prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「馬の詩」

2016年01月04日 | 映画
1971年製作で黒澤明監修の日本テレビで8月放映されたドキュメンタリー(というか、映像詩)。「どですかでん」「デルス・ウザーラ」も製作した松江陽一が制作。撮影は金宇満司。岩波映画から石原プロに移り、石原プロではカメラマンから常務取締役を務め「社長、命」という本も出している人。

70年の「どですかでん」が不入りでこの71年の12月22日に自殺未遂を起こすという黒澤がおそらく最も落ち込んだ時期の撮影で、監修って具体的に何をしたのかと思うが、助監督をつとめた「馬」の一種のリメイクの感もある。

「馬」は半ばドキュメンタリーのように実際に仔馬が育っていくのを四季を織り交ぜて追っていく映画で、黒澤は助監督というより馬関係のシーン全般を任されたそうで、実際馬の走りなどもろに後年の撮り方そのまんまであり、この「馬の詩」でもそれが再現される、というより馬がひたすら走っているのを撮って眺めているみたい。

「馬」の頃は軍馬の需要があったわけであり、実際育てた馬を手放す悲しみがドラマになっているわけだけれど、今では馬が役に立つことはなくなり、競馬にしか出番がないというのもなんだかなあ状態。

ナレーションが「どですかでん」で乞食の親子をしていた三谷昇と川瀬裕之のコンビ。



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1月3日(日)のつぶやき

2016年01月04日 | Weblog

ブロンクス物語 #1日1本オススメ映画 初監督のデニーロと原作脚本のチャズ・パルメンテリの両方が主人公の少年の父親的キャラクターを演じて、それぞれが代表する正しさと力がせめぎ合うのがいかにもアメリカらしい秀作。 pic.twitter.com/PbQGeQ5C6h


50周年。全ジャンル包囲名匠ロバート・ワイズ×若きマックイーン

『砲艦サンパブロ』
youtu.be/J869Q0DQN38
「アンド・ウィ・ワー・ラヴァーズ」をジャック・ジョーンズの歌で。

#1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/e5yc2VNsv0

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 10 RT

yapoono6さんの脳内は「告」45%「勇」15%「宣」20%「暗」10%「怠」10% ポイント:300pt ランキング:48987位 twimaker.com/?ref=yapoono6 #twimaker


昨晩のタルコフスキー作品自宅上映会は「鏡 ЗЕРКАЛО」「ストーカー СТАЛКЕР」に続き「ノスタルジア NOSTALGHIA」でしたが、今朝、洗濯機のモーター音を聴きつつ、正月のハレの世界から日常の生活音が戻ることの意味を実感しました。「無意味と思えることにも耳を傾けよう」

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 6 RT

久しぶりに日本橋高島屋に行ったら、ここはまだエレベーターガールがいるのね。待ち時間が長くなっても専門の係が操作しているとイラつかない。慣れたら別か知らないが。


視覚効果の伝説フィル・ティペットの人生を振り返る短編ドキュメンタリー『My Life in Monsters』をご紹介!『スター・ウォーズ』『ロボコップ』『ジュラシック・パーク』…映像だけでも鳥肌が立つ偉業の数々 youtu.be/VTGQ_K0DBPo #HIHOnews

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