prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

邦画を彩った女優たち「さくら 民子 桐子 そして… 女優 倍賞千恵子」

2011年11月25日 | 映画
どうしても「男はつらいよ」「家族」「駅 Station」といった作品に話が集中してしまうが、実際やっている役はかなり幅が広い。

「桐子」という名前にしても、山田洋次と組んだ二作目である「霧の旗」の役名もそうだ。もちろんこちらの方が「駅」よりずっと早い。
(しかし「霧」だから「桐」子というのではなかろうな、清張先生)

妹美津子と本格的に共演した「離婚しない女」では、妹の方が受けで姉の方が攻めというふだんのイメージと逆のキャスティングをしていて、ラストでは精神に異常をきたす役だった。
「旅路」は首を吊る役だったし、「男はつらいよ」と同じ年の「喜劇 婚前旅行」では男を振り回す役と、イメージを外れる役はけっこう多い。見る側がイメージを囲い込んでしまっているのであって、だからといって当人もしれっとして強いて否定しないのは渥美清と同じ。

もっとも芝居の仕方は一緒で目をむいたり大声を出したりのアカデミー賞的演技はしていない。ただし舞台のリサイタルでは、ものすごく大仰な芝居だってやってのける。

ふつうの人にすいすい入っていけるというのは才能でしょ。本当に「ふつう」の人にそれできるとは限りませんよ。

「下町の太陽」の曲調って、言われて気づいたがロシア民謡調なのね。当時のうたごえ喫茶とかの空気なのだろうか。


チャンネル :BSプレミアム
放送日 :2011年11月24日(木)
放送時間 :午後9:00~午後10:00(60分)
ジャンル :映画>その他
ドキュメンタリー/教養>カルチャー・伝統文化
情報/ワイドショー>芸能・ワイドショー
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番組内容
「男はつらいよ」で27年間さくら役を演じてきた倍賞千恵子。どこへ行ってもさくらさんと呼ばれることに苦悩しつつ、新たな役柄を見い出そうと挑戦し続ける姿を見つめる。
詳細
映画デビュー50周年を迎えた倍賞千恵子。「男はつらいよ」では27年間にわたり、さくら役を演じた。どこへ行っても「さくらさん」と呼ばれることに苦悩したという。そうした中で、挑戦し、演じたのが2人の女性。映画「家族」の民子役で懸命に生きる地方の庶民を、「駅 STATION」の桐子役で北海道の酒場を営む女性の孤独と切なさを表現した。寅さんシリーズが幕を下ろす中で、さらなる飛躍に挑む倍賞の姿を見つめた。
出演者ほか
倍賞千恵子, 【語り】山田敦子

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11月24日(木)のつぶやき

2011年11月25日 | 映画
08:29 from Mobile Web
ストーブを出す段になって、扇風機が出しっぱなしになっているのに気づいた。蚊に刺された。
08:33 from Mobile Web
リニアモーターカーって、仕分けの対象にならないの?
09:28 from web
図書館に行ったらなぜかプチ折り紙教室の呼び込みをやっていて、入ってしまう。蝶ネクタイの折り紙なんて作ったが、むずかしいねえ。よく考えると思う。折り紙なんて小学生以来ではないか。近頃は図書館もいろいろやってます。
09:59 from web
今更だけど、資本主義って本質的に自転車操業なんじゃないかなー。
12:14 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『下流志向──学ばない子どもたち、働かない若者たち』内田 樹 http://t.co/E5vLcViq
21:18 from Mobile Web
町内の世話役をしていた人が家をたたんで集合住宅に移って、残った家の解体が始まった。
by yapoono6 on Twitter