拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

オペラ

2023-04-16 12:32:22 | 音楽

 

再びベランダのプランターへの水遣りが日課となった……と言ってるそばから芽吹き。

左がバジル、右がほうれん草。

昨夜のパスタは、久しぶりに長かった。

そうか、スパゲッティってこんなに長かったんだ。いえね、ガス代をケチろうと思って小さい鍋で湯量を少なくして茹でてるんで、いつもは半分に折ってんのだよ。だけど、昨日は大きいフライパンで「ワンパン」(ニンニクを炒めたフライパンにそのまま水(昨夜は、ピザソースを白ワインでのばしたもの)を入れて茹でるやり方)で作ったんで、

折らなかったわけ。それにしても、ワンパンで作るパスタは美味である。

さて。ドイツ語で映画を見てたら、音声は「インストルメント」で字幕は「器具」。そうか、われわれは「インストルメント」で楽器を思い浮かべるが、もともとは器具一般を言うんだよな。それが証拠に、「カラマーゾフの兄弟」のドイツ語訳にも「インストルメントで武装する」って出てきて、つまりここでの「インストルメント」は武器なわけ。当初、楽器は、「ムジークインストルメント」(音楽器具)だったのが「インストルメント」だけでも「楽器」になった。武器も「なんとかインストルメント」(武力用器具)だったのが縮まって「インストルメント」(武器)になったのだろう。

それを言うなら、イタリア語の「オペラ」は、本来は「作品」の意味。で、オペラのことは、当初は「オペラ・リリカ」(叙情的作品)と言っていたのだが、「リリカ」がとれて「オペラ」だけでも通用するようになった(今でも「オペラ・リリカ」という言い方はある)。ドイツ語の「Oper」(オペラ)に「作品」の意味がないのは、イタリア語で「リリカ」がとれた後にドイツにオペラが入ったからだろう、と推測する。

と、いうことで、皐月賞で応援する馬は「なんとかオペラ」である。