと進んでいきました。

 

(続く) ※不定期にアップします

 

入院後初の食事

ごはん ハマチの照り焼き 五目煮 春雨サラダ 漬物 オレンジ

 


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