『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

菓子太り

2019-04-25 05:11:00 | 食物・飲物
私的「十七連休」中に、
嬉しくもソータの棋戦があった。

竜王ランキング戦だが、
相手は初手合いで
タイトル保持者の高見叡王である。

解説では
明るい好人物で
好感の持てる棋士の一人だが、
強豪だけあって
さすがのソータも苦戦した。

解説には
師匠の杉本八段が当っていたが、
「四分六」でソータ劣勢という
状況にあった。

午前10時に開始して
夜10時半に
高見叡王が投了した。

薄氷を踏むような
ソータの辛勝であった。

カミさんのパソコンを
ベッドに持ち込んで
寝ながら観戦していたが、
10時近くに30分ほど
寝落ちしてしまった。

いつもなら、
目を皿にして
ドキドキ感で見ているのに、
やはり体調が
いまひとつなのだろう。





10時開始の棋戦では、
9時55分くらいから
観戦を始めるが、
棋士どうしが瞑目して
対決を待つ姿は、
あたかも巌流島での
武蔵と小次郎の決戦をも
彷彿させる。

きのうは
久しぶりにソータが
振り駒で高勝率の先手を引き、
ファンはホッとしたが、
これまで、ずっと後手が続き
「今年は、先手を多く引きたいです」
というのが
ジョークになっていた。

「初手お茶」
というのが
すっかりソータのルーティンになり、
そして、頑ななまでに、
飛車先の「2六歩」を指す。

今月は、
有料サイトでの
棋戦もあるが、
クレジット決済がうまく出来ず、
困っている。

ソータの棋戦は
お金を出しても
見る価値のある
唯一の娯楽である。






リサイタルで頂いた
数え切れぬほどの花々を
それぞれご来場頂いた
近親者におすそ分けして、
玄関の「花寄せ」室礼を
「節句飾り」に改めた。

亡き父が
三十年ほど前に
長男フミの誕生を祝って
買ってくれた兜を
緋毛氈に飾った。

短冊は
在京中に描いた
自筆の俳画である。

 風に舞ふ
  五月幟の
   鮮やかさ

こちらでは
棒粽(ぼうちまき)が
菓子舗で見られないので
京都の節句の時節が
懐かしまれる。






リサイタルでは
花束同様に菓子折りも
数え切れぬほど頂戴し、
新学期の初カウンセリングでも
ご父兄から
「今年もよろしくお願いします」
という
ご挨拶菓子折りまで頂いた。

甘党でもあるので、
それらをぜーんぶ
ダイニング・キッチンのテーブルに
ズラリと並べ、
朝な夕なに摘んでいる。

そしたら、
リサイタル直前まで
2週間かけて2㎏減量したのが
1週間でリバウンドしてしまった。

ε=ε=ε=ヾ(*。>◇<)ノ

ヘモグロビンA1C=5.9で、
糖尿病のボーダーラインなので、
本来、甘いもんは
控えなきゃなのだが・・・。

なにせ、
落語の『饅頭こわい』じゃないが、
「お茶が一杯こわい」
なのである(笑)。



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体調ケア

2019-04-24 07:40:00 | 健康
きのうは
半隠居生活の
「十七連休」の初日
ということもあり、
久しぶりに高速で
郡山まで遠出してみた。

通勤で20年も通っていたので、
勝手知ったる街でもある。

目的は、
全20巻の『あんどーなつ』の
17巻だけが
福島市内の古書店では
入手できなかったので、
郡山まで出向いたわけである。

けっきょく、
万サイ堂やブックオフ3軒を廻ったが
見つけることができなかった。

アマゾンでは
なんと3.000円の
プレミアムがついており、
古書で108円で集めてたので
その高値で入手するのは
オモシロクない。

それでも、
高速代、ガソリン代で
2.000円ほどかけてしまったから、
何やってんだか・・・である(笑)。





きのうは
25℃を越す夏日で、
車中ではずっと
エアコンにしていた。

久々の郡山買出しだったので、
古書店以外にもあちこち寄って
買い物をし、少し休んでから、
夕飯の仕度を一気にしたところへ
ちょうどカミさんが帰ってきた。

珍しく、
入浴前に早い夕飯にしたら、
途中で具合がわるくなり、
食事を中断して
寝るはめになってしまった。

シンドさと眠気と腹鳴りが
いっぺんに来たので
腹カゼ(急性胃腸炎)かと心配して
整腸剤やら胃薬やら呑んだら
すぐに眠ってしまった。

ここ数年、熱中症体質になり
真夏は用心しているが、
まだ夏日くらいと高を括って
暑いなか半日も歩き廻ったので
疲れが出たのだろう。

幸い、一晩寝て、
今朝は平常に戻った。

ただ、
花粉症の鼻詰まりのせいなのか、
ひと月ちかく右耳に
ホワイトノイズが鳴ったり
消えたりしている。

今日は、カウンセリングと
ギターレッスンの予約が入ってるので、
いちおう仕事はしなくちゃならない。





郊外は、
桃の花、梨の花が満開で、
フルーツラインの景観は
それは見事である。

わざわざ、
それを見たさに
遠方のスーパーまで
買出しに行ったりしている。

土湯の道路沿いには
フキノトがわんさと
なっていて、
路駐という危険を冒して
クイック・ハンティングしてきた。





『ファイナル・リサイタル』のCD用に
ケースを50枚ほど
アマゾンから仕入れた。

毎回、50、100という単位で
仕入れてきたので、
もう、500枚は裕に越えるだろう。

ファイナルでは、
67枚ものCDが売れてくれて
ありがたいこと
この上なかった。

今度は、
7/6の棚倉幼稚園での
PTA講演会&ミニコンサートで、
何枚かでも売れてくれたら
御の字である。


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十七連休はじまる(笑)

2019-04-23 08:39:00 | 風景
十七連休の
はじまり、はじまり、
である。

『100分 de 名著』に拠れば、
賢人皇帝マルクス・アウレリウスも
「今、ここ」を生きよ、
と2世紀にして
すでに喝破していた。

過去はもうなく、
未来はまだない。

それらに
思い煩わされることを
マインド・ワンダリングともいう。

「一所懸命」は
「一つ所に命を懸ける」だが、
「今、ここ」を懸命に生きる、
ということが
人生で最も大切であることは
間違いがない。





90ケもある
コーンを消費するのに、
アイスを乗せたり、
スプレー・ホイップを乗せたりして、
日替わりで楽しんでいる。

アイスクリーム・スクープという
よくアイス屋さんで見る
すくい器を熱湯につけて、
カップアイスをほじり、
バネ仕掛けを握ると
中にある剥がす金具が動いて
ポロリと落ちるようになっている。

近々、料理にも
活用しようと
いろいろと思案している処である。





『復興支援リサイタル』では
二回だけ教え子のピアニストと
デュオをやったので、
自分も息子たちも
リハの隙間時間に
あの大ホールでグランドピアノを
鳴らすことができた。

三人とも
久石 譲の曲が弾けるので
子どもたちが居た頃は
家のアップライトで
代わるがわる弾いて楽しんでいた。

去年、今年と、
リハの合間には
音楽堂の格納庫にある
名器「スタインウェイ」を
鳴らして遊んでいた。

タッチが軽く
まろい音がしたが、
願わくばステージ中央で弾いて
ホール全体に響かせてみたい。

年に一度、
「スタインウェイを弾こう」
という1時間2.500円で
弾けるイベントがある。

来年は、それに申し込んで、
その日までに、弾く曲を
練習しておきたい。

ついでに、
ヴァイオリンかヴィオラも
ステージ中央で
試し弾きしてみよっと。

なんたって、
「I love 音楽堂」である。





CDの編集作業をほぼ終え、
これからマスター盤を拵えて、
あとはそれをコピーして
ラベル画像を印刷する。

ラベル製作には
テンプレートがあるので、
そこに今年の画像を
挿入するだけで
かっこうがつく。

今年に限っては、
来年度に売るためではなく、
支援者に礼状と共に
お配りするためのものである。

アンケートの感想も
コンサート風景のスナップと共に
小冊子化して同梱するので、
その編集作業と印刷・製本も
この連休中に完遂させたい。

それにて、
やっと“ファイナル”が
「終了」する。

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明日から十七連休(笑)

2019-04-22 07:39:00 | 風景
まだまだ
花粉が多く飛散しているせいか、
鼻詰まり、ダルさが続いていて
アレグラも呑みつづけている。

花粉と三寒四温の
ダブルパンチに
一週間前のお祭騒ぎのような
リサイタルの疲れも引きずっている。

今日も出勤日だが、
昨晩の寝苦しさと
今朝方のシンドさで、
我慢ならずに鎮痛剤を服用した。

きのうは
カミさんと温泉に行き、
電動マッサージ機で
凝りと疲労を癒したつもりだったが、
泥のように溜まっている蓄積疲労は
早々には抜けないようである。





アンケートの整理も
1週間かけてようやく終え、
後援を頂いた市教委への
事後報告書もやっと出し終えた。

アンケートのなかに
一枚だけ
「又、少し生きられます」
という感想があり、
ハッとした。

このセリフは、
鬱や対象喪失による絶望感で
希死念慮を抱く方が
しばしば用いられる言葉だということを
我われ心理師は知っている。

また、逆に、
切羽詰った方には
こちらから
「次回の面接まで、もう少し生きてみませんか」
と哀願する様なケースもある。

そうやって
先延ばししているうちに、
ふと気が楽になったり、
薬物療法が奏効したり、
あらたな生き甲斐が見つかって
「助かる」ように持って行くのが
我われの仕事なのである。

心理臨床の場には、
ひとつ間違うと
「死に至る」という
緊急・重篤なケースが少なくない。

専門用語では、
「クライシス・インターベンション」
(危機介入)という。

なので、我われは
「心のER」「魂のER」なんだ、
という自戒をいつも怠らない。

「癒されても、治らない」
「治っても、助からない」
というようなことを
経験則的に認識しているが、
まさに、「心のER」「魂のER」の場では
ナイフリッジ(刃先の如く切り立った尾根)
を歩くアルピニストのような
神経を尖らせる場面がある。

***

「復興支援」という
大儀名文があったから、
生来、惰弱ながら
ギター・セラピストでもある
自分の矜持として
なんとか6年間も頑張ってこれた。

さすがに、
今年はシンドかったが・・・、
不思議と大学の同級生やら
ギター部の仲間やら、
親友、教え子たちの
声援・支援が直接あって
勇気と力を得ることが出来た。

当日も
彼らの多くが
40名近く集まってくれたのは、
ほんとうに支えになってくれた。

それにより、
こうして、
「又、少し生きられます」
と言って頂いたことは
臨床家/音楽家、
ギター・セラピスト、として
本望である。

出来得るならば、
プログラム裏面の広告にある
「佐々木心理教育カウンセリング室」を
訪ねて来られて、
その「心の重荷」を
半分背負って差し上げたいと
念じている。

***

そういえば、
阿部さんも
ヨガ療法士であられた。

ふたりとも、
ミュージシャンにして
セラピストだったのだ(笑)。






来客があり、
茶室でお茶を振舞うたびに、
茶庭の蹲(つくばい)の水を
あらためている。

そしたら、
カミさんが
「小雀が水浴びしてて、楽しそうだったよ」
と報告してくれて、
それはそれで、
よかったなぁ・・・と、
嬉しく感じた。

もう二十年も前に亡くなった
父が手植えのボケが、
昨年の大伐採にもかかわらず
見事に咲き誇っていて、
蹲と織部灯篭の間に在って、
“明る寂び”の風情を
醸し出している。

土湯温泉に至る
佐原の辺りでは、
今、サクラが満開で、
そのアーチをくぐった。





あだたら高原の
スカイピア温泉へは
びっき沼経由で赴いた。

今季、七回目である。
ほんに、これは、
わが庭のようである。

フキノトウ、カタクリ、水芭蕉・・・と、
今が盛りと咲き誇り、
やはりここは
「私の桃源郷」であるなぁ・・・と、
痛感した。

桜の樹は
まだ花芽も固く、
今週末くらいには
開花しそうである。

世間は「十連休」で
浮き足立ってるが、
週休五日の半隠遁ジジイは
なんと明日から
「十七連休」である(笑)。

どーしてくれんの、
こんなに休めって・・・(笑)。

(´д`|||)

嬉しくないこともないが・・・、
何しよーか、どーしよーかで、
マインド・ワンダリングを
起こしそうなので、
ここはひとつ
“遊びの達人”の
本領を発揮せねばである。

幸い、
チェロ、ヴィオラ、
ヴァイオリン、琴と
到来した弦楽器のメンテと試奏で、
ずいぶんと楽しめそうではある。

まだ、山桜が咲いてるので、
筝曲の『さくらさくら』を
チントンシャンとやってみよう。

それから、
未完成の『六段』も
久しぶりに弾じてみよう。

あ、そうそう。
リサイタルのCD編集も
まだ手付かずだった。

それが仕上がったら、
支援者への礼状と配送がある。

十七日のミドル・バケーションも
あんがい使いでがありそうだ。

令和元年の元日には、
寿ぎのディナーで
S先生から頂き物のグラン・ヴァン
「ランシュバージュ」を
開栓しようかしらん。

5/4はカミさんの
誕生日でもある。





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有望な弟子

2019-04-21 09:03:00 | ギター
きのうは自宅で
カウンセリングが2件あったが、
その合間に、板倉神社に
お礼参りに出かけてきた。

お願い参りの時には
満開だったサクラも
すっかり葉桜となったが、
あの日と同じく快晴で
気持ちよくお参りさせて頂いた。





薄紫の木蓮の花が
青空を背景に
映えていた。

周囲の「もみじ山」公園は、
幼い頃の遊び場でもあり、
かつては水路が廻らされてあり
そこで採った青いクルミを
遊び仲間たちと
洗ったりしたことがある。

うちの子たちが幼い頃には、
大水を見に来て、
公園まで浸水して
驚いたこともある。





今回のアンケートでは、
やはり、弟子のH君の
10ケ月での音楽堂デヴューに
驚嘆する声が多かった。

さもありなん、である。
師匠の私でさえ、
彼の情熱と上達には驚いている。

これからの
レッスンも楽しみである。

もしかしたら、
彼の上達次第では、
スタジオか何処かで、
小規模のデュオ・コンサートも
やってみたくなるかもしれない。

【アンケートより】

「永年の貢献、お疲れさまでした。
運営から演奏までお一人で(もちろんサポーターは居られるでしょうが)されるのは、ご苦労も多かったと思いますが、苦労も楽しみにかえて、演奏されているのが感じられて、いつもこちらも楽しませて頂きました。
すてきで有望なお弟子さんとのデュエット、とても良かったです。
沖縄からはるばるお越しの阿部さんのソプラノには圧倒されました。
このようなレベルは高くても肩ひじの張らないコンサートがいつもある街であってほしいと願っています。
これからも、心ある地元の音楽家のために、市も会場を利用しやすく提供して下さることを期待します。
最後の曲『死んだ男の残したものは』は、ことのほか感動的でした」
(女性/82)

「感動しました。
また、演奏が聴けたら幸せです。
今日は、ありがとうございました」
(女性/65)

「日頃、ギターをやっている私にとっては、演奏者の奏法を見させていただき、大変勉強になりました。心にしみる演奏曲の中で聞かせるトレモロ奏法や迫力に満ちたフラメンコのラスゲアード奏法、素晴らしい!
今回で2度目になりますが、日本の曲、ラテン曲など幅広く演奏されるので、あきさせず、また機会があったら聴きたいと思います。
とにもかくにも全曲、心にしみたものばかりでした!
ブラボー!」
(男性/77)

「親しみのある曲が多くて良かった。
知ってる曲が多かったので大変良かったです。
最初の最後でした。
感動をありがとう!」
(女性/80)

「志しに感銘しましたが、今日で最後が残念です。
コンサートは出演者と聴衆でなりたつ事をしみじみわかりました。
『死んだ男の残したものは』は、心を打ちました」
(男性/59)

「春爛漫のこの時節、桜花よりも、若冲展にも劣らぬ素晴らしい演奏をたっぷりと満きつさせて頂き、心豊かになり、音楽の魅力を改めて感じ入りました。
出来たらギターの手習い遅いですが夢みてしまいます。
有難うございました」
(女性/68)

「最後のラスト・コンサート聴けてラッキーでした」
(男性/62)

「素晴らしい演奏ありがとうございました。
定番のソロも、ハシヤダ君とのデュオも、阿部さんの歌も、それぞれ違った魅力がありました。
今回で終わりというのは残念ですので、形をかえてでも、また続けていただければと思います」
(男性/62)

「生徒さんとのフラメンコ二重奏、カッコ良かったですね~!
来年も二人でやって下さいませ」
(男性/66)

「介護の仕事をしています。日頃のストレスと体の疲れの為か肩こりなどでグロッキーでしたが、今日は良い一日で過ごせ、もう少し頑張れそうです。
ありがとうございました」
(女性/68)

「生ギター、生ソプラノ、心に胸に響きました。
本当にありがとうございました。
また、少し生きられます」
(女性/69)

「演奏も解説も楽しく聞かせて頂きました。
あたたかいお人柄、師弟関係が感じられ、とても良かったです。
若い人、頑張れ! ありがとう。
また、どこかでのコンサート楽しみにしています。
よろしくお願いします!!
「オーレ」は言いたいけど、どのタイミングで言ってよかったか、ちょっと分からなかった。
最後の曲「ブラボー」
しんみり聞かせて頂きました」
(女性/主婦)


・・・以上、数々の身にあまる
お褒めの言葉、感謝のお言葉を賜りました。

みなさま、ほんとうに、ありがとうございました。

<(_ _)> ヘヘェ






カミさんの所属する
テニス倶楽部がナイターになり、
毎週土曜の晩に出かけるので、
外食したつもりで
ちょいと食材に張り込んで
“おうちフレンチ”で
ロンリー・ディナーしている。

昨晩の「ポワソン(魚料理)」は、
「フュメ・ド・アラン」(ニシンの燻製)を
セルクル(丸型)に トゥルビヨン(渦状)にし、
フライパンでレモン・オリーヴ油で
ソテーにした。

「AJINOMOTO」の
「オリーブ&レモン・フレーバーオイル」は
安価なうえに香り豊かなので、
実に重宝していて、
キッチンに欠かせない常備品である。

ガルニ(付け合せ)は、
ひと回り小型のセルクルで
型抜きした市販のポテサラである。

ライムが半分あったので、
彩りと香り、酸味を加味するのに
添えてみた。

ニシンは味はいいが、
小骨が多いのが難点で、
レストランでは骨抜きした
マリネしか見たことがない。

「ヴィアンド(肉料理)」は、
4割引だった豪州牛を
パルミジャーノとパン粉、
フィーヌゼルブ(微塵切りハーブ)で
「コートレット・ド・ブッフ」(牛カツ)
にしてみた。

クレソンに
ピール・ロランジュ
(オレンジ皮砂糖煮)、
ライムを添えた。

350gもあったので、
皿からはみ出すほどだったが、
1/3ほど残して、
翌日のサンドイッチ用とした。

パンなしで、
ワインだけで十分な
ロンリー・フレンチだった。

材料費は800円弱だったので、
ラーメン一杯分で、
満足ゆくフレンチが味わえた。

男といえ、老人といえ、
自炊はすべきものである。










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