男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1343 スナップエンドウのクルミ和え

2022年05月17日 | 野菜類
レシピはクルミ和え二題、スナップエンドウと掻きちしゃのクルミ和えです。スナップエンドウはグリーンピースの改良品種で1970年代に米国から導入されました。当時はスナックエンドウとも呼ばれたのを、1985年スナックエンドウに統一されましたが、サカタのタネは今でもスナックエンドウの商品名で販売しています。甘くてパリッとした食感がスナックに近いことからスナックエンドウの名がついた・・と言います。
一方、搔きちしゃの歴史は古く、奈良時代のころ中国から渡来したと言います。当時は乳草(ちちくさ・・切ると白い汁が出るから)と呼ばれ、その後チサに変わり、現在のチシャになりました。レシピで掻きちしゃとしたのは、食品成分表の表示に従いました。
昨秋、苗二株を畑に植え付けましたが、2月ころから4月半ばまで掻きとり、掻きとりして楽しみました。冬の野菜なので、これから育てるならサニーレタスです。
掻きちしゃは、昭和の20年代まで食べられましたが、レタスの普及で栽培が減り姿を消しました。近年になって韓国料理の焼き肉と一緒にチマ・サンチュの名で親しまれるようになりました。
レシピでは「クルミ和え」としましたが煎りゴマも加えました。クルミは@リノレン酸は豊富(100g中9g)ですがカルシウムが少ない。一方ゴマは、カルシウムを多量(100g中1200㎎)に含むが@リノレン酸は殆どないので、相互補完しました。今の時季、スナップエンドウは店頭で見かけます。掻きちしゃはサニーレタスで代用できるのでお試しください。

クルミと煎りごまをすり鉢ですり潰して醤油など加えた和え衣、茹でたスナップエンドウ
を混ぜた和え物です。クルミは@リノレン酸が豊富でカルシウムは少量・・ゴマはその
逆なので、二つを合わせました。バランスが取れた和え物になりました。

材 料

スナップエンドウ 1パック 120g ・・筋を取って塩茹でしておく
クルミ 大さじ2 20g
煎りごま 小さじ2 5g
濃口醤油 小さじ1 4cc
みりん 小さじ1/2 2cc
淡口醤油 適宜

作り方
スナップエンドウの下拵え

塩茹でしたスナップは、大きいのは横長に斜めに切る。
下味に淡口を数滴振りかけて軽くもみこんでおく。

クルミの和え衣を作る
煎りごまをすり鉢ですり潰したあとクルミを加えてすり潰す。
滑らかになったら濃口醤油とみりんを加えてすり混ぜる。

スナップエンドウをクルミの和え衣で和える
下味をつけたスナップを和え衣のすり鉢に移し、和え衣をまぶす。
ムラなくまぶしたら器に盛り付けて出来上がり。


コメント
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