男の料理指南

知人がくれたレシピを紹介します。
アレンジも含めた男の料理です。
じーじが娘と孫に残したいレシピ

さんまのイタリアン風

2010年06月29日 | 魚介類

レシピをお送りしている方から「さんま」と「トマト」をつかう料理を
考えて欲しいとの注文がありました。
「さんまのイタリアン風」は、初出(19年10月)から3年経つので、
改訂版をつくろうとおもい、さんまを2尾買いました。

1人あたりの食材費と食品成分などはつぎのとおりです。
さんまは1尾70円、トマト・パプリカなど食材全部で@150円です。
摂取熱量は470kcal.たんぱく質43g.脂質31g.食物繊維4.3g.
塩分0.7g.カルシウム(中骨つき)280mgでした。

1日に摂るカルシウムの量は、年令・性別・体重などにより細かく
決めてあります。アバウトで言えば5~6才の子供が700mg.
10才代が1000mg.20才代は900mg.65才以上は700mg、

面白いのは30~50才までが650mgで、幼児なみなことでした。

カルシウムが多いのは、植物性ではゴマ(10g中120mg)が№1.
あと豆腐製品のがんもどき・厚揚げ(100g中130mg)などが多く、
野菜はかぶ・みず菜・大根葉・小松菜(100g中240mg)などです。

魚介・海草は総じて多いですが、肉や玉子は少ないですね。

少量で多いのは煮干し・田作り・さくらえび(10g中200~250mg)。
意外に多いのがインスタントラーメン、100g中430mgありますが
塩分も6.4gと多く、1日の目安量7gに近くなるのでご注意を!
ホットケーキも意外な一つで100g中110mg、熱量は261kcalです。

わたしたち日本人はカルシウムの摂取量は、必要量に比べて
少ないと聞きます。魚にこだわらずカルシウムの多い食品に
目を向けてほしいと思います。
  
あるとき「いわし」をこのやり方でつくったらおいしかったので秋刀魚でもおいしいだろうとつくったのが
はじまりでした。数少ないわたしの「オリジナル」のひとつです。


材料・調味料
さんま 2尾    300g 頭と腸をとり2枚におろす
トマト 1こ    200g 2センチ角のザク切り
玉ねぎ 1/3こ    100g 1センチ大に切る
パプリカ・赤 1/4こ 30g   同
パプリカ・黄 1/4こ 30g   同
ピーマン 1こ 30g   同
なす 1/2こ 30g 1センチ角の薄切り
にんにく 1かけ     10g 2ミリの薄切りにする

オリーブオイル 大さじ 1 10g
クレイジーソルト 小さじ 1 1g
ローリエ 2枚
白ワイン 大さじ 3 60cc
ワインビネガー 大さじ 2 20cc
バジルペースト 大さじ 1 8g

作り方
さんまの皮に1センチ巾に浅く切れ目を入れ、半分に切り分ける。
腹骨はとらなくてもワインビネガーで骨はやわらかくなります。 
・・・小さな子どもには、腹骨がないほうが食べやすいかも・・・

フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、中火で炒める。
にんにくの上にさんまの皮を下にしてならべ、やや強めの火で焼く。
皮がこんがり焼けたら裏返して焼き、ワインビネガーを振りかける。
さんまの上に、玉ねぎ・トマト・パプリカ・ピーマン・ナスをおき、
白ワインを加えて、クレイジーソルトを振り入れる。
ローリエとバジルペーストを加えフライパンにふたをして火を強め、
野菜を蒸し焼きにする。
野菜に火が通ったら、ふたをとって強火にして水分をとばす。
塩味がものたりないようでも、野菜の味で十分においしい。
この料理は野菜の味が決め手・・・塩分は控えめにする。
食べるとき、好みで「タバスコ」を1~2滴落とします。








コメント
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