『人生を遊ぶ』

毎日、「今・ここ」を味わいながら、「あぁ、面白かった~ッ!!」と言いながら、いつか死んでいきたい。

  

ねじまき鳥

2017-03-14 04:38:00 | 製本
在野の心理屋なので、
課題研究として
年に二冊以上のブックレットを
作るというのを
自分に課してきた。

ここ十数年、
それを実行してきて
手元に40冊あまりの
著書とも呼べないような
駄本が山とある。

講演会では
よく売れてくれて
いい小遣い稼ぎになってくれてはいるが、
ネット販売ではちぃともである。



今年初の一冊目は、
36日間、分析と連載を続けてきた
村上春樹の傑作
『ねじまき鳥クロニクル』の
深層心理学的分析である。

冬休みに
1000頁もある全三巻を読破し
それから、資料を集めて
専門書を片手に
分析・執筆の毎日であった。

高校生がよく
授業の一環でやっている
課題研究の“大人版”である。

書籍版はちぃとも売れないが、
ネットでは既に2.400人が
読んでくださったので
ありがたい。

これまでで最高既読者は
『子不孝』という書の
94.000人である。

何処ぞの中小出版社が
目を付けてくれないかと
淡い期待を抱いたりもしている。







老母の部屋を片付けていたら
ダンゴ三兄弟の幼い日の
写真が何枚も出てきた。

今は認知が怪しく
ホーム暮らしをしているが、
達者な頃は、こうして孫たちと
リゾートに行けたりしていたのだから
シアワセな婆様だったと思う。






亡き父の
一年祭の後に催した
茶会記も出てきて
懐かしく思った。

縁(ゆかり)のある方々五名を
お招きして、懐石や濃茶を
振舞った茶会であった。


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オンデマンド出版

2016-09-09 05:00:00 | 製本
現在、岡山におられる知人から、
拙著をお友だちが気に入って頂き、
別の物も読んでみたいと所望され、
著書ファイルからプリント・アウトして
幾冊か製本した。

手元にあった
製本済みのものは、
講演会のたびに
ほとんどはけてしまうので、
今回のように
オンデマンド方式で
製本している。



奇しくも同じ佐世保で起きた
「小6女児殺人事件」と
「高1女児殺人事件」は
犯罪史上のみならず、
教育臨床上も重要な事件なので、
数ヶ月もかけて詳細に心理分析し
冊子化したものである。






20年来勤務している
K工高には、
フミ(長男)が小学時代に描いた
『空飛ぶサカナ』を額装して
飾ってある。

なんだか、
シャガールとルオーの
タッチに似ていて、
ファンタジックで気に入っている。


昨日は台風12号が
熱帯低気圧化したが、
大雨によりJRの運休予告が
報じられたので、
午後から急遽、休校になった。

全校生が強制帰宅になったので、
カウンセリング室も開店休業になり、
先週の会議で超過勤務した分の
時間調整で1.5時間早く
退勤させてもらった。

退勤ラッシュ前だったので、
職場から真っ直ぐ病棟に向かったが、
老母は寝ていたので、
枕元に置いてある
「見舞い者記録簿」に
状態像を数行記載して、
看護師の報告を受けてから
帰宅した。







生徒が一人しか来談しなかったので、
その後は、リサイタルのプログラムを
何曲か練習した。

一昨年、演奏した
超絶技巧曲の『パコのファンダンゴ』も
再演するので、一時間ほど
弾き込んで、難所の克服に努めた。

今回は、初めて
パコの演奏スタイルでやる。
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鼠がチュー

2016-02-22 08:04:00 | 製本
毎週、土曜日には、
一週間分のブログを
ワードにコピーして、
製本用の原稿に編修している。

そして、
12月31日の大晦日には、
プリント・アウトして製本し、
『人生を遊ぶ 2015年』
というようなタイトルで
書棚に並べている。



2004年からやっているので、
すでに12冊をブログ日記として
冊子化したが、
ときたま、過去のものを取り出して
眺めてみるのも
いい暇潰しになるし、
データベースとしても
けっこう重宝している。




某局のニュース番組で
「殺鼠剤」(さっそざい)を
誤読したのか、
「殺ちゅう剤」と流したそうで、
とんだお笑いものである。

でも、ネズミだけに
「チュー」はよかった(笑)。

(='m') ウププ…  

なんだか、
志ん生の江戸小噺を
想い出した。

子どもの頃、
よく「枡落とし」という
ネズミ捕りがあったが、
捕まえたネズミを巡って・・・

「ほら。見てみろぃ。
 大っきいネズミだろ」
「どーれ。
 なーんだ。
 大したことねーじゃねーか」
「よせやい。
 ケチつけることねーじゃねーか。
 大っきいよ」
「いやッ。大っきくねぇ。小せぇ」

「大きい」「小せぇ」と
やり合っていたら、
中のネズミが
「チュー」

animal6




浜辺で砂風呂の
おネエちゃんを見てたら、
なんだか、
『ひょっこりひょうたん島』の
「♪な~みを
 チャプチャプかきわけて~♪」
という
懐かしいメロディが
脳裏に浮かんだ。

ドン・ガバチョ、
トラひげ、
ハカセ、
・・・などのキャラに混ざって
センターバック・スコアボード・ランニングホーマー氏
などという
ふざけたキャラも登場した。


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時限装置

2016-02-15 07:57:00 | 製本
現行プリンターに
とうとうレッドサインが出て、
動作停止になってしまった。

「インク吸収体」なるものが
いっぱいになると、
メンテに出さなくてはならなくなり、
いざ、キャノンに連絡すると
「1万以上かかるので・・・」
と、やんわり買い替えを
奨められるというから、
事実上の正味期限切れなのである。

もっとも、現在のプリンターは
本来は7-8万はするイニシャル・コストを
1万ほどに抑えて、
インク代のランニング・コストで
メーカーは利益を上げようという戦略らしく、
ケータイを0円で売って
通信料で儲けようというのと
同じようである。



「インク吸収体」は、どうやら
マメにヘッド・クリーニングをやるほど
すぐに一杯になるようなので、
今後は、印字にカスレが生じた時にだけ
クリーニングすることにした。

いつも、可能な限り、
ハイクオリティの印刷をしようと、
マメにクリーニングしてきたせいか、
今回は1年しか持たなかった。

買い置きしてあった
同型のプリンターに差し替え、
さっそく、続きの作業をした。

別型の1台もあり、
そちらはインク切れなので、
ヤフオクでリサイクル・インクを
落札した。

最も、廉価でもセットで
2.990円なので、やはり
ランニング・コストは
馬鹿にならない。




珍しく、
何の仕事も入っていない
三連休なので
副業の請負製本業に
精を出している。

これまでは、
本格的な書籍紙(淡黄色)を
京都の紙屋さんに一々注文していたが、
けっこうコストがかかるので、
最近では、近所のオフィス8の
廉価コピー紙を常用するようになった。

500枚で298円なので、
これだと100頁本なら
10冊製本できる。

接骨院のM先生のブログ本は、
セルフ・プリント・アウトなので
綴じ製本とオマケ表紙だけで
完成した。




85年のシュワちゃんの
『コマンドー』を観た。

かつて、亡き父が買ったLDで
観たものとばかり思っていたが、
まったく内容を覚えていず、
新鮮な感じで観れた。

30年前のシュワちゃんが
若くて、筋肉ムキムキで、
機関銃をぶっ放す姿は、
どこかスタローンの『ランボー』風だった。

映画に限らないが、
歳をとってきたら、
むかし読んだ本や漫画なども
新鮮に読み返すことができる、
というのも
「加齢の妙」かもしれない。

cat4

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ぶり返し?

2016-02-14 08:38:00 | 製本
一度、癒えた風邪が
また、ぶり返したのか、
昨日は夕食時に気分が悪くなり、
早々に伏せってしまった。

今朝は、また、
体の節々が痛むので、
仕方なくロキソニンの封を開けた。

幸い、珍しく
この週末と月曜日には、
カウンセリングもギターレッスンも
入っておらず、存分に
休養できるので、また、
飽かずに寝養生していようと思う。




確定申告の
医療控除の計算をしていたら、
去年、99回も接骨院に
治療で通っていたことが分かった。

テニス倶楽部仲間でもある
院長先生のブログ開設の
お手伝いをしたことが縁で、
ブログの製本化も
お手伝いすることになった。

B5でプリントアウトしたというので、
業務用裁断機で四方をカットし
A5にサイズダウンした。

そうでないと、
今のホームプリンターは
B4のホルダーがないので、
A4でないと厚紙表紙が印刷できない。

業務用ステイプラー(ホチキス)で
180頁分を綴じてから、
出っ張りをアンビル(金床)で叩く。

この後、表紙をボンド貼りして
押しに一晩かけて、
再度、天地(上下)、小口(背の反対)を
裁断して完成である。

今回は、サービスして
特別にカバーをおつけした。




リサイタルでの頒布会用の
『ギター日記』の初刷りが
4冊完成した。

去年、売れ残った
『音楽随談』もまだ
8冊ばかりあるので、
あと4冊ほどだけ増刷して
揃えて並べようと思う。

『「うつ」を生きる』の
カバーデザインも製作したので
あとは印刷するだけである。





BS録画で86年ブロンソン主演の
『スーパーマグナム』を観てみた。

原題は『Death Wish 3』で、
有名な第一作『狼よさらば』に続く
シリーズ物の三作目である。

妻と娘を惨殺されたブロンソンが
街のスウィーパー(悪党始末人)として
バンバンやっつける、
という単純明快な80年代の
ヒーロー・アクションである。

いかにも30年前の作品という
やや古色蒼然とした感が
ないでもない。

今や、アメリカも、さほどに
ストリート・ギャングが横行する
社会でもなくなってきている。

当時は、クリント・イーストウッドや
チャールズ・ブロンソンのような
いかにも男臭いマッチョたちが、
形勢挽回して悪党を懲らしめるという
『水戸黄門』的カタルシスの単純明快な
作品ばかりであった。

ブルース・ウィルスの
『ダイハード』シリーズにも
その流れは受け継がれている。

現実社会の病理・病根は、
解りやすい「単純な悪」で片付けられない
もっと複雑な要因が
重層的に絡みあっている。



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