とっちーの「終わりなき旅」

出歩くことが好きで、趣味のマラソン、登山、スキーなどの話を中心にきままな呟きを載せられたらいいな。

日本百名山体力面からのグレード分け

2015-08-04 21:51:09 | ニュース


中日新聞の記事で、日本百名山を体力面からグレード分けした表が出来たと載っていた。作ったのは、鹿屋体育大学の山本正嘉教授(運動生理学)で、データに基づいて各登山道の負担度を数値で示し、必要な体力をより科学的に表示したものだという。

山本教授は登山の消費エネルギー量をルートの指標にしている。数値は、歩行時間、歩行距離の総数(垂直方向、水平方向)で表し、それぞれ研究に基づく一定の数値を掛けて「コース定数」を導き出している。定数は小さいほど負担が少なく、大きくなるにしたがって負担が大きくなる。

グレード表によると、低いのは、美ケ原が「9」、蔵王山が「11」で続き、簡単に登れるというのがわかる。逆に高いのが、黒岳と鷲羽岳の高瀬ダムからの往復で「105」だという。富士山は「41」で平均よりやや上である。

最近は、静岡、山梨、長野、新潟4県による「山のグレーディング」という格付けもできているが、これも参考にはなりそうだ。できれば、百名山すべてのデータを知りたいのだが、どこで知ることが出来るのだろうか?

記事の詳細はこちら。
http://www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2015080302000223.html

歩き方で個人を認識する技術

2015-07-14 22:13:53 | ニュース
NHKのニュースで、人の歩き方を細かく分析して歩く癖などから個人を特定する最新の技術の紹介を行っていた。この技術は、大阪大学の研究グループが開発したもので、歩く人の姿をカメラで撮影し、その速さや姿勢、手と足のふり方など8つの項目について調べ性別や年齢だけでなく、歩き方の特徴を細かく分析し、別の映像に映った人物と照合する事で、同一人物かどうか鑑定するというものだ。

この技術による人物認証を「歩容認証」というそうだ。現状では、「通常の歩き方なら、2歩分の映像があれば90%以上の精度で識別できる」という。ただし、走っている場合や、同じ人物でも年齢変化やけがなどで歩き方が違っている場合などは難しいらしい。そこで、「顔認証」と「歩容認証」を組み合わせる事で、確実に個人を特定することができるという。

この技術は、やはり犯罪捜査には早速使われているらしく、警察も試験的に使い始めていて、これまでに事件の犯人を逮捕する重要な手がかりになったケースもあるという。一度警察のデータベースに歩き方が登録されてしまうと、監視カメラなどに映った映像から一気に個人を特定してしまうというケースもこれから出てくるであろう。犯罪捜査に役立つことはいい事なのだろうが、こういう技術があらゆる分野に使われ出してしまうと、プライバシー侵害や監視社会へ繋がってしまうという危惧が噴出してきそうだ。

監視カメラや防犯カメラがいたるところに増えてきている現代においては、いかなる人もカメラの映像から逃れることはできない。顔を隠していても、歩き方でわかってしまうようでは、逃げようがない事も確かである。技術の進歩は凄いと思うが、あまりにも進歩しすぎる事は怖いような気がしてきた。

7月1日「うるう秒」1秒が挿入される

2015-06-29 22:24:30 | ニュース
1日の長さは地球の自転を基に決められているが、地球の自転の速さにはわずかな「揺らぎ」があるため、精密な原子時との間にずれが生じることから、ずれの累積が1秒に近付くと「うるう秒」を挿入する事が決まっているそうだ。今回、日本では7月1日の午前8時59分59秒と午前9時ちょうどの間に「8時59分60秒」が挿入され、うるう秒の調整が行われる事になっている。

たかが1秒の事だが、されど1秒という事で、前回「うるう秒」の挿入があった2012年にはオーストラリアのカンタス航空で機器トラブルが起きたり、日本ではミクシィで約4時間サービスがつながりにくくなったなど、大規模なコンピューターシステムを管理している企業などではトラブルが起こったという。そんな訳で、今回の「うるう秒」の挿入に関しては、コンピューター関係者の間では厄介な問題となり対処に苦労しているらしい。午前9時に取引開始の東京証券取引所では、突然1秒が挿入されないように、1秒を午前7時からの2時間(7200秒)に“分散”して調整するそうで、1秒といえどもコンピューターの世界では、とてつもなく長い時間になるようだ。

ただ、大規模なコンピューターシステムでは、トラブルになる事がありそうだが、個人レベルでは、それほど問題になることはないだろう。パソコンやスマホには、「うるう秒」の調整を自動で行う機能が備わっている。パソコンは、インターネット上にある時刻を管理しているコンピューターからの情報で、数日以内に自動的に修正されるほか、スマホも、通信会社の基地局からの情報で、数時間以内に自動的に修正される仕組みになっているから、自分で調整する必要はないそうだ。

コンピューターは、今やなくてはならない存在だが、こんな些細なことでシステムダウンが起きてしまうから、人間にとっては両刃の剣である。7月1日9時といえば、平日の始業時刻を直撃するという事で、大きなトラブルが起きなければいいが…。

呆れる日本年金機構のデータ流出

2015-06-04 19:12:53 | ニュース
先日、ネットニュースでも号外で流れた程、日本年金機構のデータ流出事件は、ビックリしたと同時に、そのお粗末さに呆れた。

外部からのウイルスメールによる不正アクセスで、個人情報約125万件が流出したということで、基礎年金番号と氏名、生年月日の流出が約116万7000件▽基礎年金番号、氏名、生年月日、住所の流出が約5万2000件▽基礎年金番号と氏名の流出が約3万1000件あったという。ウイルスに感染したのは、5月8日と18日で、職員がウイルス付きのメールの添付ファイルを開いたのが原因らしい。19日に警視庁に捜査を依頼し、28日に情報が流出していることが判明したというが、あまりにも対応が遅すぎる。

今どき、見ず知らずの人間からのメールの添付ファイルを開くなんて、自分の常識から考えるとありえない対応だ。しかも、個人のパソコンに大事な社会保険オンラインシステムのデータをダウンロードして業務に使っていたというのだから、情報管理がずさんだとしか言いようがない。重要な情報を取り扱う場合、USBとかDVDにデータを取り込むことは、一般の企業でも禁じているケースが多い。また、基幹システムとインターネットとの接続は、別々にするのが常識である。

昔から言われている事だが、日本人の情報に対する意識は他の先進諸国より相当低いといえる。パソコンが普及し、膨大な情報を誰でも簡単にやり取りできてしまう時代となり、便利さと引き換えに、悪用された時のリスクは、取り返しがつかないほどの大ききとなっているのである。今後、実施されるであろうマイナンバー制度の情報管理が、いまさらながら心配になってきた。

映画「ザ・インタビュー」公開決定

2014-12-24 22:15:15 | ニュース
北サイバー攻撃 主演俳優「自由が勝った」 ソニー、映画中止撤回(産経新聞) - goo ニュース

ソニーの米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の制作したコメディー映画「ザ・インタビュー」が、北朝鮮のサイバー攻撃を受け公開中止に追い込まれたが、オバマ大統領や世論の批判を受け、方針転換し、25日から米国内の一部の劇場で公開する事になったそうだ。

北朝鮮が、相当神経を尖らせているらしく、どんな内容なのか、かなり興味がある。公開されれば、さらなるサイバー攻撃やテロを予告する話もあり、今後の展開が心配ではあるが、表現の自由が守られたという点で賞賛すべきことといえる。

今後、全世界や日本での公開がどうなるかも気になるところだ。ただ、オンラインでの配信も検討しているというから、映画館に行かなくても広く公開されるようになれば、北朝鮮としても拡散を防ぐことは無理だろう。是非、日本でも、見られるようになるといいのだが…。

マラソン詐欺事件か?

2014-12-22 23:26:16 | ニュース
ネットニュースを見ていたら、「東京荒川マラソン」が大会当日の二日前になって急遽中止されたという記事があり、気になって調べてみたらとんでもない事件だった事がわかった。

大会は、12月21日の開催予定だったらしいが、参加予定者から18日に「直前なのに連絡が来ない」などと荒川を管理する「えどがわ環境財団」に問い合わせがあり、財団が調べたところ道路や公園の使用許可申請が出ていない事がわかった。そこで、財団が主催者の任意団体「黎明」側に連絡すると、黎明側は19日になってマラソンを中止すると返答してきた。そして、主催者サイトでこの日、手違いやミスがあったと謝罪し、手数料を含めて銀行振込で15年1月中~下旬に返金することを明らかにしたという。

主催者のホームページには、直前になって大会中止の告知が出たようだが、それを知らない参加者が大会会場に集まったところ、何もない会場に唖然としたという。マラソン大会は荒川沿いの道路をコースに、フルマラソン、ハーフ、10キロ、5キロの種目で行われる予定で、種目ごとに、1人2000~4000円のエントリー料金となっていた。新聞報道などによると、約1500人がエントリーし、計約500万円が振り込まれていたというから、これが返金されない事態にでもなれば、詐欺事件に発展する可能性もある。

過去に行われていた「荒川マラソン」は、現在「板橋Cityマラソン」と名前を変えて行われており、その「荒川マラソン」と混同して、この「東京荒川マラソン」にエントリーした人も多いようだ。私も、最初はあの歴史ある「荒川マラソン」と思ってしまった。主催者は、その辺りをうまく利用しようとしたのかもしれない。しかも、公園使用申請を行った担当者と、その後連絡が取れなくなっているというのも怪しい話だ。

また、この大会の募集はランネットで行われたというから、多くの人は何の疑問も持たずに申し込んでしまったはずだ。最近のマラソンのエントリーは、ランネットかスポーツエントリーのどちらかで大概は済んでしまう。それだけ信用されていたはずのサイトでこんな怪しげな募集が行われたとあれば、ランネットの責任も大きい。マラソンブームに付け込んだ新手の詐欺事件にならなければいいのだが…。

今年の漢字は「税」

2014-12-12 21:43:57 | ニュース
2014年の世相を1字で表す「今年の漢字」は「税」に決まったそうだ。2位は「熱」、3位は「嘘」。4~10位は「災」「雪」「泣」「噴」「増」「偽」「妖」と続いている。

「税」が1位とは思いもよらなかったが、この結果は投票で決まるそうなので、多くの人が思い浮かべた漢字だったのだろう。思い起こせば、消費税が5%から8%にアップして、さらに10%にするかどうかという論議もあった事ではあるし、そういう意味では注目すべき漢字だったとはいえる。もっとも、消費税率を下げるという話だったら、私も1位に挙げたかもしれない。

2位の「熱」は、デング熱やエボラ出血熱から、3位の「嘘」は、佐村河内守氏やスタップ細胞騒動に関わる出来事、4位の「災」は大雨災害、土砂災害、地震災害等の発生、5位の「雪」はアナ雪のヒット等が思い起こされる。「泣」は、野々村議員の号泣会見、「妖」は妖怪ウォッチからの連想だろうか。

いろんな漢字が挙げられたが、10位までの漢字から連想される出来事を思い起こしていくと、この1年では、それなりに納得する漢字ばかりだ。日本の漢字というのは、一文字で深い意味を表すことが出来るというわけで、これは世界でも類のない素晴らしい文化であるといえる。

マララ・ユスフザイさんのノーベル賞受賞演説

2014-12-11 23:55:33 | ニュース
LED研究でノーベル賞を受賞した日本の赤崎勇さん、天野浩さん、中村修二さんらの動向がテレビや新聞でいっぱい報道されているが、私は、今年のノーベル平和賞に選ばれたパキスタンのマララ・ユスフザイさん(17)のノーベル賞受賞演説に感銘を受けた。17歳の少女とは思えない堂々としてゆるぎない自信にあふれた素晴らしい演説だったといえる。

彼女は、中学生の頃、女性に対して教育を受ける権利を奪い、さらに教育を受けようとしたり推進しようとする者の命を優先的に狙うタリバンの銃撃を受け重傷になったが、奇跡的に助かった。以後、タリバンによる女子校の破壊活動を批判し、女性への教育の必要性や平和を訴える活動を続けていた。今回、史上最年少のノーベル賞受賞者となり世界の注目を浴びている。

特に印象に残った言葉は、
「私の声はみんなの声だ。教育の機会を奪われた6600万人の女の子。それが私だ」
「1人の子供、1人の教師、1本のペン、1冊の本が世界を変えられる」
「なぜ、強国と呼ばれる国々は、戦争を起こすことにはとても力強いのに、平和をもたらすことには弱いのでしょうか。なぜ、銃を与えることはとても簡単なのに、本を与えることはとても難しいのでしょうか。なぜ、戦車をつくることは簡単なのに、学校を建てることは難しいのでしょうか。」

今後はノーベル賞の賞金で故郷に学校を建てる計画があるといい、「それを出発点に、すべての子供が学校に通えるまで闘いを続ける」と宣言したという。未だに、彼女は命を狙われているというのにその勇気は、どこから来るのだろうか。その願いが叶う事は難しいのだろうが、いつかそんな時が来ることを願わずにはいられない。

受賞演説の全文はこちらから
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141210-OYT1T50114.html

鉄腕アトムの信号機

2014-11-12 18:32:00 | ニュース


神奈川県に、鉄腕アトムを使用した信号機ができたそうだ。信号機は、歩行者用のもので、赤信号=立ち姿、青信号=歩く姿の「鉄腕アトム」になっている。全国でも唯一の鉄腕アトムの信号機だ。

なぜ、そんな信号機ができたかというと、神奈川県には「さがみロボット産業特区」が出来ている。その周知広報を目的として、特区のイメージキャラクターである「鉄腕アトム」を使用した歩行者用信号機を設置したという事だ。

ただ、どこにあるかは具体的に公表されておらず、みんなで探してほしいという事で報道発表があったようだ。設置場所のヒントは下記の通りだ。

<設置場所のヒント>
•特区内の市町のうち、名前がひらがなで4文字のところです(○○○○市、○○○○町)。
•夏は大渋滞で有名な道路がすぐ近くにあります。
•大きなプールや空中散歩が楽しめる施設が近くにあります。
•これから「スペシャルイベント“アトムを探せ!”」 が行われるところです。
•特区スペシャルムービーの空撮スタート地点の南2kmのところです。


お役所がやることにしては、なかなか遊び心があっていいなと思う。ただ、神奈川県民ではないので、ヒントを見ても何処なのかはピンとこない。機会があったら見てみたいと思うし、他の地域でも有名なキャラクターを使った信号機ができたら面白い。例えば神戸では鉄人28号、境港ではゲゲゲの鬼太郎、石巻ではサイボーグ009といったキャラクターを使うといいかもしれない。

スマホを使うサル

2014-10-31 19:01:27 | ニュース


今日の新聞に、すごい写真が載っていた。
長野県山ノ内町の地獄谷野猿公苑で温泉につかりながらiPhoneを見るニホンザルの写真だ。
何故サルが、スマホを持っていたのかというと、旅行者がiPhoneをサルに近づけて 写真を撮ろうとしたら、サルに奪われてしまったらしい。
ちょうど、その場面に出くわした別の旅行者が、その様子をカメラで撮ったというのだ。
何というタイミングで、こんな貴重なショットを撮ったものだろう。

何でも、イギリスの「今年の野生生物写真家」コンテストで、人気投票に基づく特別賞にこの写真が選ばれたという。
きっと、カメラマンはイギリスの旅行者だったのだろう。
猿の惑星ではないけれど、いつか本当にサルもスマホを使いこなす時が来るのだろうか?
ちょっと衝撃的だけど、最高のショットである。