prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

スコット・ウィルソン in LAW & ORDER シーズン15 第22話 「名馬の秘密」

2011年11月27日 | 海外ドラマ
贔屓の役者のスコット・ウィルソンが出ていた。CSIではラスベガスのボスをしている人が、ここでは労働者代表。

それも退職基金をバカな二代目経営者が馬を買うのにつぎ込んでしまうのを知らないでだまし取られる役で、300人もの老後のたくわえを奪われてどうすればいいのかという悲痛な表情を見せる。出てくる時はまったくバックに写るだけなので、役者の格が下がったのかと思ったらとんでもない。

誰だかすぐわかるという役者ではないが、アメリカの俳優組合の理事を務めたというから、役者としての知名度とは別に声望はあるのだろう。

「冷血」の殺人者で売りだし、「傷だらけの挽歌」の変質者、「華麗なるギャッビー」でレッドフォードを撃つ男などを経て「モンスター」での被害者、日本映画「プライド・運命の瞬間」では東京裁判のキーナン主席判事を演じている。「ラスト・サムライ」や「デッドマン・ウォーキング」などにも出ているらしいが記憶にない。

よかったのはポーランド映画「太陽の年」の第二次大戦でドイツ軍の捕虜になっていた米兵役。ポーランドの戦争未亡人と恋仲になるのだが、戦後日本での栄養がよく明朗闊達な戦勝国の兵という感じはまったくなく、捕虜になっていた屈辱(失禁しているのを嘲笑される)に耐えながら、言葉も通じない相手におずおずとなんとか恋心を伝えようとする姿は忘れがたい。


第22話「名馬の秘密」
SPORT OF KINGS/ [ シリーズ通算 #347]

“赤い猫”というバーの前でパナマ出身の競馬騎手、オスカー・サラザールの射殺された。事件の夜、調教師がオスカーを“赤い猫”に呼び出していたことが判明するが、実際に会う約束をしたのは、バルテック社のCEOでラスプーチンの馬主、バリックだった。
ゲスト:マイケル・インペリオリ「ザ・ソプラノズ」
脚本:リチャード・スウェレン(脚本&原案)、ウェンディ・バトルズ(脚本&原案)、ニック・サントーラ(原案)
監督:マイケル・プレスマン

このシリーズ、前半が警察の捜査、後半が検察の公訴と大きく分かれているが、展開が常に斜め上をいくようでおよそ読めない。
こういうストーリーの語り方があったかと思わせる。

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11月26日(土)のつぶやき

2011年11月27日 | 映画
01:39 from Mobile Web
警察こそ日本最大の暴力団だ 雁屋哲 「野望の王国」より
09:47 from gooBlog production
ブルース・リー・マッチ http://t.co/qsIbuwuT
10:06 from Tweet Button
【これ聴いてます】石井眞木/広瀬量平/増本伎共子/篠原眞:日本のリコーダー作品集(ラウリン) #nml http://t.co/p0zBcACO
12:36 from ブクログ(booklog.jp)
【本棚登録】『マイケル・ジャクソン (講談社現代新書)』西寺 郷太 http://t.co/mxTjhXSK
20:39 from web
何年前だったか、場所がなくて映画雑誌をダンボール箱五つに詰めて古本に出したら査定は0円だった。今だったら自炊しているなあ、絶対。
20:48 from web
郵便局からとびこみ営業が来て、赤ポスト型(それも鋳鉄製)の貯金箱を置いていったが何年前のセンスだ。
20:55 from web
コピペ日記 : 名探偵モンク シーズン3 #10「消えたスーパーモデル」 とんでもなく傲慢で傍若無人なファッション・デザイナー役が、マルコム・マクダウェル!
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