久万高原の中心から三坂峠の方へ4km、国道をちょっと右に入ったところに桃李庵があります。この日はラグビー大会があってずいぶん前に予約を入れたのに、八丁坂も和佐路も満室、後から分かったのですが一里木はラグビーの予約を入れていなくて、直前でも泊まることができた。でもぼくはこちらの方の宿にも一度は泊まりたかったので、距離は大分きつくなるけどお願いしました。予約の時たちばなからは無理だと言って危うく断られそうになりましたが、ほかに頼るところがないので必死に頼み込みました。近すぎたりしても、一応は断られそうになることもあるそうです。お遍路は直前でもすぐキャンセルを入れて、それが当たり前だと思っているような人もたくさんいるから、そういうことがないようにしっかり確約を取りたいということなのだと思います。それくらいしっかりお遍路と向き合ってしっかりともてなしたいということの裏返しでもあるようです。ぼくはしっかり15時42分に到着、奥さん共々大層びっくりしていただきました。足の調子が良ければもう30分は早く着けたのにと思うと少し残念。
中央がポークがたっぷりの野菜炒め、お米は久万高原のスーパーで一番高いというだけあって、本当に違いました。そして、玉子がどういう調理法かはっきり判らないけれど、めちゃくちゃ美味かった。黄身の柔らかさの中にはっきりした味が付いていてなんともいえない。こういう美味しい玉子は本当に初めてでした。無理して頼んで良かったとしみじみ思いました。
同宿の小金井の青木さんと浜松の市橋さんは翌日の松山ユースでも同宿で話も弾んだのですが、もう一人の比較的若い男性は食事中一言も喋りませんでした。
今年はじゃこてんは4回いただきました。2食付き6800円。