拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

新仮説(付き合ってるから複数、一個でめっけものなら単数)

2012-12-12 23:10:43 | インポート
議論の前提とした事実ががらがらとくずれてしまった。まず、イタリア語の歌詞にも単数はあった。コシを忘れてはいけませんでした。「un bacio!」第1幕のクライマックス。男二人が女二人に病気(仮病)治すのに必要だからしてけれろー、と求めたのは「un bacio」。モーツァルトはドイツ人(ドイツ語圏のオーストリア人)ですが、台本を書いたのはれっきとしたイタリア人です(ダ・ポンテ)。結局、状況による、ということでしょうか。カバラドッシとトスカは恋人同士なんだから、たくさんしてるのはあたりまえ。それに対し、グリエルモ達は、一個(一口?)奪えばめっけものです。そ、それから、ドイツ語の方も。ネットで検索したら、「suesse Kuesse」(複数形)があった。これも状況ってことでしょう。グレートヒェンは、一個でもう失神しそう。こうもりも、たくさんするっていったって、時間をおきますから(ミー♯レミラーソ、ソ(チュッ)。ファーミファラーソ、ソ(チュッ)ってな感じ。)。それに対して、映画「ブリキの太鼓」に出てくる不倫男女のぶちゅぶちゅ、あーいうのがKuesseなんだろう。

複数(ぶちゅぶちゅ……)、単数(ぶちゅ)についての真面目な考察

2012-12-12 22:27:49 | インポート
なぜゆえ、トスカでは「baci」(複数)なんだろう?ドイツ語の歌詞で、「Kuesse」(複数形)なんて聞かないぞ。ここで、思い当たる風景。ゼッフィレッリ(イタリア人)が監督した映画「ロミオとジュリエット」(オリヴィア・ハッセーがジュリエット)で、若ーいロミオとジュリエットがロレンツォ神父のはからいで教会で会えたとき、ぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅぶちゅ……で、神父様がいい加減にしろと止めさせた(私、中学生の時、クラスの男女でこれ見に行って、とーっても刺激が強かった。)。なるほど、これは複数だ。これに対し、シューベルトが曲を付けた「糸を紡ぐグレートヒェン」。クライマックスで一声「sein Kuss」。思い詰めたグレートヒェンには1個のKussで十分。だから単数。因みに、「dolci baci」のような「甘い」のがドイツにもあるか?検索かけてみた。おっ、あるぞ。「ein suesser Kuss」がいっぱい出てきた。「熱い」のも当然ある。「ein heisser Kuss」がぞろぞろ。面白いことに、いずれも「ein……Kuss」で単数。結論、グレートヒェンに限らず、ドイツ人は一個で満腹……って、そんなことはなかった。「こうもり」の第2幕では、知らない隣の人とぶちゅぶちゅ、それでも「Kuss」。仮説は破綻。

甘いbaci

2012-12-12 13:59:08 | インポート
bacioと言えば、「Oh! dolci baci,o……」(トスカの第三幕、「星はきらめく」。私、ここもbacioだと思ってたら、複数形のbaciにoがくっついてバーチオになってたんね。)。「甘いbaci」ってどういうこと?相手が直前に生クリームでも食していたのかしらん。やだ、そんなのが複数だったらべとべとになっちゃうじゃんか。あたい、お子ちゃまだからそういうこと分かんな~い!(村娘に化けたオクタヴィアンの感じで)「(♪)Nein,nein.Nein,nein,ich kuesse niemand.」

バハハーイのオリジナル

2012-12-12 09:31:24 | インポート
なんで、ケロヨンでバハハーイなのか。バハハーイのオリジナルは20世紀少年ではありません。私が8歳頃(つい昨日の話)、4チャンネルでやってた「かえるの冒険」に出てくるケロヨンがバイバイの意味で使ったのでした。私ら真似して、友達と別れて家に帰るとき、バーハーハーイと言ったもんだ。歌も覚えてる。(移動ドで)ミレミレミレドドレドラ、ドー。ミレミレミソーソラ、ミ、レー(中略)。ファーソラーファーミミミファソー。レーミファーミレミミミファソー……。クイズで出そうとも思いましたが断念。あっ、それだったら、解答できた、という方はコメント下さい。付いてる歌詞は「右見て左見てもう一度右を見て」とか交通安全の標識みたいだった。