『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

念願の・・・

2018-02-18 12:09:00 | 趣味
「国民の孫」であり、
「名誉孫」でもある
ソータが快挙を成し遂げ、
ゆうべは心地よい
安息の眠りを得れた。

中3にして
全棋士参加の大会で
頂上になったというのは、
まさしく棋界が認める
「四百年に一人の天才」を
証明した。



ホールでのライヴ戦というのも
なかなか臨場感があって
よかった。

決勝で相手側が投了した時には
コンサートさながらの
ブラボーコールのような
絶叫が湧き上がった。

歴史的瞬間を
目の当たりにしたという
感動覚めやらぬ観客たちの興奮が
伝わってきた。

準決勝の羽生永世七冠との対戦は
「天才」対「神の子」
という世紀の一戦であった。

ただ、終盤に
誰もが驚いた羽生に
疑問手が出て、
それまで均衡を保っていた
ソフトの評価値が急転直下で
-1500に振れソータ勝勢に転じた。

これまでは、
羽生の奇手は
“羽生マジック”と称されて、
その天才的一手が勝利につながり
また観戦者をして魅了してきた。

ただ、時折、
イップス(ポカ)もあり、
意外な脆さもあった。

今回もそれが出たのか、
ひふみんは観戦後のインタヴューで、
はっきりと「不出来だった」と評した。

天才羽生に15才にして
二勝一敗と勝ち越した
ソータは、まさに
大天才としか言いようがない。

元会長で永世名人の
谷川九段はソータへの
祝辞のなかに、
「20代、30代の棋士は悔しくないのか!」
と珍しく鼓舞するような
檄を飛ばした。




ソータはデヴュー1年目にして、
現役タイトル・ホルダーの
名人・竜王・王座・王将・
永世棋聖・永世名人のいずれもを
撃破している。

これから、
待ち望める好敵手としては
29連勝を阻んだ
佐々木勇気との
さしずめ「巌流島決戦」(笑)。

それから、
歯が立たなくて
唯一連敗してい
る豊島八段との
「リベンジ決戦」。

「この子」呼ばわりして
ファンの顰蹙を買い、
それで知名度も上がって、
今回段を越された
藤森奈津子女流の
息子・藤守五段との
「やーい、やーい決戦」(笑)。

渡辺棋王との
一戦も見てみたい。

3月8日には、
王将戦の2Rで、
なんと師匠の杉本七段との
対局もあり楽しみである。

***

昨日は、
羽生(はにゅう)君の
金メダルとソータの優勝で、
二度も号外を発行した
新聞社がある。

アベマのカウンターで
「222.2K」で
22万2千2百人もの
試聴者数に驚いていたら、
今朝の朝刊では
300万人を越えたらしい。

東京ドーム満席が5万なので
なんとその60倍の人数が
試聴したことになる。

最近では、
「見るだけ将棋」を略して
「見る将」という女性ファンも
多いと言う。

まさに「藤井効果」である。

自分も、
実際の対局相手がいないので
ソフト相手にやっているだけだが、
ソータの70局もの棋譜を
検討しているうちに
知らぬ間に棋力がついて
初級レベルには
勝てるようになってきた。




たまたま、
ソータの準決勝と決勝の間に
羽生君の滑走があったので、
ライヴで見ることができた。

4回転で
二度ほどバランスを崩したが
転倒には至らなかった。

見ていて、
手足が長くて
それを生かした表現性が
外国人に劣らず
高いのが感じられた。

フィニッシュの
「バンッ!」という
両手を拡げる決めポーズも
かっこよかった。

宮城県出身の彼は、
3.11の直後に、
「被災地のために頑張った」
とコメントして
不屈の精神で得た金メダルによって
被災者を勇気付けてくれた。

そして、
つねに「感謝」の気持ちを忘れず
やさしく人に対する
東北が誇る
偉大な好青年である。

愛知からはソータが、
宮城からはユヅーが・・・と、
地方から偉大な
若者が登場してくれて、
国民に夢を見させてくれて、
ほんとうに
ありがたいことである。



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さあ、決戦!!

2018-02-17 08:05:00 | 風景
いよいよ
待ちに待った
天才対決の日である。

この日を
ひと月も前から
待ち望んでいた。

まことに
申し訳ないことに、
カウンセリングのご予約を
頂いていた方を
キャンセルまでしてしまって
忸怩たる思いもある。

仕事の神様の
バチが当らないか
いささか懸念している。



非公式戦で
すでに二度対戦して
五部の二人だが、
公式戦初手合いなので
全国の将棋ファンが
「世紀の一戦」と期待するほどの
好カードである。

ソータ・ファンとしては、
国民栄誉賞の永世七冠に勝って、
決勝の相手も倒し
「初優勝」と「六段昇段」を
手にするのを
この目で見てみたい。

対局は午前10時からである。

ニコ生とアベマの二元中継から
目が離せない。

持ち時間が双方40分の
早指し戦なので
11時半頃には勝敗がつくだろう。




T中の池が結氷して
取り出された氷が
かなりの厚みを見せていた。

春まだ遠き
という感じである。





リサイタルまで
あと3ヶ月となり、
そろそろ本腰練習を始めている。

中指のヘバーデン結節で
水が溜まってた
(ミューカス・シスト)箇所も癒えたが、
やはり練習後には指がズキズキと痛む。

夜中、寝床で
無意識に指をさすさすと
擦ったりもんだりしている。

人指し指の爪は
先端に亀裂が入る
割れ癖があるので、
絶えず補強剤と付け爪の
メンテが欠かせない。

薬指の第一関節が
ヘバーデン結節で
内側に湾曲している。

この調子では
来年のリサイタルで
公開演奏から引退するのが
ちょうど潮時かもしれない。


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不思議まんが

2018-02-16 04:38:00 | 風景
『東京クレーターのアカリ』の
作者・磯本つよしの別作品を
ネットで推薦していたので、
ツタヤの100円コーナーで探して
見つけてきた。

これは2006年の
『クレーター』より後の
2009年に発行されているが、
画質がいくらか落ちる気がして
怪訝に思っている。

線のキレイさは変わらず、
遠近感が乏しいという欠点も
修正されているようには見えない。

そして、
話の作りがいくらか
突っ散らかっており、
ベタな出来になっている。

交通事故で瀕死の少女が
軍の施設で父親にサイボーグに仕立てられ、
見た目は可愛いくセクシーで
心やさしく怪力で
大食いというキャラ。

近未来を描きながら
昭和のレトロチックなテイストがある
という摩訶不思議な作風である。

そういう意味では、
作者はメジャーではないが
奇才の部類だろう。

アマゾンで検索すると
他にもいくつか作品があるので
いちおう目を通してみようかと
思っている。

使われる拳銃に
いつもワルサーPPKが
登場するので、
よほど偏愛があるのかもしれない。

これは007初期の愛銃であり、
自分も亡き親友のマサヒロにもらった
60年代の鉄製モデルガンを
未だに持っている。



カットの中に、
『のだめ』っぽい表現と、
80年代の「みやはら啓一」作品のような
昭和っぽいキャラデザが混在し、
尚且つメカを緻密に描写するという、
ごちゃ混ぜの作風が
マンガ愛好家には混乱もさせ
スノビズムをも刺激する。

アマゾンのレヴューを
いくつか眺めてみて
同じような感想が多かった。

「雰囲気は好きだが、何かもの足りない」
「萌えマンガじゃないがメカと女子の王道だ」
「萌以前のオタクの臭い」
「近未来SFなのに昭和の香り」
「健全な女の子アクションが楽しい」
「個人的にはツボなので満足」
「作者が好きでたまらないものを描いていて楽しい」




爺様(元研究所長)の
お約束のエロギャグもあって
まさに王道的。






暇な折に、
フォント・デザインで
自分の名前を創っている。

人様に何かをプレゼントする時にも
けっこう役に立っている。

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秀作マンガ

2018-02-15 10:21:00 | マンガ
昨日は
ソータの新人王戦を
一日観戦していた。

序盤から圧倒的な強さで
4段デヴュー戦の相手に
完勝した。

相手の古森四段は
高槻市出身の22才である。

高槻市は
かつて11年在職していた
学校の所在地で、
なので街の様子はよくわかる。

今も来阪時には
駅前のホテルに
よく投宿している。




昨日も
ニコ生、アベマの
両解説者が一同に
驚愕、絶賛する
「天才」の一手と
深い読みが出て、
観戦者を魅了した。

まさに、
ソータが目指している
魅せる将棋そのものであった。

各局ワイドショーでは
あさっての
「ソータVS羽生」の
新旧「天才」対戦の話題で
盛り上がっている。

ひふみん始め、
大方の予想は
ソータの公表された
60局ほどの棋譜は
研究されていると想われ
羽生優勢の意見である。

一方では、
現在9連勝中で
名人にも勝っている
ソータの勢いも凄まじいので
五部以上の闘いになるだろう、
という見方も少なくない。

全国のソータ・ファンは
優勝して六段昇段を見たいと
思っている。

そして、
竜王戦5組でも優勝すると
一足飛びに七段となる。

そうなれば、
まさにマンガみたいな
スピード昇段である。

昨日は、
二人とも同時に
対戦中にチョコを
もぐもぐ食べるシーンがあり、
いかにもヴァレンタイン対局であった。

将棋会館には
ソータ宛に山のような
チョコが届けられたというが、
記者に感想を聞かれて
「今まで、そういう事とは
 無縁でしたので・・・。
 でも、うれしく思います」
と語った。




ツタヤの古書コーナーを
ブラウジングして
面白いコミックを見つけた。

東京に隕石が落ちて
廃墟となった近未来を描いており、
エアバイなる『ナウシカ』の
メーべみたいな乗り物を疾駆させ
街の治安を護るブサカワ駐在さんの
物語である。

なんだか
宮崎駿の『ナウシカ』と
『ポニョ』と『紅の豚』を
ミックスさせたような
シチュエーションで、
描写力のある作者の
キャラデザインも
コマ割も斬新であった。

線が美しく
緻密な絵も素晴らしいのだが、
ただ一つ残念なのは
画面に遠近感がなく
のっぺりとした感じは
迫力あるシーンを
浮き出るかのようには
描き切れていなかった。

第二巻までで
連載が中断したようだが、
やはり読み手の間では
高い評価を得ていたようである。






長らく
水盆栽として
PCデスクの上で
目を愉しませくれた
ニンジンの葉が黄色くなり
取り出してみたら
腐敗菌が繁殖したのか
栄養体内部が傷みはじめていた。

仕方なく、
その部分をドーナツ状に
切開、剥離、郭清したが、
けっきょく葉は回復せず
お亡くなりになった。

なんだか
菌が体に廻って重症化する
敗血症になったみたいだった。





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ヴァレン・チョコ

2018-02-14 09:49:00 | 食物・飲物
朝起きてみたら、
寝室前の廊下に
チョコの袋が置いてあった。

寝てる間に
カミさんがこっそり
置いていったようだ。

あぁ・・・。
今日はヴァレンタインかと
気がついた。



付き合い始めた
20代の頃から
もう40年近くも
もらっている。

子どもたちも
家にいる頃は
みんなもらっていた。

教員時代は
よく生徒にももらったが、
「袖の下」とはよく言ったもので、
年度末の成績のときは
テスト点以外の平常点で
やはり筆先が甘くなるのは
人情だったかもしれない(笑)。





BSの録画で
『ソロモンの偽証』の
後編を観てみた。

前編を録り忘れたので、
途中まで見て
ワケが解んないようなら
やめようと思っていたが、
裁判シーンになって
いろいろと過去の状況が説明され
倒叙法的な感じで了解できた。

亡くなった二人の生徒を巡って
中学生が公開で校内裁判をする
というアイディアは突飛だが
面白かった。

主人公の
藤野涼子は
連ドラ『ひよっこ』の
豊子役で注目していたが、
この作品で1万人の
オーディションで選ばれた。

今まだ高3だという。

目力が強く、
なかなかに存在感のある
女優になりそうだ。





今日も、
新人王戦で
ソータの対局がある。

幸いオフ日なので、
ニコ生とアベマの
二元ライヴ中継を見ながら
パソコン仕事をやろう
と思っている。

モニター上で
ワードとネット画面を
半分ずつに二分割もできるのだが、
今日はカミさんのノートPCを
将棋中継にして脇に置いて
メインPCのフル画面で
仕事をしようと考えている。

ついでに、
将棋ソフトも立ち上げて
ソータの優勢評価値も
見てみたい。

やろうと思えば
一つのモニターで
3画面を組み合わせることも
できそうだ。






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