1月31日
立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
ついに『移動祝祭日』(新潮文庫)が出ました。
すでに読了しました。
すばらしい。まるでもうひとつの『日はまた昇る』を読んだような感じ。
これまで名前と顔写真くらいしか知らなかったシェイクスピア書店(『ユリシーズ』の版元)のシルヴィア・ビーチや、『グレート・ギャツビー』を出したばかりのフィッツジェラルドなどの姿が活写されていて、なにかビデオでも見せられたかのように(いや、それ以上に)リアルに彼らを感じることができました。
もちろん、書かれた対象のことが感じられるのがうれしいだけでなく、彼らとやりとりをしている若き日のヘミングウェイ、またこれを書いているときのヘミングウェイの気分や鼓動までが伝わってくるようで、約2時間読書に没入しました。余韻も強力です。
☆
他にも、今週は、
角川文庫から河合祥一郎さんの
『新訳 マクベス』が出ました。これもすばらしい。
これで新訳は5冊になりました。
ただ、角川文庫はよくカバーのデザインを変更するので、同じ著者のものでも買った時期によって背中のデザインが違い、本棚に並べるとなにか統一感がなくなっていやな感じです。もう少し長くひとつのデザインで続けることはできないのでしょうか。
☆
では、また来週。
立ち寄ってくださって、ありがとうございます。
ついに『移動祝祭日』(新潮文庫)が出ました。
すでに読了しました。
すばらしい。まるでもうひとつの『日はまた昇る』を読んだような感じ。
これまで名前と顔写真くらいしか知らなかったシェイクスピア書店(『ユリシーズ』の版元)のシルヴィア・ビーチや、『グレート・ギャツビー』を出したばかりのフィッツジェラルドなどの姿が活写されていて、なにかビデオでも見せられたかのように(いや、それ以上に)リアルに彼らを感じることができました。
もちろん、書かれた対象のことが感じられるのがうれしいだけでなく、彼らとやりとりをしている若き日のヘミングウェイ、またこれを書いているときのヘミングウェイの気分や鼓動までが伝わってくるようで、約2時間読書に没入しました。余韻も強力です。
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他にも、今週は、
角川文庫から河合祥一郎さんの
『新訳 マクベス』が出ました。これもすばらしい。
これで新訳は5冊になりました。
ただ、角川文庫はよくカバーのデザインを変更するので、同じ著者のものでも買った時期によって背中のデザインが違い、本棚に並べるとなにか統一感がなくなっていやな感じです。もう少し長くひとつのデザインで続けることはできないのでしょうか。
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では、また来週。
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