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ロシアのコロナ死者30万超なのに楽観の不思議

2022-01-06 | ロシアのコロナ情報
ロシアでは昨年秋から新型コロナウイルス感染症が再拡大。
あれよあれよというまに感染者数は1000万人を超え、
死亡者数も30万人を超えてしまいました。
それを追うようにして、欧米でも過去最高の感染爆発が起きていますが、
先行したロシアは、少しずつ収まってきているもようです。


Moscow Times

一時は1日4万人を突破した感染者数も、昨日1月5日は15,772人。
フランス30万人、アメリカ100万人(!)に比べれば少ないほうですが、
気になるのは1日当たりの死者数が、今も800人を超えており、
欧米のように「感染は拡大しても死者は激減」とはなっていないこと。
累計で見れば、なんと致死率3%です。

死者が多い理由として考えられるのは、ワクチン拒否派が多いこと。
最新データで、2回接種完了した人は、約46%しかいないそうです。

ですが、そうであるならば、余計に新たな疑問が生じてきます。
感染力の高いオミクロン株が世界的流行を迎えている今、
なぜロシアだけ感染者が減ってきているのかしらん?

もしかしたらロシアのデータは、感染者数に対して死者が多いのではなく、
死者数に対して、感染者数が少なすぎるのではないでしょか。
つまり、感染者にカウントされていない人が相当数いるのでは?
ちょっとくらい体調が悪くても、寝て治しておしまい、とか。

実際、モスクワ在住の知人男性は、コロナで2日間熱が出たけど
4日目にはジムに行ったというからオドロキです。
人にうつさないようにするより、まず体鍛えるんだー。

感染再拡大が始まった昨年秋でさえ、すでにロシア国民に緊迫感はなく、
プーチンの「非労働日」令に大喜びして、仕事を休んで
自粛するどころか旅行しまくっていたとの報もあり。
現在も、オミクロンに一喜一憂するどころか、
「ロシアの科学者はオミクロンでコロナは弱まると言ってます」
と、余裕をかますロシアの皆さんなのでありました。
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