prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

アンバランス

2005年05月03日 | Weblog
電子辞書の電池がなくなってきて、交換しないとなあと思っているところで古本屋に入ったら、紙の辞書が350円とあまりにバカ安だったので思わず買ってしまう。
しかも中を見たら売り上げ票が入ったまま、実質まったくの新品みたい。いいのかね。

写真は新橋駅そばの立ち飲み屋。お品書きが店のにずらりと並んでいて、しかもそのサイズのでかいこと。

「英語完全征服」

2005年05月03日 | 映画
国際都市ソウルにふさわしく役所でも英語のできる職員を置くことになって(いーかげんな理屈!)白羽の矢が立った冴えないヒロインが英会話学校に通いだし、そこで出会った顔はいいがいささか軽薄な男といろいろあった末結ばれる話、と書くとわかるが、これ英会話学校が舞台である必要はあまりないのだ。
いやでも英語で相手と渡り合わなくてはならないシチュイエーションではないし、英語ができなければ職場での立場がどうなるというわけでもないのだから。

かなり終わり近くなってからアメリカにいる英語が堪能な美人弁護士というのが恋仇として絡んでくるのだが、いささか出てくるのが遅すぎるのと、これまた英語ができてもできなくてもストーリーの展開にほとんど関係してこない。オチのつけ方も淡白すぎる。

韓国語は日本語と語順が同じだからマスターするのは日本人と同じように苦労しているのかなとも思うが、出てくる英会話の授業というのがはなはだヌルくて(教師がかなりの分量、怪し気な韓国語を話している)、いくらなんでももっとハードに勉強してるだろうと思わせる。

アニメやゲームなどを取り入れた画面作りはちょっと面白いが、とにかくストーリーを動かすバネがゆるすぎて、1時間55分はとてももたない。
あと、ヒロインが美人に見える(実物は美人なんだろ)瞬間が幻想シーン以外にもないと物足りない。
(☆☆★★★)



英語完全征服 - Amazon