なんか思っていたのと違う。
予告編だと大型のぬいぐるみみたいなのが「プー あくまのくまさん」みたいに襲ってくるルーティンなホラーな印象だったけれど、そちらはかなり脇に下がって、主人公のうだつが上がらない青年が年が離れた妹(娘かと思った)と一緒に住んでいるのだが、その誘拐されたまま行方不明の弟とその仲間みたいなのが幻想的に出没する。
いやに芸術的な表現で、弟とその仲間がイメージシーンから抜け出てきて主人公に危害を加えたりする。
弟の話の方は先延ばしにして続編がありそうな締めくくりになるのはなんだかまわりくどくてちぐはぐ。
メアリー・スチュアート・マスターソン(「恋しくて」のショートカット姿には惚れましたね)が実年齢通りのおばさん役で出てくる。