鈍想愚感

何にでも興味を持つ一介の市井人。40年間をサラリーマンとして過ごしてきた経験を元に身の回りの出来事を勝手気ままに切る

キャリアウーマンと外国人が生き生きと働く企業は伸びる

2009-02-10 | Weblog
 8日夜にTBSの「さんまのスーパーからくりテレビ」を見ていて、最後に女子小学生の記者4人がオフィスを訪問してインタビューする場面が登場した。訪問した企業は旅行代理店、エイチ・アイ・エスで、東京。西新宿の本社、および新宿支社を訪れ、広報と第一線で活躍する女子社員に数々の質問を浴びせるシーンが映っていた。小学生の女の子がどんな質問をするのか、と興味を持って見ていたが、やはり恋愛に関する質問が多く、率直なやりとりが面白かった。
 社歴12年の女子社員には仕事の内容から始まって、「彼氏はいるのか」と聞いたり、「プロポーズの言葉は」とか、「彼氏は社内の人か」と聞いて、結局、付き添っていた広報担当者が夫だったことがわかったり、社歴5年のキャリアウーマンにはプロポーズの場面を聞きだしたり、支店長とのやりとりを含めて女の子らしいセンスを覗かせたりしていた。
 もうひとつ、エイチ・アイ・エスのオフィス訪問で面白かったのは旅行代理店という業態のいせいか、多くの外国人が多く働いていることを示すためか、日本語が達者な男女2人の外国人が登場したことだ。男性の方は黒人で、ユーモアたっぷりにオバマ大統領の物まねをしたりして、小学生の笑いを誘っていた。
 画面に登場したエイチ・アイ・エスの社員はわずか5、6人で、時間も10分あるかないかだったが、背景にオフィスの模様が映ったりして、会社の雰囲気はよく伝わってきた。旅行代理店は多少景気の波をかぶって影響は出ているものの、堅実な個人消費に支えられて企業業績は堅実なのだろう、会社全体に活気ある職場であることがよくわかった。
 会社情報でみると従業員はざっと3000人を超える会社のようであるが、サービス業のなかでも業績が伸びている勝ち組の企業であるようで、なによりも社員が生き生きとしている。特に入社5年でチームリーダーを務めるというキャリアウーマンは仕事をするのが楽しくてならない、という感じがした。
 会社で若い人、なかでも若い女性が活躍できる土壌がある、というのは大事なことである。しかもエイチ・アイ・エスの場合はグローバル時代を反映して若い外国人も一緒になってバリバリ働いている状況にあり、2重に素晴らしいと思った。もちろん、テレビのお笑い番組でほんの側面を映し取っただけのことで、実態はそんなものではないかもしれないが、多くの重厚長大な昔ながらの黒づくめの背広をまとった中高年がのさばった企業を見てきた鈍想愚感子の目には新鮮に映った。
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