『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

冥利が悪い

2015-02-23 05:55:00 | ギター
生徒さんの伴奏依頼で
シダックスで
演奏をしてきた。

てっきり近所の
福島駅前シダックスと思い
安易に引き受けたが、
郡山シダックスと前日に言われ
エーッと驚いた。

休日にわざわざ
勤務地の郡山まで行くのは
大儀なので、事前に知っていたら
お断りしていただろう。

それと、
仲間内のカラオケパーティーの
余興とばかり思っていたが、
健康食品のセミナー風会場で、
違和感があった。

これまでも特定クラブや
某宗教団体の前でも
演奏したことがあるので、
素人芸人は時と場所を選べず・・・
といった悲哀感がある。

帰宅後、検索してみたら、
H22年に、マルチ詐欺商法で、
6ケ月営業停止の行政処分を
受けているM会社だった。

そうとも知らず、
リサイタルのチラシを
置いてきてしまった。

広報活動という欲で
何でも引き受けるものじゃない、
と今回は反省した。

こっちは
復興支援の奉仕活動を
名目にしているのに・・・
M会社の片棒を担いだようで
なんとも冥利が悪かった。

そのせいか、
帰路、車がパンクし、
夜半から咽頭痛が悪化し、
今日は病休することにした。




それでも、
音楽には罪がないので、
楽曲とは真摯に向き合った。

初めての曲だったが、
伴奏が単調すぎたので、
イントロの4小節を
直前にアナリーゼして
独奏曲風に編曲した。

稚拙な編曲を見ると
どうしても音楽家の性で、
手を入れてしまう。

編曲課題と思って、
半時ほどかけて
もっとも効果的な
ギターリズムを追求してみた。

4小節でも
自編となると
すぐに暗譜できるから
不思議なものである。


独奏では、
途中で手拍子を入れられ閉口したが
(テンポや強弱を変えられなくなるので)、
仕方がないのでそれに乗って
エンディングまで持っていったら
結果的には拍手喝采になった。

「ふたつわるいことさてないものよ」で、
臨床家としても特異的体験は
経験値の幅を拡充してくれることに
なったかもしれない。







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年中行事

2015-02-22 07:42:00 | 頂きもの


個人事業主なので、
毎年、確定申告を
自分でしている。

これにより、
年度末にいくらかでも
還付金が戻ってくるので
そのための一仕事とも言える。

前年度の書式を毎年
保存してあるので、
だいたい1時間ほどの
デスクワークで
時給3万くらいになるから、
やらずばなるまい。

それに、
収めすぎの税金を
取り戻さずにはいられない。

年間の医療費が10万を超えると
医療控除になって
戻りも大きいが、
毎年、ギリギリのあたりで
10万に届かずにいる。

今年も、
アテローマ手術をしたものの
6万ほどに収まった。





休日に街に出たついでに
母校の近くを通ると、
年に二三度は寄ってみて
校内を散歩している。

たいてい
小中とセットで寄って、
子どもの頃の想い出に
しばしの間、
浸ることにしている。





先週の14日に
大雪のため
レッスン延期をされた
高畑のKさんから
1週間遅れの
ヴァレンタイン・プレゼントを
頂いた。

チョコじゃなく、
仙台三越のバーバリーの
ロングソックスだった。

コスキンのとき、
演奏中にスネが見えて
恥ずかしかった・・・というのを
覚えておられたのか、
今度のリサイタルに卸して
ありがたく使わせて頂く事にした。

新品のシャツも
先日、ヨークの
2割引セールのときに
買って用意した。



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偶然

2015-02-21 08:49:00 | ノンジャンル


きのう
昼食に寄った店で、
何気なく民報新聞をながめていたら、
中野先生の最終講義の様子が
載っていた。

そういえば、
民報にコンサート情報の
掲載依頼をしていたことを
思い出して、ウチは読売なので、
果たして載せてもらっているか、
学習センターの図書館に寄って
一週間分を調べてみた。

ところが、
どこにも載ってなく
怪訝な心持ちで帰ってきたら、
カミさんが帰宅後、
新聞を持ってきて、
テーブルマナー教室のときの
自分の写真が載っていると
見せに来た。



なんでも、用務員さんが
「先生が載ってましたよ」
と持ってきてくれたらしい。

そしたら、なんと、
偶然にも、すぐ下に
コンサート情報が載っていた。

用務員さん。ナイスッ! \(・∀・)

それにしても、
中野先生の記事と同じ
新聞に載っていたのに
どちらも見落としていたとは・・・。

いったい、どこを見ていたのやら・・・。

(´Д`|||)


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最終講義

2015-02-20 07:51:00 | 勉強
今年で退官される
中野先生の最終講義を
拝聴させて頂くために
久しぶりに大学に赴いた。

山にある校内は
雪が積もったままで、
市街地とは違った冬景色だった。


学部では生物学、
院では心理学が主専攻だったが、
その傍ら音楽棟で、
和声学・形式学・美学などの
音楽理論を勉強していた。



音楽棟の向かいにある
センターには、
カウンセラー研修会で
何度も訪れている。


中野先生は
日本の精神分析学の中興の祖
土居健郎先生のお弟子さんなので、
先生のお人柄なども聞かせて頂いて
親近感が湧いた。

90分の講義は
まさしく知的な時間で、
アカデミックな興趣を
十分に刺激するものであった。



最後の質疑応答では、
講義内容とは離れるが・・・と、
前置きしてお願いをした。

「先生ご自身も、ご在職中に、
3.11をご家族共に被災されて、
ずいぶんと被災者の心的ケアで
ご尽力頂きましたが、
福島を去るに当たられて、
何か福島の人間にお言葉を
置いていって頂けないでしょうか」

「それがいちばんの心残りなので、
心を少しここに置いていこうと思います。
あとは、個人個人ができることを
やっていただきいと思います」

故郷の大分に行かれても、
福島の復興支援には
何らかの形で関わっていきたい、
とも仰って下さった。

先生のウィットの効いた言葉に感激し、
自分にできる復興支援として、
何としても四月のコンサートを
成功させよう・・・と、
エールを頂いたような気がした。











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100本目

2015-02-19 07:50:00 | 映画


BSでショーンコネリーの
「ダブルオーセヴン」の中でも
名作の『ロシアより愛をこめて』と
『サンダーボール作戦』が放映されたので
録画して観た。

シリーズは全作
ビデオで持っており、
すでに何度も観ているが、
ハイビジョンで観るのは
初めてで、そのキレイさは
新鮮さを感じさせた。

『ロシアより愛をこめて』は
63年の作品なので、
今から50年前の古典になってしまった。

公開当時は、
『007 危機一髪』という
いかにもスパイ・アクション風の
タイトルだったが、
ボンドガール史上最高の美女
ダニエラ・ビアンキが注目を浴び、
スパイ・ロマンス物に
テーマが移行したようだ。




奇しくも、
今年度100本目の映画が、
『サンダーボール』になるとは
想像していなかった。

これも大好きな作品で、
幼少の頃から何度となく
繰り返して観てきた。

今回はハイビジョンにしてから
初めてだったので、
映像の美しさが際立って
作品の格調高さを改めて感じた。

だが、同時に
ジェット機墜落のシーンでは
模型を吊るす3本のピアノ線が
ハッキリ見えてしまって
「あらら・・・」であった。

   ┐(´ー`)┌  

『サンダーバード』だって
メカ飛行時のピアノ線なんか
見えないのに。

CGのなかった時代だから
致し方ないが。

それでも、
昨今のアクション物の軽薄短小で
繰り返し観るに耐えない内容とは
一線を画す優美さを感じるのは、
単なるノスタルジーなのだろうか。

最近のCGアクションてんこ盛りの
『ミッション・インポッシブル』
などしか知らない若者が
60年代の『007』を観たら
(なーに。このオジサン達。
 ドタバタしちゃって・・・)
とか
(メカがダッセー・・・)
となるんだろうか。


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