米国史上初の黒人大統領が誕生した。歴史的な転換点に立ち会おうとする200万人もの人々が続々とワシントンに集まり人で埋め尽くされたそうである。数年前のドラマ「24」でも初の黒人大統領が誕生したストーリーがあった。ドラマだからありなのかと思っていたが、こんなにも早く現実のものになるとは思ってもいなかった。自由の国アメリカといえど、長い間黒人やアジア人には差別があったことを考えれば、まさに歴史的な出来事といえるだろう。
今年は奴隷解放を宣言したリンカーンの生誕200周年にあたる。オバマ陣営のイメージ戦略の背景には、節目の年に黒人初の米大統領が就任するという歴史的意義を強調する狙いがある。就任式ではリンカーンが就任式(1861年)で実際に使った聖書の上で宣誓を行ったそうである。そして、側近もリンカーンに倣いライバルや宿敵をあえて閣僚にすえる等大人の対応をしている。
また、演説では「イエス・ウィ・キャン(そうだ、私たちはできる)」「チェンジ(改革)」「試練の中で希望を抱き続ける」等の名言を説き人々を魅了してきている。オバマ氏の演説はその内容も素晴らしいが、声も張りがあり人々の心に訴えかけてくる。これほどの演説を日本の政治家でできる人はいるのだろうか?いいや、まったく思いつかない。オバマ氏の演説原稿もライターがいるのだろうと思うが、メモに頼ることなく自分の言葉として喋っている。こういう人が日本のリーダーにも登場してくれたら本当にいいのにと思うばかりだ。
昨日、今日はオバマ大統領の話題でテレビ、ラジオ、新聞等いろんな報道がなされているがそのなかで特に感動したのは、2人の娘にあてた手紙の話だ。手紙は、オバマ家を取り巻く状況が一変した選挙戦の2年間に触れ「なぜ家族をこの旅に連れ出したかを話そう」と始まる。「若いころは自分のことだけ考えていたが、君たちが生まれてからは、2人を幸せにできなければ自分の人生など無意味だと分かった」として「君たちだけでなく、この国のすべての子どもにわたしが望むことのために出馬した」と記している。世界のリーダーの中でこのような思いを持ってリーダーになっている人はいるのだろうか?話しを聞いて目頭が熱くなった。今のことではなく小さな子供たちの将来を見据え政治を変えていこうという思いは素晴らしい。アメリカから世界の流れをチェンジしていく事を日本人としても大いに期待したい。
今年は奴隷解放を宣言したリンカーンの生誕200周年にあたる。オバマ陣営のイメージ戦略の背景には、節目の年に黒人初の米大統領が就任するという歴史的意義を強調する狙いがある。就任式ではリンカーンが就任式(1861年)で実際に使った聖書の上で宣誓を行ったそうである。そして、側近もリンカーンに倣いライバルや宿敵をあえて閣僚にすえる等大人の対応をしている。
また、演説では「イエス・ウィ・キャン(そうだ、私たちはできる)」「チェンジ(改革)」「試練の中で希望を抱き続ける」等の名言を説き人々を魅了してきている。オバマ氏の演説はその内容も素晴らしいが、声も張りがあり人々の心に訴えかけてくる。これほどの演説を日本の政治家でできる人はいるのだろうか?いいや、まったく思いつかない。オバマ氏の演説原稿もライターがいるのだろうと思うが、メモに頼ることなく自分の言葉として喋っている。こういう人が日本のリーダーにも登場してくれたら本当にいいのにと思うばかりだ。
昨日、今日はオバマ大統領の話題でテレビ、ラジオ、新聞等いろんな報道がなされているがそのなかで特に感動したのは、2人の娘にあてた手紙の話だ。手紙は、オバマ家を取り巻く状況が一変した選挙戦の2年間に触れ「なぜ家族をこの旅に連れ出したかを話そう」と始まる。「若いころは自分のことだけ考えていたが、君たちが生まれてからは、2人を幸せにできなければ自分の人生など無意味だと分かった」として「君たちだけでなく、この国のすべての子どもにわたしが望むことのために出馬した」と記している。世界のリーダーの中でこのような思いを持ってリーダーになっている人はいるのだろうか?話しを聞いて目頭が熱くなった。今のことではなく小さな子供たちの将来を見据え政治を変えていこうという思いは素晴らしい。アメリカから世界の流れをチェンジしていく事を日本人としても大いに期待したい。
子供や家族のことを考えて行動できる政治家ならきっと平和な世界を築いてくれる事でしょう。ここしばらくはオバマ新大統領の行動には目が離せませんね。
I Have A Dream・・・
オバマさんの大統領選出の真のライバルは クリントンさんで そのクリントンさんを制した時 私はとても感慨深かったです。
I Have A Dreamが 本当に始まったのかも知れないと思いました。
かって 「私には夢がある」と演説したキング牧師は 宣誓するオバマさんを、また200年近い時間をかけて始まった夢の実現を どのような思いで見ているのでしょう。
アメリカが 大人になったという事でしょうが これは本当に第一歩で 成熟した大人社会になるのは もっともっともっと時間がかかるのではないかと思います。
時間をかけても 差別というのは真の意味では無くならないのかも知れない。
>2人を幸せにできなければ自分の人生など無意味だと分かった・・
この記事を観て私も胸が熱くなりました。
その通りですね。
子ども達を幸せにすることが未来を幸せにする事なのですね。
米国のすべての子ども達の為に望むこと
それが 全世界の子ども達の幸せに繋がる事であってくれと思います。
全世界を覆っている 未曾有の大不況 先の見えない遙かな闇を前に オバマさんの大統領就任を 期待を込めて祈る思いで世界の人々が見つめていると思いました。