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男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1481 ホッケの三平汁

2025年02月25日 | 魚介類

この冬は昨年に比べずいぶん寒い。特に、2月4日の寒波から今日23日までの寒さが強烈です。diaryに当日の最低と最高の気温を記録していて、4日~23日20日間の平均値を計算しました。その結果、最低気温=昨年5.1°・今年ー1.1°、最高気温は昨年12°・今年8°でした。最低気温が昨年に比べ6°も低い。昨年は氷点下の日が「0」に対し、今年は18日もあって寒い筈です。

しかも風が強い日が多い。午前中はおだやかでも、午後になると秒速6~8mの風が北西から吹きつけてくる。風速8mを時速換算すると29kmになります。買い物や医療機関の通院は風のない午前中に済ませ、午後はひっそり家の中で本を読んだりパソコン検索で過ごします。

そんな中「おもしろい!」と思った本がありました。題して「文体練習」というフランスの作家レーモン・クノー(1903~1976)の代表作。邦訳には朝比奈弘治・松島征両氏の二冊があります。内容は「ある男が同じ人物を一日に二度見かける」という単純な話を99通りの異なった文体で著したものです。朝比奈氏訳本の「目次1・メモ」を下に転記します。

S系統のバスのなか、混雑する時間。ソフト帽をかぶった26歳くらいの男、帽子にはリボンの代わりに編んだ紐を巻いている。首は引き伸ばされたようにひょろ長い。客が乗り降りする。その男は隣に立っている乗客に腹を立てる。誰かが横を通るたびに乱暴に押してくる、と言って咎める。辛辣な声を出そうとしているが、めそめそした口調。席があいたのを見て、あわてて座りに行く。二時間後、サン=ラザール駅前のローマ広場で、その男をまた見かける。連れの男が彼に、「きみのコートには、もうひとつボタンを付けたほうがいいな」と言っている。ボタンを付けるべき場所(襟のあいた部分)を教え、その理由を説明する。

クノーは「文体練習」を1942年に12の文体で書き始め、少しずつ書き足しながら完成までに5年の歳月をかけ、99通りの文体にしたのは1947年でした。関連のURLを下に置きます。

138夜 『文体練習』 レーモン・クノー − 松岡正剛の千夜千冊

 

レシピは魚と野菜の汁もの二つ「ホッケの三平汁」と「たらの味噌汁」です。寒い日の夕食に

作って、たっぷりと食べて温まってください。

開きホッケをぶつ切りして、刻んだ大根と人参で作る「あったか汁」です。ホッケが
甘塩なので味噌を加えましたが、好みで塩や醤油でもOKです。ホッケは頭も適当
に切って加えるとおいしくなります。寒い日に作って食べたい「三平汁」です。
             
材料 ・・2人分          
ホッケ(開き) 片身 120g ・・皮付きのまま3センチ巾のぶつ切り
大根 5cm 100g ・・皮むきして3ミリ巾のいちょう切り
人参 5cm 40g ・・皮むきして3ミリ巾の半月切り  
青ネギ 2本 20g ・・1センチ巾に切る    
             
調味料            
出汁の素   4g        
日本酒 大さじ3 30cc        
味噌   10g        
3カップ 540cc        
             
作り方            
1.鍋に水と出汁の素を入れて火にかける。      
2.沸き立ったら、大根と人参を加えて煮る。      
3.大根が透明になったら、ホッケを加え中火にして5~6分煮こむ。  
4.味見して塩味が足りないときは(塩・醤油・味噌)を適量加えて調える。  
・・塩引きした魚の塩味だけで作るが、物足りないときは、塩など好みのものを加える・・
5.青ネギを加えて出来上がり。        

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