拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

浴びせ倒しで鯉の勝ち

2023-04-09 09:52:46 | 日記

広末涼子演じる朝ドラ主人公の母親が好きだった白い小さな花はバイカオウレンと言うんだそうな。私も、白くて小さくて群生している花は好きで、見ると撮る。

でも、これはバイカオウレンではなさそう。バイカオウレンは、5片の花びらは慎ましいが、その中は花火のようににぎやかである。次に白い花を見つけたらそこんとこに注意して見ることにしよう。

広末涼子が早稲田大学に入学したとき、朝日新聞の夕刊が、大隈さんの銅像の前を歩く広末の写真を一面に載せていたのを覚えている。一発でうまく撮れなかったので二度歩いたんだっけ?因みに、私が広末涼子の出演映画で一番印象に残ってるのは浅田次郎原作の「地下鉄(メトロ)に乗って」……と書いたところで裏をとるためにググる。え?広末涼子は出てない?なにと勘違いしたんだろう?たしか、ドラム式洗濯機に入って過去に行くんだった。分かった、「バブルにGo」だ。タイムスリップするところで混同したのだな。浅田次郎原作の映画は、「地下鉄……」のほかに「椿原課長の七日間」や「憑神」を覚えている。どっちにも西田敏行が出ていた。因みに、西田敏行がお尻を見せたのは「ザ・マジックアワー」。レナート・ホワイティングがお尻を見せたのはオリヴィア・ハッセーと共演した「ロミオとジュリエット」(本人の同意なしにそのシーンを公開したとして、半世紀経った今になって訴訟になっているそうな)。塩沢ときが自ら胸をはだけたのはタモリの「今夜は最高」である。「今夜は最高」が終わったのはずっと前。「タモリ倶楽部」が終わったのはついこのあいだ。「ブラタモリ」はずっと続くことを祈っている。

昨日の記事(溜池)を書くにあたって、随分、古地図と錦絵(浮世絵)を参考にした。知らなかったが、江戸の古地図って随分と売られてるようだ。是非欲しいのだが、種類が多すぎてどれがいいのか分からない。こういうときは、ネットではなく、実際に本屋さんで確認するのがいいだろう。歌川広重の「名所江戸百景」は、「百景」のほとんどに水(海や川)が描かれている。江戸は、水の都だったんだなー、と納得。ヴェネチアも真っ青である。

水と言えば、洗い物をしてる最中に他のことをしなければならなくなり、水道を出しっぱなしにせざるを得ないとき心が猛烈に痛む。砂の惑星(デューン)ではあり得ない。現実の世界でも、中央アジアの砂漠地帯ではあり得ない(そこらでは、食器は砂で洗うそうである。最初はジャリジャリするのが気になるが、慣れればどうってことはないらしい。猫砂のお掃除効果を知ってる身からすると「砂で洗う」にはさほど違和感はない)。ここは砂の惑星でも中央アジアでもない。水は豊富にある、あるものは使ってよい、と言うかもしれないが(誰が?)、それでもときどき水不足になって節水が求められたりする。

と書き連ねてきたので、最後は水のある風景である。

神田川上流である(冒頭の白い花も神田川沿いに咲いていたもの)。鴨と鯉がなかよく一緒にいるのが一見不思議である。喧嘩になれば、大きさにモノを言わせた鯉が浴びせ倒しで勝ちそうである。