拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

2023-04-10 11:42:49 | 音楽

麹味噌合唱団(仮称)の練習のあと、久しぶりに独りではない反省会。帰り道のM戸で飲むと必ず病的酩酊状態になるのをM戸のせいにして(M戸には私を乱れさせる何かがある!)、綾瀬まで逃亡し、そこでお一人様を決め込んでいたのだが、そんなことを続けていると永久にM戸で飲めない。実は、M戸は、40年前、サラリーマンになったときに入った独身寮があった場所である。そうしたゆかりの場所で飲めないのは寂しい。三谷幸喜はもともと猫アレルギーだったが、その猫のモフモフに密着するという荒療治によって免疫を得たそうだ(昔、新聞の連載に書いていた)。私も、逃げてばかりいないで免疫をつけなければ。と思い、M戸で飲む覚悟を決めたのである。昨夜は大丈夫であった。早くも免疫効果だろうか?

その麹味噌合唱団の指揮者先生が練習中に「カウンターテナーは(声帯の)裏声で歌ってるのではない。仮声帯を使って強い声を出しているのである」とおっしゃってた。なるほどー。私も、アルトを歌うとき、話したり男声で歌うときと鳴ってる場所が違うなー、だから風邪で声が出なくてもアルトで歌えたりしてたよなー、どこが鳴ってんだろ?」と思っていた。我が意を得たりである。と言っても、その場所の名前が「かせいたい」だと分かっても、これまでと何かが変わるわけではない。前から強いアルト声を出すことを目標にしていた。現在、アルト、テナー、バスの各パートの中で、私が一番響く声を出せるのはアルトである(男声が「へらへら」だから、とも言える)。

だいたい「裏」という呼び名がよくない。「裏口入学」「裏金」「裏街道」等々、マイナスイメージの言葉が多い。だからか。私が子供の頃、日本海側を「裏日本」と呼んでいたが、いつの間にか「日本海側」に変わっていた。そもそも、大陸から見れば、日本海側こそが「正面」である。私にとっては、裏声(だから先生に言わせると「裏声」ではないのだが)こそが表声である。

その歌と並行して、楽器もあれこれやっているが、セッションやソロ・コーナーがあると、それがモチベーションとなって、そこでやる曲を練習する気になる。私は、怠惰な人間で、そういうモチベーションがないと、ブログばっかり書いていて、なかなか練習をする気にならない。しかも、練習しようかな、と思っても、音楽室(兼書斎=ブログを書く場所)には楽器がぞろぞろあって、さてどれから始めようかと思ってるうちに日が暮れてしまったりする。だからセッション等は、今の私にとって生活のリズムを刻んでくれるメトロノームなのである。

あらためて、写真を見る。やはり中華は数人で行くのがよい。いろんな種類を頼める。卵高騰のおり、キクラゲと卵と豚肉炒めに大量の卵が使われてるのもうれしい。因みに、餃子は、ホントは左右がもうちょっと短い。写真の加工の際に若干引き延ばしたものである。

因みに、読者は「M戸」でどこを思い浮かべるだろうか?水戸なんかはいい町である。同じ茨城の廻戸は「まわりど」ではなく「はさまど」と読むそうだ。