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ロシアの違反者罰則規定

2020-04-05 | ロシアのコロナ情報

ロシアの新型コロナウイルス対策特設サイト
ストップコロナウイルス

本日現在の感染者数4731人、死者数43人
(特設サイトでは最新の数字が表示されます)

すでに日本でも一部で報道されていますが、
ロシアは新型コロナ感染拡大阻止のための措置に
違反した人に対して罰則規定を設けています。

最も厳しい罰則は、感染者が隔離措置に違反して、
感染拡大を招いた場合、罰金200万ルーブル、最長懲役5年。
2人以上を死亡させた場合は、最長懲役7年というもの。

イタリア、オーストラリア、アメリカなどでも、
ここまで厳しくはないものの、罰則規定が設けられています。
こうでもしないと政府の措置に従わない人が
どこの国にも一定数いる、ということなのでしょう。
無自覚な感染者を野放しにしたままの日本にいることが
日に日に怖くなってきます。
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ロシア4月30日まで労働禁止延長

2020-04-03 | ロシアのコロナ情報
ロシアの新型コロナウイルス感染者は
4月3日現在、4149人、死者34人。
モスクワだけで2923人の感染者が確認されています。

この感染拡大を受けて、4月2日、プーチン大統領は
「非労働期間」を4月30日まで延長する大統領令を発表しました。
ただし、政府機関や医療機関、必要不可欠なモノやサービスを扱う
企業や店などは、例外的に継続されるとのこと。

プーチン大統領の声明文全文、ロシア語はこちら
英語翻訳はこちらからお読みください。
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ロシアのコロナ感染者3500人超え

2020-04-02 | ロシアのコロナ情報
たった1日で新たに771人の感染が判明し、
ロシアの新型コロナ感染者数は3548人に。
うちモスクワ2475人、ペテルブルク147人、
死者は30人に増えています。


Moscow Times 2020年4月2日

一方、ロシア・ビヨンドが伝える専門家の意見によれば、
感染のピークは当初今週末とみられていましたが、
この予想は覆り、来週半ばから末にかけて、と修正。
それも、モスクワとその他の地域とでは、
状況が異なるだろうとのことです。

感染が拡大しているとはいえ、
ほかの国に比べてゆるやかな理由として、
ロシア・ビヨンドは以下のような見解を紹介しています。

・観光客が少なく、外国に行く人も少ないこと
・人口が分散していて人口密度が低いこと
・ロシア政府がいち早く措置をとったこと
 1月31日 ロシア・中国間の鉄道を一時中断
 2月28日 中国人の入国禁止
 3月27日 国際航空便のほぼ完全な制限
 3月30日 モスクワ全市民に自宅隔離を要請、など

仮にこれ以上、感染が拡大しても、ロシアの医療体制は
ほかの国より整っている、とする声も紹介されています。
ロシア国立研究大学高等経済学院の保健経済研究所の
ラリサ・ポポヴィチ所長によれば、
人工呼吸器もかなり十分な数があるとのこと。

しかし同時に、ポポヴィチ所長は、医療崩壊を招くのは
次のような人たちだと語っています。

「市民の中には、自分の個人的な自由が、
社会に対する責任よりも重要だと考えている人
がいるのです。
これはもっとも危険なカテゴリーの市民たちなのです」
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ロシア感染者数3000人に迫る

2020-04-01 | ロシアのコロナ情報
2000人突破は目前、と先日書いたばかりですが、
一気に超えてしまいました。



4月1日現在、モスコータイムスが伝える
ロシアの新型コロナウイルス感染者2777人。死者24人。

一方、モスクワ市の発表によると、
モスクワの感染者数は1880人、回復者115人、死者16人。

日本より感染スピードが遅かったわりに
早めの自己隔離政策を打ち出したロシアですが、
それでもこんなに感染が拡大しています。

当然ながら、4月から開催予定だった
ロシア文化フェスティバルも6月に延期となりました。
6月には収まっているとよいのですが…。
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ロックダウンのモスクワ市コロナ特設ページ

2020-03-31 | ロシアのコロナ情報


モスクワ市の新型コロナ特設ページによると、
3月31日のモスクワ市内のコロナ感染者1226人、
うち回復者28人、死者11人となっています。

特設ページではコロナ関連情報を集約するとともに
オンラインミュージアムやオンライン図書館を紹介しています。
「モスクワの文化生活は、オンライン方式で続いています」と
ロックダウンしても、文化芸術を忘れないのがロシアらしいですね。

●一方、3月30日付のモスコータイムスによれば、
ロシア全土の感染者数は1836人。
30日だけで、302人が新たに感染しており、
2000人突破は目前と思われます。
モスクワのケースでは、新規感染者の大半は
18歳から40歳の比較的若い層という
気になる指摘がなされています。
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モスクワのコロナ対策強化

2020-03-30 | ロシアのコロナ情報
3月29日の新型コロナ感染者数はロシア全体で1534人、
うちモスクワ1014人、ペテルブルク42人。
死者は9人に増えました。(30日13時加筆)

以下、在ロシア日本国大使館からの最新情報です。

【ポイント】
●モスクワのソビャーニン市長は,3月30日から,モスクワにおいて年齢にかかわらず全ての市民に対して自己隔離体制を導入すると表明しました。同様の措置はモスクワ州にも導入される予定です。
●外出は限られた場合のみとなり,また,他の人と1.5m以上の距離を保つよう求められます。



【本文】
1 3月29日,モスクワのソビャーニン市長は自身のブログにおいて,明日30日から,次のとおりモスクワにおける行動制限を一層強化すると表明しました。
https://www.sobyanin.ru/koronavirus-ogranichenie-peredvizheniya-i-sospodderzhka-grazhdan
https://www.mos.ru/upload/documents/docs/34-YM.pdf
明日(3月30日)から,自己隔離体制が,年齢にかかわらず全てのモスクワ市民に導入される。自宅から外出するのが許されるのは,以下の場合のみである。

・緊急の医療支援等を求める場合
・仕事に行かなければならない場合の通勤
・最寄りの営業している商店又は薬局に買い物に行く場合
・住居・滞在場所から100mを超えない範囲内でペットを散歩させる場合
・家庭用ごみを排出しなければならない場合

2 また,数日以内に,外出はモスクワ市が定める手順に従って発給される特別な通行許可証を有する場合だけになること,また,数週間以内には,自己隔離遵守及び制定される市民の移動規則の管理システムが展開されることもあわせて表明しました。

3 さらに,タクシーに乗車する場合を除き, 屋外,商店,交通機関及びその他の公共の場にいる場合,市民は他人から1.5m以上の距離を保つ義務があり,商店,薬局等を含むいかなる組織も人と人の間の距離を1.5m以上確保する義務があるとされています。

*以上は在ロシア日本国大使館の翻訳引用ですが、
モスクワ市長のブログにはつづきがあります。

それによると、モスクワの新型コロナ感染者のうち軽症者は、医師の監督のもとで自宅治療を受け、医師の処方によって抗ウイルス薬を無料で支給されるとのこと。この薬の詳細はわかりませんが、救急車や診療所スタッフ、ボランティアが届けてくれるもようです。

このほか、すでに支払った旅行チケットの有効期限延長、失職者に対する月額19,500ルーブルの地域補償金の支払いについて記したのちに、市長はこう締めくくっています。

「本日導入する措置は、絶対に必要なものです。
しかし、感染拡大を抑制するためのこの措置が
効果を発揮するか否かは、私たち一人ひとりの行動にかかっています。
自分と身近な人たちを大切に。どうか家から出ないでください」
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ロシアのコロナ感染者1264人に急増

2020-03-29 | ロシアのコロナ情報
ロシアもついに新型コロナ感染者が1000人を超えました。
モスコータイムスによれば、3月28日だけで228人の感染が判明。
これで感染者は1264人、死亡者は5人となりました。


Moscow Times 2020年3月28日

感染者分布地図を見ると、モスクワが断トツに多く、817人。
ついでモスクワ州85人、サンクトペテルブルク37人となっており、
ヨーロッパに近い人口密集エリアで感染者が増えています。

ロシアは、すでに国際便の停止、1週間の外出自粛を実施しており、
3月30日からは国境閉鎖も予定しているそう。
もちろん学校も閉鎖ですが、日本のように単に休校にして、
子どもたちを家庭に押しつけるのではなく、
いち早くオンラインによるEラーニングが行われているようです。

モスクワ在住のいちのへ友里さんのブログには
オンライン学習の内容や、現在のモスクワの生々しい様子、
ボリショイ劇場やモスクワ音楽院のオンライン公演などが
紹介されていますので、ぜひご一読を!

ところで、昨日と本日は、東京で外出自粛要請が出ていますが、
にもかかわらず、街に出ている人が少なくないことに唖然とするばかり。
分別のつかない、あるいは反抗的態度丸出しの若者ならまだしも
いい年をした大人が「店がすいていると思って洋服を買いに来た」
などと平然と取材に答えているのはどうしたことか。
危機意識が希薄というより、想像力が欠如しているとしか思えない。
外出自粛は「自分が感染しないため」だけではなく、
もしかしたら症状が出ていないだけで感染しているかもしれない自分が
「人に感染させないため」でもあるのであって、
人が動くこと自体が問題だということが、なぜわからないのだろう?
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ロシアのコロナ対策さらに強化:外出自粛&国際便停止

2020-03-27 | ロシアのコロナ情報
今週末、東京首都圏には外出自粛要請が出ていますが、
コロナ感染者数が800人を超えたロシアでは、
全土に自宅隔離要請が出ています。しかも1週間。

さらに思い切ったことには…
「ロシア政府は,3月27日0時00分以降,ロシア国民の本国帰還及びロシア政府の個別の決定に基づく便以外の全ての国際線フライト(定期便及びチャーター便)の停止を決定しました。」
とのこと。ロシアに一時帰国しているS先生から
「もうすぐ帰ります」とメールが届いたばかりなのに、
これでは当面、来日は難しいかも。

外出自粛要請の詳しい内容は以下のとおりですが、
かなり厳しく、事実上の「労働禁止」!

1.昨(3月)25日、プーチン大統領は3月28日から4月5日までの間を、感染拡大防止のため非労働期間にすると発表し、国民に自宅にとどまるよう強く要請しました。

2.本26日、モスクワのソビャーニン市長は同期間中、市内の公園等の公共施設、飲食店,ショピングセンター等を休業にすると次のサイトで発表のうえ、感染拡大防止のため、市民に対し不要不急の外出を控えるよう強く要請しています。
https://www.sobyanin.ru/koronavirus-zakrytie-restoranov-i-parkov
https://www.mos.ru/upload/documents/docs/31-YM.pdf
・レストラン,カフェ,バー,食堂及びその他の外食は,持ち帰り及びデリバリーを除き営業停止
・薬局,食料品,生活必需品を除く小売業の営業停止
・公園への立ち入り中止(ВДНХ, ЦПКиО им. Горького, музеев-заповедников Царицыно и Коломенское, парка Зарядье, ПКиО Сокольники, музея-усадьбы Кусково)
・対面式の業務(床屋等)の営業停止(医療,交通機関,銀行,ライフライン,通信,デリバリー・配達業等を除く)
・宗教施設への訪問の自粛要請

3.特に閉鎖空間である地下鉄では警戒が強化される見通しで、発熱などの自覚症状が無くても、感染の疑いがあるとその場で判断されれば、感染症病院に隔離されるおそれがありますので、トラブルを避けるとの観点から、同期間中はモスクワ地下鉄の利用を控えるようお勧めします。

4.上記期間中にモスクワの空港を利用される方は,公共輸送機関を利用する場合も含めて,十分な余裕をもって空港に向かってください。

5.モスクワ以外の都市でも何かしらの感染拡大防止策がとられる見込みですので,ご留意ください。

(以上は在ロシア日本国大使館領事館からの配信。)
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ロシアのコロナ対策「自己隔離」

2020-03-20 | ロシアのコロナ情報
在ウラジオストク総領事館からのコロナ関連続報

以下、抜粋です。

最近,ロシア国内での新型コロナウイルの感染数が増加したため,外国帰りの方と接触のあった方も自己隔離を求められる例が多いことから,ロスパトレブナゾール(連邦消費者権利保護・福利分野監督庁)のホームページでは自己隔離の内容を紹介しています。現時点でロシアは一般の外国人の入国を認めておりませんが,ご参考までに紹介しておきます。

ロスパトレブナゾールの該当サイト(ロシア語) 
https://www.rospotrebnadzor.ru/about/info/news/news_details.php?ELEMENT_ID=14048

この概要は次の通りです。詳細は上記サイトをご覧ください。
・期間中は家を出ないこと(食料の買い物やゴミを捨てることも含みます)
・可能であれば,同居家族とは別の部屋に留まること
・同居家族とは別の生活用品,シーツ,タオルを使うこと
・必要な物資はネットショッピングか,ボランティアの支援を得て購入すること
・家族や他の人々と接触しないこと
・マスクを利用すること
・期間は14日間(新型コロナウイルスの潜伏期間)
・自己隔離中は石けんやアルコール消毒液を使って手洗いを励行すること
・定期的に部屋を換気すること
・ゴミは二重のごみ袋に詰め、しっかりと閉じてアパートの外に置き,処分は家族や友人,ボランティアに頼むこと
・友人や家族との連絡はインターネットなどを使い,家から出ないこと
・発熱などの症状に気づいたばあいには電話し(モスクワの場合は103),医師に報告すること

以上のようにかなり厳しい内容になっています。
買い物やゴミ出しをしてくれるボランティアの支援がある、というのが心強いですね。このあたりの速やかな対応は、さすが有事に手慣れてます。

反対に、ロシアに14日以上滞在していた人が日本に帰国する場合、「健康状態に問題がない限り、到着空港の検疫所で14日間の隔離を求められることはありません(3月19日現在)」とのこと。日本の対応は、果たして大丈夫なんでしょうか??
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コロナでロシア入国禁止

2020-03-17 | ロシアのコロナ情報
新型コロナウイルス対策で、ロシアもついに入国制限!
明日3月18日から5月1日まで、すべての国籍の外国人が対象。

以下、在ウラジオストク日本国総領事館からのお知らせの一部です。

●ロシア首相府は3月18日0時(現地時間)から5月1日0時まで、外国人(全ての国籍が対象。一部例外除く)の入国を一時的に制限する措置を発表しました。  
●ロシア入国を伴わない航空便トランジットの乗客は本件措置の対象外です。
●3月18日からロシア大使館及び領事館におけるロシア査証の受理、作成及び発給も一時的に停止されます。電子査証についても18日から申請が一時的に停止されます。
●連邦レベルだけでなく,地方レベルでの対処も急に発表されることがありますので、ご留意ください。

…ということで、電子ビザの申請も一時停止に。
ウラジオ旅行を予定していたのに、どうなることか心配です。
さらにモスクワでは、こんな規制も…。

●.モスクワ市は16日、地上を走る公共交通(バス、トロリーバス、路面電車、電気バス)において、車内での運転手からのチケット販売を一時的に停止する措置や、4月10日まで文化、運動、スポーツ、展示、娯楽、啓蒙活動の分野において、市民の参加するあらゆる余暇活動について、屋外での全てのイベント、屋内では同時に50名以上の参加者で実施することを禁止する措置を発表するなど、連邦レベルに限らず、地方レベルにおける対処についても急に発表されることがありますので、ご留意ください。

ロシア国内の感染者数は、3月17日現在63人(死亡者ゼロ)と
相変わらず少ないのですが、周辺ヨーロッパ諸国での感染拡大が
本国に及ぶのも時間の問題、と読んだのでしょう。
広大な国土をもつロシアだけに、当然の措置ともいえますが、
5月1日まで、という長い制限期間設定が気になります。

追記:そういえば5月9日は戦勝記念日。
ロシアがナチスドイツに勝利した日を記念して
赤の広場で軍事パレードが開かれる特別な日です。
それまでにはコロナを封じ込めたいということでしょうか??
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