prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

「Mr.インクレディブル」

2005年01月13日 | 映画
人間のCDアニメってキャラクターデザインが気持ち悪いことが多かったが、インクレディブル夫人がお尻の線を気にしているところとか、妙に色っぽかったりする。スーパーパワーを持っている癖に、現実原則そのまんまで行動するあたり、見ようによってはミスターの方が夫人の掌の上を走っているようなもの。

ヒーローに“助けられた”連中が傷つけられたと訴訟したり、保険会社のあこぎさ、など妙に現実変なベビー・シッターが歯に矯正器をつけているが、「トイ・ストーリー」や「ファインディング・ニモ」の悪ガキもつけていた。なんかお約束みたいになってきたな。
のアメリカ的なところが可笑しいというか、意地悪いというか。

エンド・タイトルでproduction baby製作中に生まれた赤ちゃんの名前がずらっと並ぶのもピクサーお約束だが、スタッフの奥さんが産んだのと、スタッフが産んだのとどんな割合だろう。会社のオープンな(オタク度全開OKのこと)社風を取材した番組を見たことがあるので、妙に気になった。
(☆☆☆★★★)


本ホームページ

留守録

2005年01月13日 | Weblog
携帯の着信と固定電話の留守電になるまでの時間がいやに短く出る暇もないほど。いじった覚えはないのだが、いいかげん面倒なので留守電機能自体を解除する。簡易留守録と留守録のどこが違うのか、未だわからず。
これだけ携帯が普及してどれくらいこの機能使われているのだろう。自分の身の回りにはほとんどいないのだが。

青色発光ダイオードの中村教授、確かに業績は大きいのだろうけれど(先日のクリスマスのイルミネーション、もっぱら青色が主体でしたからね)、記者会見のはなはだ攻撃的な喋り方見ていると同じ会社で机を並べていたい人とは思えない。
日本の技術力アップには発明家が厚遇される必要はあるのは確かだが、ニュースを伝えるテレビのコメント聞いていると、一方で日本の社会が持てる者持たざる者の二極化するのはけしからんという口吻をもらしてたりするのは、よくわからん。

テレビ東京の深夜ドラマのネタ出しをしてメール。どんな線なのか、ちょっとわからないので困る。

「戦争フォトグラファー ジェームズ・ナクトウェイの世界」

2005年01月13日 | 映画
どこかヘルツォークの映画を思わせる荒涼とした風景と静謐な音楽が印象的。戦争の悲惨な情景が終始続く割に、見るものとの間にフォトグラファーと映画のカメラそのものがはさまっている感じ。泣き続ける老婦人の前にぴったりくっついてシャッターを切り続け、周囲も一向にそれをとがないでいる光景など、どこか非現実的にさえ見える。
どうしても戦争報道カメラマンというのは、結局は戦争をもたらしている側から出張してきている印象があって、それがもたらされている側と一体化とまではならなくても違和感をもたらさない姿勢というのは、実はごく精神的なものでカメラには写らない、はずだが実は結構写っている。


本ホームページ