拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

実験の理由(いたずらの言い訳)

2012-12-19 16:50:03 | インポート
第九の第1楽章の出だし、間抜け(中抜き)のラミの和音が続いて、主題登場の2小節前にレラの和音に変わる。ラミレなんてまるでオケのチューニング(オーボエがラーと出して、管楽器がそれに合わせて、ヴァイオリンは、ラーミーラーレーソーレー……)。そのレラに変わってからの2小節も、間抜けには変わりはありません。われわれは、その後、ニ短調の主題ががつーんと出るのをやまほど聴いてるから、レが入ったところで解決した気分になりますが、それは気のせい。そこでです。最後まで間抜けのままなんだから、どっちにころんでもおかしくない。ということで、ニ短調の主題をニ長調にするという「実験」をしたのでした(fbへアップ)。事実、再現部は元からニ長調だもんね(途中からニ短調になるけど)。以上、実験を必要とした理由(単なるいたずらの言い訳)。そーすると、その後もですよ、レーレレッ。ラーララッ。(一小節休み)レーレレッレーレレッ。の後、ラーララッレミ♯ファ……といけるかも(短調を長調で歌うときは、にっこり笑うとやりやすくなる。)。