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ルーシのしらべ2

2010-09-14 | ロシアコラム
10月3日(日)開催の1日ロシアカフェ「スバボーダ」では
ヴァルシェブニキ・ドヴァラ(中庭の魔法使い)の
日本語曲『雫のしずくん~カピトシュカ』もご紹介する予定です!

え?どうしてロシアっ子が日本語で?とお思いでしょうが、
じつは3年前に彼らを訪ねたときに、数曲の日本語吹替え訳を
音楽監督ヴィタリーさんに手渡してきたのです。
「カピトシュカを日本語でレコーディングする」
という噂が舞い込んできたのはその翌年のこと。
でも、日本語を音にのせるのは大変だよー!
訳詞カードだけでできるのかい!?と思っていたところ、
案の定「日本語ムズカシイ。助け請う!」というヘルプメールが。

そこで我ら「勝手にロシア通信」スタッフは急遽集合。
簡易スタジオをこさえて、歌い方のお手本を録音することに。
しかしこれが思いのほか難しい! 
そもそもプロの歌い手じゃないし、キー高すぎだし、
外国人に理解させるためにはカツゼツよくないとまずいし~。
数時間かけて何テイクもとってようやくOKの出たものを
データ変換してもらってヴィタリーさんにメールで送信!

なおかつ現地ヴォロネジ在住で日本語のできるロシア人を
トーキョーから遠隔操作して探し出し、
レコーディング当日立ち会って発音指導してもらう手配を。
さらにその日本語指導者用にルビつきの日本語歌詞カード、
実際に歌うソリストのヴラッドくん用には
日本語をキリル文字で起こした特別歌詞カード、
音楽監督ヴィタリーさんには歌う際の注意事項メモを
それぞれ作成して添付送信!
すると「すべて拝受!」とヴィタリーさんの奥さんから速攻返信。

かくしてレコーディングされた『雫のしずくん~カピトシュカ』。
翌日には「これでよい?」と音声ファイルが送られてきたのですが
さすが音感のいいヴラッドくん、一発OKでした!!
(といっても、「朝、草の上」が「浅草の上」と聞こえる!?
といった空耳要素はありますが、ご愛嬌なのでよしとしました)

さて今回のカフェで上映するカピトシュカ日本語バージョンは、
中欧の歌の祭典「スラビャンスキー・バザール」にて披露されたもの。
影の協力者としては、感無量であります!
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