サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

黄金の秋

2006-11-10 | ダーチャごっこ
ウヌィ~ラヤ・パラ~!アチェイ・アチェロヴァ~二ア!
プーシキンの詩『秋』が口をついて出る季節となりました。
黄金の秋。イチョウが黄葉したとなったら、ギンナンの季節である。



近づいてみると、一面のギンナン畑。
すでにギンナン拾いの第一波は去ったあとなので、拾い放題。
しかも上からボッタボッタと新しい実が落ちてくる。
しゃがんだまま拾うと、視野に入るものすべてを回収してしまうので、
立ち上がってあたりを見回し、大粒を選んで拾う。
で、また立ち上がって見回し、またしゃがんで拾う。
名づけてギンナン・スクワット。これがなまじの運動より腿に効く。



こんなにとれました。しかも3袋目。
欲張りすぎに見えますが、下処理するとカサが減るので大丈夫。



準備万端。たまには実用的なことも書いておこう。
①まず、ギンナンを水にひたしておく。
一晩寝かせておいてもよいが、即でもOK。
②手袋(必須!)をはめて次々皮をむいていく。
③水道の蛇口の下で残った皮がとれるまで水洗い。
④天日干し。
それだけ。ノホーズ方式なので手間はかけません。



で、ただいま天日干し中。
コツは、水洗いと天日干しをしっかりすること。
皮が残ってると悪臭も残るし、乾ききってないと殻の色が濁るから。

カラッと殻が乾いたら、小分けにして会う人ごとに配りまくろう。
そう。ギンナンなんて一人でそんなに食べられるもんじゃない。
「あげる」ことが目的ではないが、どのみち放っておいたら
踏みつけられるだけの都会のギンナンなのだから、
一人の労力で皆に少々の秋の味覚のおすそ分け。
ロシアだとこれがキノコなんだろうけど、悲しい哉、
東京の公園キノコはほとんどが食べられないそうである。
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