prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

邦画を彩った女優たち「若尾文子は□□である」

2011年12月23日 | 映画
デビュー当時のキャッチフレーズが「低嶺の花」というのは社長の永田雅一がつけたものとされていたが、若尾文子当人が先回りして言ったことだと若尾当人が明かす。

若尾文子の「声の良さ」に行定勲監督が言及していたれど、TBS演出家の鴨下信一も「親切な声」と形容していた(しかし、こうやって書いていてなんで映画とテレビで「監督」と「演出家」と言い分けているのか、不思議)

増村保造とのコンビは大映倒産で絶たれたように描いていたが、倒産した71年より前、1967年の「華岡青洲の妻」で実質的にはほぼ終わっていると思う。そのあと増村は緑魔子や渥美マリや浅丘ルリ子や大楠道代や大谷直子と自作の主演女優を頻繁に変えているところから、なかなか満足できなかったのではないかと想像する。

チャンネル :BSプレミアム
放送日 :2011年12月11日(日)
放送時間 :午前11:30~午後0:30(60分)
ジャンル :映画>その他
ドキュメンタリー/教養>カルチャー・伝統文化
情報/ワイドショー>芸能・ワイドショー

番組内容
「最近は犬のお母さんって子供たちが声をかけてくれるの。」と出演するCMについて笑顔で語る大女優若尾文子さん。偶然のデビューから究極の女優像まで自らを語りつくす。
詳細
清純な娘、艶っぽい女、業のある妻、優しい母と、あらゆる女性像を演じてきた若尾文子。世代を越えた人気がある。庶民的なアイドルとしてデビューし、自分を高嶺ならぬ“ヒクネの花”と呼んだ。巨匠・溝口健二と出会って演技に目覚め、増村保造の監督作品を通して「台本を抱えるほど」役に没頭するに至る。女のかわいさと怖さの両面を演じきる秘密はどこにあるのか。78歳の今も舞台に立ち続ける大女優が、自らに問いかけて語る。
出演者ほか
若尾文子, 【語り】国井雅比古

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