鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

虫歯とヘルニアの意外な関係が証明された?

2009-02-25 | Weblog
 数年前から左鼠径部にヘルニア症状が出て気になっていた。特に寒い冬の時期には結構な大きさになり、時には痛みが出て歩きにくくなってくるようなこともあり、医学書を見て切った方がいいのかな、とも思っていた。ところが、1、2週間前に歯医者で、右下奥の金冠をかぶせてある歯の金冠をとったところ、ひどい虫歯になっていることがわかり、治療を開始したところ、ヘルニアが治まったような感じがしてきた。右下奥の虫歯と左鼠径部のヘルニアがどうつながっているのかわからないが、なんらかの因果関係があるのだろうか、不思議な気がした。
 鼠径部のヘルニアは大腸が垂れ下がってくるもので、最初は何だろうと思っていたが、そのうちに徐々に大きくなってきて、それとともに痛みを伴うようになってきた。考えてみると、亡くなった親父もヘルニアだったので、遺伝的要素もあるのかな、とも思っていた。普段は気にならなかったが、今年は疲れが出ているせいか、なんとかしないといけないのかな、とも思い始めていた。
 ところが、右下奥の虫歯の治療を開始した途端にヘルニアの症状がよくなり始めた。よく右腕と左足がつながっているようなことがいわれるが、それと同じことがいえるのかな、とも思い始め、それまで左足の運動を重点的にしていたのを右足も同じようにするうちに段々症状が治まってきた。以前は一旦腫れるとなかなか元に戻らなかったのが、最近は手で患部を温めると凹むようにもなってきた。
 で、先週、毎年罹っている人間ドックで最後に内科検診があったので、思い切って「ヘルニアが目立つようになったのですが」と最近の状況もあわせて報告して、聞いてみた。いつもは若い看護婦がいるので、恥ずかしい思いもあって、聞けなかったのだが、今年は返答次第では手術も辞さない気構えで聞いてみた。そしたら、「押さえて凹むうちは大丈夫です」と言われたので、余計にホッとした。
 金冠をかぶせてあった虫歯は相当前からやられていたようで、歯自体はとっくに神経を抜いてあったので、痛みは全くなく、ずっと気付かないでいた。レントゲン写真をとったところ、歯の部分がぼやけていたので、なんらかの処置をした方がいい、との歯医者の判断で金冠を取り去った。取ったところ、なかは真っ黒になっていて、歯医者の判断が正しかったことが証明された。歯医者もまさか、虫歯がヘルニアとつながっていた、とは思いもしなかったことだろう。
 最近はヘルニア症状も以前ほど出なくなり、手術しようなんて気はさらさらなくなってしまった。医学的に立証されていることとは思わないが、民間療法としてヘルニアに悩む人にはこっそりと教えてやりたい事実である。
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