鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

なんとかしてほしいバギーに子供を乗せたままの乗車

2009-02-13 | Weblog
 12日に都心へ出た帰りに田園都市線渋谷駅から乗ろうとした時に子供をバギーに乗せた母親がホームに待っていた。急行が来たので、乗ろうとすると、結構人が降りてきて、しばらく待たされた後に乗り込もうとしたら、前のバギーを押す母親がバギーを押し進めようともたもたしているので、ドアの反対側からはどんどん人が乗り込んでいるのに乗り込めない。段差があるので、スムーズにいかない。ようやく乗り込んだものの、空いている席はない。乗り込んだ母親はドアの近くにバギーに子供を乗せたまま佇んでいた。
 そういえば、かつてはバギーに子供を乗せたまま電車に乗り込むと駅員にバギーを畳むように注意されたことがある。随分前になるが、男の子3人がまだ小さい時に夫婦で出かけて電車で帰る時に疲れてもいたので、バギーに子供を乗せたまま電車に乗り込んだら、駅員が飛んできて、危ないからバギー畳んでくれ、と言われ、疲れていいるのにやむなく子供をだっこしたことがある。電車運行上、問題だ、と言われれば従わざるを得ない、と思ったものだ。
 それが、最近はバギーに子供を乗せたまま電車に乗り込んでもだれも注意しないし、親の方も当然の顔をしている。満員電車で混んでいても一向に構わない風でもある。安全上もともかくスペースをとって迷惑をかけて済まない、という雰囲気もなく当然の面持ちである。当人はもちろん、周りにもそうした行為を許しているような感じがある。
 一体、いつからこう変わってしまったのだろうか。人というのはその時になってみないと考えないもので、、身近に小さい子供がいなくなると、途端に子供周りのことに関心が薄れてしまうものなので、気がついた時にはそうなっていたということがよくある。ひょっとして少子化が叫ばれるようになって、子供が希少価値になって変わったのだろうか。そうだ、といしても安全性という問題は残る。急ブレーキでも引いてバギーがひっくり返って事故にでもなったら、責任は鉄道会社と親の双方にある、ということにでもなるのだろうか。
 我がもの顔にバギーを引く風景は最近よくお目にかかる。溝の口駅前の丸井溝の口店の駅のコンコースにつながる2階のエレベーターにはバギーを押した母親専用のエレベーターが指定されているほどで、混んでいる時には煩わしく思うことがある。丸井溝の口店の7階だかには子供のプレイランドのような施設があり、積極的に客引きをしているので、半分はサービスとなっているので、仕方ない、と思わせる側面がある。ただ、鉄道など公共施設の場合はバギーに乗せたままの乗車はお断りくらいにはした方がいいと思うのだが……。
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