鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

米メジャーの大谷翔平選手はTVコマーシャルに出すぎではないだろうか。水原問題の再燃にならなければいいのだが‥‥?

2024-07-13 | Weblog

  米メジャーの大谷翔平の最近の活躍ぶりから世界一の野球選手としての地歩を固めつつあると見る向きが多くなっているのは間違いない。ただ、そうしたなかで最近気になっているのはテレビで放映されるコマーシャルに大谷選手が出過ぎているのではないか、という点である。ECCジュニアなる子ども向けの英語塾のTVコマーシャルになぜ大谷選手がCMタレントとして起用されたのか詳細はわからないが、いまの大谷選手のパフォーマンス上、なにか違和感が感じられるような気があるのは考えすぎなのだろうか。

 考えてみて、かつての米メジャーに在籍したイチロー、松井選手は多少のTVコマーシャルに出演はしたのだろうが、大谷選手ほど多くないし、それなりに出演するコマーシャルなり、企業を選別していたような感じがある。それにひきかえ、大谷選手はこれまで三菱UFJ銀行はじめ、お茶の伊藤園などのコマーシャルに出演してきた。かつてはビットコインなど投資案件の企業の広告にも出演し、当該企業に被害を蒙ったお客から訴えかねない事態すら起きたことがある。

 こうした経緯を見ていると、一体大谷選手に持ち込まれるコマーシャルへの出演なり、名義使用についての窓口なり、検討はどういった体制で応じているのだろうか、という点に疑問が感じられるようなこととなってくる。大谷選手自身が判断しているとも思えないし、的確な判断をしてどう対応しているのか、がよくわからない。妻の真美子夫人が采配を振るっているようなことはないのだろうが、きちんとした体制を整えているのかどうか、極めて疑わしい感じがする。

 大谷選手はあくまでもメジャーリーグの野球選手だから、野球選手としてこのコマーシャルに登場してもいい、と判断したうえでのものならいいのだが、いまの感じでは単にお金稼ぎのために次から次へと来る出演依頼に応じているだけで、野球選手としてのイメージから判断しているとは思えない。そうであるなら、単に稼げるからというお金だけでの判断しか感じられない。すでに1000億円以上の稼ぎを確定しているのだから、そんなに稼がなければならないという理由は理解しがたい。少なくとも大谷選手のイメージにとって受けるべきかどうかという判断がなされたとは受け取りにくい面がある。それだと単にお金を稼ぎたいから、野球をやっているに等しい。どう考えても日米の少年に対して野球をすることが夢を与えてくれる、というイメージには程遠いものとなってしまうのではないだろうか。

 この春、野球賭博によって大谷選手から多額な金銭を奪った水原一平元通訳が罪に問われ、いまだに決着を見ていないが、この時も実際に大谷選手がどの程度事態を把握していたのか、は解明されてはいない。巷間、大谷選手は通訳、および身の周りのことごとの処理についてきちんとした代理人を立てるべきだ、ということは指摘されていた。今回のテレビコマーシャルへの出演依頼もこうした代理人が判断して、大谷選手の意向、同意に沿った形で進めるべきだ、ということである。

 しかし、最近の動きを見ると、少しも改善されたようには見えてもこない。大谷選手はロスアンゼルス郊外に邸宅を構えたようであるが、その豪邸について、日本のフジテレビなどが取材して放映し、問題を起こしているような噂も飛んでいる。こうした点を見ていても、大谷選手の周辺できちんとした代理人がいて、問題解決にあたっているような体制はいまだに築かれていないようにしか見えない。ということは再びこの春に起きた水原通訳の犯罪のようなものが再び起きるような気がしてならない。今度同じようなことが起きたら、大谷選手の活躍はもう望めないこととなるのが懸念される。

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