前作に比べて松田龍平扮する探偵自身の少年期の体験が大幅に織り込まれており、他人の悪夢に入り込むという荒唐無稽な展開のウェイトが下がって自分の内部を探るようになった分、ふつうの精神分析的な展開に近づいた。
代わりにぶっとんだ味わいはやや薄れ、音響デザインもやや常識的なものになっている。
悪夢の怖さ、というのは眠らないわけにはいかないから逃れるわけにもいかず、かといって自分ではコントロールできず、他人が理解も介入もできないところからきているので、他人が入り込めた段階でかなりすでに治ってしまうのではないかという気もする。
精神分析で問題になっている部分を摘出し言語化・客体化できたら、その段階で肉体同様精神にも自然治癒力が働き出すともいいますからね。
(☆☆☆)
本ホームページ
悪夢探偵2 ブログ - goo 映画
代わりにぶっとんだ味わいはやや薄れ、音響デザインもやや常識的なものになっている。
悪夢の怖さ、というのは眠らないわけにはいかないから逃れるわけにもいかず、かといって自分ではコントロールできず、他人が理解も介入もできないところからきているので、他人が入り込めた段階でかなりすでに治ってしまうのではないかという気もする。
精神分析で問題になっている部分を摘出し言語化・客体化できたら、その段階で肉体同様精神にも自然治癒力が働き出すともいいますからね。
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