男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

1256 壬生菜とサーディンのにんにく炒め

2021年02月26日 | 魚介類
今回テーマはビタミンDを採りあげました。ビタミンDには「免疫機能を調整」する働きがあり、
コロナ予防にも一役買うというので注目していました。関連のブログを欄外に置きます。

今のわたくしたちはビタミンDの採り方が少ないのではないか・・と思います。その理由の一つに
コロナ予防のため外出を控えていて、日光にあたらない生活が続いていることがあります。二つ目
は日常の食事で魚が遠ざけられ肉食にシフトしていて、この二つがビタミンD不足要因と考えます。

一日に必要とするビタミンDを採るには、日光に30分あたればよい・・といいますが、外に出る
ときは厚着してマスクを着用する・・これでは日光にあたる皮膚は手と顔の一部だけ・・おまけに
今の日光は力が弱い。なので、今ビタミンDを採ろうとしたら、食べものかサプリメントしかない
ということになります。

食べ物の中でビタミンDを含むのは魚類と茸類の一部。肉類は100g中1µg以下の微量で、その他の
食材にはないようです。毎日の食事にビタミンDを採り入れようとしたらその食材を把握すること
が必要です。それがムリならサプリメントに頼るほかありません。

レシピの「壬生菜とサーディン・・」はカルシウムもビタミンDも1日必要量の半分から三分の一
ほど、「タチウオの煮付」はカルシウムは少ないがビタミンDは豊富です。活きの良いタチウオは
高級魚の扱いでけっこう高い値段・・今回レシピのタチウオは、1切れが税込で350円でした。同じ
大きさの養殖のブリなら1切れ250円なので、確かに割高感があります。

タチウオは煮付・塩焼き・ムニエルなどに適し、淡白な味で小骨が少なくて身離れが良いので食べ
やすい魚です。タチウオはギンギラギンの色が嫌いと言って食わず嫌いな人もいました。この銀色
の正体は「グアニン」質という物質でその昔、模造真珠の色付けに使われた・・といいます。

話をビタミンDに戻します。タチウオ100g中のビタミンDは14µgを含み、これ1切れ食べたら1日の
必要量の2倍強が摂取できます。ビタミンDを含む食材は、次回以降もお伝えします。

新型コロナウイルスが重症化した人に不足していた「ビタミン」の正体とは?医師が解説します。 | CLINIC
FOR


"新型コロナウイルスービタミンDによるCOVID-19対策 | トピックス&オピニオン | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会 (seikatsusyukanbyo.com)


冬の青菜はカルシウムが豊富・・レシピの壬生菜は100g中、カルシウムを110mg含んでいます。
一緒に炒めたサーディンはカルシウムが350㎎、ビタミンDは7µgです。これ1食で1日のカルシウム
必要量の1/3とビタミンDの半分が摂れます。骨を丈夫にして免疫力アップが期待できる一品です。

材 料

壬生菜 2株 180g
ニンニク 1かけ 15g
オイルサーディン 1缶 75g
アンチョビー 6枚 20g

作り方
1.フライパンにアンチョビーのオイルとニンニクを入れて中火で炒める。
2.ニンニクの香りが立ったら壬生菜を加えて炒める。
3.続けてアンチョビーとサーディンを加えて炒める。
4.壬生菜に火が通ったら火を止める。
5.しばらく余熱で味を馴染ませて出来上がり。
・・味つけはアンチョビーとそのオイルの塩味で十分ですが
  炒める油をサラダオイルなどの時、味が薄いときは適宜
  塩胡椒などで調える・・

コメント
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