prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

名探偵モンク シーズン7  #13「警部の再々婚」

2012年07月21日 | 海外ドラマ
#13「警部の再々婚」
Mr. Monk and the Best Man

※ ストットルマイヤー警部が、恋人T.K.とついに結婚することになった。結婚式を控えた警部は、事件現場でも上機嫌。モンクも警部から付添い人を頼まれ、驚きながらも喜んで引き受けることにする。しかし、警部の自宅に空き巣が入ったり、車が爆破されたりと不穏な事件が続き、T.K.は結婚を戸惑う。

モンクが預かった結婚指輪を握り締めて絶対に離さないのが子供みたいで笑わせます。
あれ?、再婚だと思っていた。前の前の奥さんって出てきましたっけ。
ディッシャーのギター・ソロの結婚行進曲がいい感じ。

IMDb - Mr. Monk and the Best Man



本ホームページ


「ポー川のひかり」

2012年07月21日 | 映画
図書館の本に釘を打ちつけるのは明らかにキリストの磔刑の釘を思わせ、その犯人の教授が「キリストさん」と呼ばれるのがアイロニカル。
教授が現地の人たちに囲まれている図が「最後の晩餐」のようになるところもある。
ひとつひとつのカット、シーンがリアルであるとともに寓意と触発力を持つ。

本ばかり読んでいると現実の人間との関わりが薄れてしまう、という強迫観念は本ばかり読んでいる人間はけっこう囚われることがあるみたい。メディアを介してしか世界と接することができず、生の人と触れ合うことがない、という意味で、本ではなくインターネットでも似たようなことが言えるかもしれない。
一方で、結局人と人とのふれあいが大事という健康的かつ平凡な結論も避けている。

ポー川の平和に見える風景に何度もエンジンをふかした船が割り込んできて波を立てているのが、世捨て人願望が実際には実現不可能であることをしつこく確認しているようにも見える。
監督・脚本エルマンノ・オルミ。「木靴の樹」でも船で新婚旅行に出るすばらしいカットがあったのを思い出す。

撮影が息子なのをはじめ、メイン・スタッフみんな家族という家内制手工業的創作。前は監督が撮影も編集も兼任していたけれど、身体壊したせいか無理はしなくなっているらしい。
(☆☆☆★★)

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7月20日(金)のつぶやき

2012年07月21日 | 映画
02:36 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『蒲団・重右衛門の最後 (新潮文庫)』田山 花袋 booklog.jp/item/1/4101079…

09:21 from gooBlog production
「メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス」テレビ東京らしい放映です。 goo.gl/9Zm8o

09:55 from web
コスプレだと「スチュワーデス」なのね。「客室乗務員」ではなくて。

13:39 from SOICHA
それにしても、新潮文庫の田山花袋作品の福田恆存の解説はちょっとすごい。文庫の解説で退屈とか影が薄いとか平気で書くのってあまりないぞ。

21:51 from SOICHA
銀座シネパトス閉館決定とか。確か、三原橋の地下街は神田のそれに次いで二番目に古いはずで、地下鉄の振動が伝わってきたりしましたからね、仕方ないかもしれない。ソクーロフの「太陽」が立ち見が出ていたのをよく覚えてます。

21:51 from SOICHA
だけど、地下鉄の振動が伝わるといったら、大きな声では言えないけれど、日比谷や銀座の地下にある劇場にもありますけどね。

21:53 from SOICHA
ずっと昔、生のストリップとピンク映画との同時興行をやってたって、本当でしょうか。

21:57 from SOICHA
だけど、上映素材がオールデジタル化したら、ミニシアターといわずフィルム上映をしている名画座は全滅ではないか。冗談じゃないな。

22:44 from SOICHA
シネパトスといったら黒沢清監督の「勝手にしやがれ」シリーズもやってましたね。

by yapoono6 on Twitter