議論の前提とした事実ががらがらとくずれてしまった。まず、イタリア語の歌詞にも単数はあった。コシを忘れてはいけませんでした。「un bacio!」第1幕のクライマックス。男二人が女二人に病気(仮病)治すのに必要だからしてけれろー、と求めたのは「un bacio」。モーツァルトはドイツ人(ドイツ語圏のオーストリア人)ですが、台本を書いたのはれっきとしたイタリア人です(ダ・ポンテ)。結局、状況による、ということでしょうか。カバラドッシとトスカは恋人同士なんだから、たくさんしてるのはあたりまえ。それに対し、グリエルモ達は、一個(一口?)奪えばめっけものです。そ、それから、ドイツ語の方も。ネットで検索したら、「suesse Kuesse」(複数形)があった。これも状況ってことでしょう。グレートヒェンは、一個でもう失神しそう。こうもりも、たくさんするっていったって、時間をおきますから(ミー♯レミラーソ、ソ(チュッ)。ファーミファラーソ、ソ(チュッ)ってな感じ。)。それに対して、映画「ブリキの太鼓」に出てくる不倫男女のぶちゅぶちゅ、あーいうのがKuesseなんだろう。
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