サムイズダート・ロシア

めざせロシア式菜園生活!ダーチャごっことロシア&北海道のお話あれこれ

自動翻訳機能

2008-12-21 | ロシアコラム
自動翻訳機能を使うためには、原語と訳される側の言語を
両方理解してないととんでもないことになる、
といったようなことを以前に書いたけれども、
先月末、来日したオランダ医療改革ミッションの記事を書くため
必要に迫られてオランダ語サイトをグーグルで翻訳してみたら
やっぱりとんでもないことであった。
最初から期待はしてないが、なんとなくでもわかればまだいい。
でも、これはいったい何の訳なんだ!?
と皆目見当のつかない爆笑につぐ爆笑の訳語の数々。
モニターの前で笑い転げてばかりで作業がちっとも先に進まーん!
いちいちあげつらっていたらキリがないが、例えば

「人のウナギはありません」

ってなんなんだー!? 
製薬会社のサイトなのに、何をどう訳せばこうなるのだ!
と、人のサイトなら笑ってすますこともできるが、
我らが「勝手にロシア通信」のサイトを、とあるロシアの方が
ご親切にもグーグルのロシア語翻訳画面にリンクして
紹介してくれちゃってるのを発見した時は冷や汗ものでした。
ただでさえオリジナルの「ダダっこツアー」の連載からしてが
不条理ストーリーなのに、稚拙な翻訳機能にかけることで
さらに不可解さが加わった気のふれた文章になっちゃってるのだ。

それに比べると、ロシアのフリープロバイダー、mail.ruの
メール翻訳機能はスグレものだ。
ことに英文からロシア語への翻訳の精度はかなり高く
複雑な格変化も一瞬にしてこなしてしまわれる。
といっても、そのままコピペして使っちゃうようなことはしないが
文章の確認、添削には有効だし、言い回しの参考にもなる。
しかもこの機能、日々進化してるのがエライのだ。
去年使い始めた時は、まだアラがあって、
なんでこんな訳になっちゃうの~?とか
なんでこんな簡単な言葉が訳せないの~?とか
しょっちゅう突っ込んでたのに最近はえらく優秀だ。
I'm とかI'dとか省略すると以前は読んでくれなかったのに
今ではちゃんと理解してるし。
翻訳ソフトそのものに学習機能があるんだろうか?
それともロシア人プログラマーが日々是修正してるのか?
どっちにしても、進化を見るのは気持ちいいものである。
これくらい自分のロシア語も進化させないと…と大いに反省。
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