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中日新聞の記事で、日本百名山を体力面からグレード分けした表が出来たと載っていた。作ったのは、鹿屋体育大学の山本正嘉教授(運動生理学)で、データに基づいて各登山道の負担度を数値で示し、必要な体力をより科学的に表示したものだという。
山本教授は登山の消費エネルギー量をルートの指標にしている。数値は、歩行時間、歩行距離の総数(垂直方向、水平方向)で表し、それぞれ研究に基づく一定の数値を掛けて「コース定数」を導き出している。定数は小さいほど負担が少なく、大きくなるにしたがって負担が大きくなる。
グレード表によると、低いのは、美ケ原が「9」、蔵王山が「11」で続き、簡単に登れるというのがわかる。逆に高いのが、黒岳と鷲羽岳の高瀬ダムからの往復で「105」だという。富士山は「41」で平均よりやや上である。
最近は、静岡、山梨、長野、新潟4県による「山のグレーディング」という格付けもできているが、これも参考にはなりそうだ。できれば、百名山すべてのデータを知りたいのだが、どこで知ることが出来るのだろうか?
記事の詳細はこちら。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015080302000223.html