prisoner's BLOG

私、小暮宏が見た映画のノートが主です。
時折、創作も載ります。

吉祥寺の忘年会

2004年12月28日 | Weblog
久しぶりに吉祥寺に行くと、いつのまにかブックオフができていた。昔ながらの古本屋が何軒かある街なのだが、打撃だろう。学生がたむろしていて、ちょっと離れた並びに新品CDショップがあって、これじゃ万引きしてきなさいと言ってるみたいなもの。大丈夫かい。

忘年会が遅くなって終電が出たので始発までまんが喫茶で過ごす。980だからカプセルホテルより安い。
「オールド・ボーイ」を探すが、ないのでネットを少しいじった他はマッサージチェアで仮眠をとる。

写真は忘年会に来ていた草村礼子さん。

「ゴジラ final wars」

2004年12月28日 | 映画
なんか怪獣映画というより、この映画そのものが映画ならざるフリーク(奇形)みたい。いちいちツッコミ入れていたらきりがない。

アデニン・チミン・グアニン・シトシンに加えるM塩基ってナニよ。ニ組のペアになってDNAの情報を記録しているわけで、一つだけ別にあったってしょうがないだろう。ウソをつくにしてもお粗末すぎ。
「怪獣大戦争」のX星人の侵略だって子供だましだったが、あれはゴ愛嬌で済んだ。ここでの筋や登場人物のお粗末さは、怒ったり嘲ったりするのを通り越して、何やら肌寒くなってくるよう。
ハリウッド版ゴジラを出してやっつけて喜んでいるが、あの愚作ですらまともに思える。

ドン・フライ他外人が日本語喋っているのもすごく変。ましてニューヨークで関西弁まがいを喋るって、洒落ているつもりだろうか。スベった駄洒落を聞かされてるみたい。

やたら美脚を強調して撮っている。安い風俗みたいなセンス。

それで毎度おなじみ自分だけ興奮してやたらけたたましく大袈裟に決めポーズばかり凝っている、オナニーの回数を誇るような演出。

これで最後って、結局、作り手の方がゴジラを殺してしまったわけだ。
(☆★)


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