prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

肉筆浮世絵 美の競演 上野の森美術館

2016年01月17日 | アート
通常の木版画として大量生産されるのとは違う一点ものの肉筆浮世絵の展覧会だったが、いくら会期末とはいえ鼻血が出そうなこみっぷり。

まずはっきり違うのは線。強弱や流し方など印刷用に掘られた線とは当然違っている。(逆に堀り線が制約のある中でどれだけニュアンスを出すよう腐心しているかも逆に照射できるかもしれない)

モチーフとしても遊女と禿(ハゲではなくカムロ=大夫,天神など上級の遊女に仕え将来遊女となるための修業をしていた少女・コトバンク)という組み合わせがいくつも見られる。それもずいぶん体格差があって、遊女がなよなよとした柳腰ではなくバカに大大としている。象や馬などの動物と一緒にいる図でもいささか大きすぎるくらい。

描いている背景に水墨画をちょろっと入れたりするのも印刷では無理だろう。

ふつうの紙ではなくおそろしく手の込んだ刺繍が入った布の上に貼られた紙の上に、さらに黒い着物に金色を含めて柄を描いているあたりいかにも贅沢。



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1月16日(土)のつぶやき

2016年01月17日 | Weblog

【本棚登録】『国境を超える現代ヨーロッパ映画250 移民・辺境・マイノリティ』 booklog.jp/item/1/4309276…


前もツイートした気がするけど、アラン・リックマンが初監督作の宣伝で来日した際、お付きの人も連れずに単身ふらりとやって来て、京都で紙漉き体験したりオフを満喫して去っていったというエピソードが好きです。

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 31 RT

4ヶ月、3週と2日 #1日1本オススメ映画 チャウチェスク時代のルーマニアで自分ではなく友人を中絶する相手を探す女子学生の前に現れる、社会のきれいごとと闇の交錯。長回しの中に微妙な断絶した意識が仕込まれる演出力。 pic.twitter.com/ravE3BdLR9

2 件 リツイートされました

ホームドア設置工事中だけれど、ドアはまだついていない上野駅。 pic.twitter.com/zUrGHWVaEc


脚本直しの参考に「ゲゲゲの鬼太郎」を最初から読んでいるが、「八百八狸」に操られた妖怪獣を自衛隊が近代兵器で撃退しようとして失敗する下りに水木しげる先生はこんな注釈をつけていた。「近代兵器は人間を大量に殺す時のみその偉大な力を発揮する」

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 21 RT

「キャリー」のこのポスター欲しい  RT @TATJANASL: Poster for 'Carrie' (1976) Brian De Palma

Art by Peter Strain

#Horror #movies pic.twitter.com/JAw0byt0OH

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 17 RT

金ローのラピュタ、バルスの時刻予想とか本当に馬鹿じゃないの?そんなことより9:00-11:30なんて放映時間なんとかしろよ。7:00-9:30とかにして、小さい子が少し頑張って起きてリアタイで観れる、とかすればいいのに。ワクワクしながら観て欲しいじゃん。どこ向いてんだよ。

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 539 RT

2014年以降廃棄を委託されたのは「ビーフ9万1000枚、チキン24万2000枚、ロース14万6000枚、メンチ10万4000枚」(朝日新聞2016年1月16日朝刊より)。なによりもまずこの数字にたじろぐ。私が享受している文明はすさまじいものの上に成り立っているのだな。

家畜人六号【小暮 宏】さんがリツイート | 622 RT

@yapoono6 ちなみに、会場の出口に貼り付けられていた出品作家へのメッセージのひとつ。 pic.twitter.com/MoUMEpIjjK