拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

チャラオではないので

2012-12-18 21:29:40 | インポート
2曲目、魔が差す……じゃなくて間が入る直前までの音をfbにアップしました。だから、間抜けのままですが、最後の二小節、違う間抜けになります。ちゃらー、ちゃらー、は除きました。私は、チャラオではないので。

間抜け比べの裏側

2012-12-18 19:02:20 | インポート
和音の第三音をとった音を間抜けなんて誰も言いませんよね。でも、意味分かるでしょ?その間抜け比べをfbにアップしました。それぞれ二小節だけで、基音と第5音だけで、きざむだけだから(あと、若干の管楽器がロングトーンをかぶせてる)、作るのごっつぅ楽だった。こないだのKさんのコメントにインスパイアされて思い立ったんだけど。結果、超おもろい。二つの曲、二小節だけだと調が違うだけで、ほとんど一緒(実際は、音量も違うけど)。fbをご覧にならない方のため、音を言っておくと、1曲目、レとラをぎざぎざきざむ。2曲目、ラとミをぎざぎざきざむ。簡単すぎてクイズにするのも気が引けますが、一興と感じた方は、それぞれの曲名をご解答下さい。

立つ瀬がない

2012-12-18 17:24:53 | インポート
あ、あのー、化け物っと言ったからって、食われそう(gegessen zu werden)って言ったからって、バルトリが、Kさんのご義弟さんがお好きだという某大歌手のように成長(フィジカルの話です)されたわけではありませんので。オペラ歌手の範疇では依然エレガント。なにしろ、歌の迫力がすごくて、押し倒されたらあらがえないなって感じなんで……メゾやバリトンに高音を決められちゃうと、ソプラノやテナーは立つ瀬がありません。バルトリは最高どこまで出るのか知りませんが、昨日観た映像でCisまでは確認しました。ジュリエッタ・シミオナートもすごかった。「ノルマ」で、ノルマとアダルジーザがかけあいをするところ、シミオナートのアダルジーザは、ノルマ(ソプラノ)が歌ったのとおんなじようになぞってます。こうした人たち、みんな無理がない。これがすごい。絶叫だったら、誰でもできないことはない。私んちに、「正史超高音」というタイトルのカセットテープがあって、私の実声ハイCが入ってます。鶏が絞め殺されるような悲痛な叫びでご近所迷惑だったと深く反省しています(口ばかり)。古楽専門の某テナー歌手は、好きで出ないわけではない、フィッシャー・ディースカウは化け物だ、とにくにくしげに評してました。バリトンではカップッチッリも高音自慢で、オテロの第二幕で、オテロはA、ヤーゴ(とんぼの幼虫ではない)がCisでハモるべきところ、いっつもオテロと一緒にAを張り上げ、私はにくにくしげに聴いてました。